垂簾聴政
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垂簾聴政(すいれんちょうせい、垂簾聽政、満洲語: ᠮᡝᠩᠰᡝᡴᡠ
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ᡩᠠᠮᠪᡳ 転写:mengseku tuhebufi dasan de dambi、ᡥᡳᡩᠠ
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ᡳᠴᡳᡥᡳᠶᠠᠮᠪᡳ 転写:hida tuhebufi dasan i baita be icihiyambi[1])は、皇帝が幼い場合、皇后・皇太后のような女性が代わって摂政政治を行うこと。
概要
[編集]中国で、女性である皇太后は、男性である朝臣と直接対面するのを避けるため、皇帝の玉座の後ろに御簾を垂らし、その中に座って政務を行ったことより、このように呼ばれた。
「皇后・皇太后」といっても、幼帝である場合は皇后が聴政することは当然出来ないため、皇后の例は非常に少なく、また皇太后といっても日本の制度では太皇太后となる例や、先帝在位中は皇后でなかったが幼帝の生母であるため皇太后となった例もある。
朝鮮半島においては、李氏朝鮮の時代に幼帝の母親である王大妃や祖母の大王大妃が職務を代行した。
有名な例としては、前漢の呂后、唐の武則天(最後は自ら皇帝となった)、清の西太后、李氏朝鮮の慈聖大妃や貞純王后などが挙げられる。また、1980年代には、総書記や党主席の経験のない鄧小平が総書記や首相を背後から操って最高実力者として君臨していたことを揶揄して「垂簾聴政」と呼ばれたことがあった。
漢
[編集]北魏
[編集]宋
[編集]清
[編集]李氏朝鮮
[編集]脚注
[編集]- ^ 『満漢大辞典』