中華人民共和国の最高指導者一覧

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中華人民共和国の旗 中華人民共和国
最高指導者
中华人民共和国最高领导人
Paramount Leader of People's Republic of China
中華人民共和国の国章
Xi Jinping 2019.jpg
現職者
習近平(第5代)

就任日 2012年11月15日
地位最高指導者
最高指揮官
種類中国共産党中央委員会総書記
中華人民共和国主席
中国共産党中央軍事委員会主席
中華人民共和国中央軍事委員会主席
所属機関中国共産党中央委員会
中国共産党中央政治局
中国共産党中央政治局常務委員会
中国共産党中央軍事委員会
中華人民共和国中央軍事委員会
担当機関中国共産党中央弁公庁
中華人民共和国主席弁公室
中国共産党中央国家安全委員会
中央軍事委員会連合参謀部
官邸中華人民共和国の旗 中華人民共和国 中南海北京
紫光閣
指名中国共産党中央委員会
全国人民代表大会
任期終身(5年・任期制限無し)
根拠法令
初代就任毛沢東
創設1949年10月1日

中華人民共和国の最高指導者一覧(ちゅうかじんみんきょうわこくのさいこうしどうしゃいちらん、簡体字中国語:中华人民共和国最高领导人、英語:Paramount Leader of People's Republic of China)は、中華人民共和国の政策決定について最終決定権を行使した最高指導者と呼ばれる人物の一覧である。

概説[編集]

中華人民共和国の政治構造は、憲法に明記されているように、中国共産党が国家を領導する[1]。従って、中国共産党の最高指導者(党首)が国家の最高指導者(最高領導人)となる。

中国共産党の最高指導者は、党則上中国共産党中央委員会総書記1982年以前は中央委員会主席)であるが、1980年代鄧小平のように、党の最高職に立たずに最高指導者となったケースもある。これは、党の最高職である主席・総書記と、中国共産党の党軍であり、事実上の国軍でもある中国人民解放軍を統帥する中国共産党中央軍事委員会主席を務める人物が分かれていたからである。鄧小平は権力の源泉となる軍の統帥権者である党中央軍事委員会主席の地位を確保し、自身の腹心の配下である胡耀邦趙紫陽らを党総書記に据えることで主導権を掌握した。鄧小平は、1987年10月の第13回党大会で党中央委員中央政治局常務委員を退いたものの党中央軍事委員会主席の地位は確保し、さらに第13期党中央委員会第1回全体会議(第13期1中全会)で、党中央政治局の重要決定に関する最終決定権を承認された。その後、1989年第二次天安門事件を受けて開催された第13期5中全会で鄧小平は党総書記の江沢民に党中央軍事委員会主席を譲って「完全引退」を宣言し、無位無官の身となったが、以後も江沢民の後見役として1992年に「南巡講話」を発表し、改革開放路線を推し進めるよう党指導部に迫るなど、最高実力者として振舞った。

同年10月の第14回党大会において江沢民体制が確立したことにより、鄧小平から江沢民へ最高指導者としての地位が移行した。江沢民は党総書記・中央軍事委員会主席とともに、1993年国家元首である中華人民共和国主席国家主席)に就任、党・国家・軍の三権を掌握した。これは毛沢東が国家主席に在職(1954年 - 1959年)していたとき以来のことである。中国共産党の最高指導者が党・国家・軍の最高職を独占する権力集中体制は、次代の胡錦濤、次々代の習近平体制にも継承された。

実権を握る歴代の最高実力者[編集]

※太字の人物は「党中央の核心」と位置付けられた人物。

代次 姓名 肖像 統治期間 指導思想 党首 国家元首 国家副元首 首相 軍の統帥者
党主席 中央人民政府主席 中央人民政府副主席 政務院総理 党中央軍事委員会主席
1 毛沢東 Mao Zedong portrait.jpg 1949年10月1日
- 1976年9月9日
毛沢東思想 毛沢東 毛沢東 朱徳

劉少奇

宋慶齢

李済深

張瀾

高崗

周恩来 毛沢東
国家主席 国家副主席 国務院総理
毛沢東 朱徳 周恩来
劉少奇 宋慶齢

董必武

空席
華国鋒(代行)
華国鋒
華国鋒 Hua Guofeng-1.jpg 1976年10月7日
- 1978年12月22日
華国鋒 華国鋒
2 鄧小平 Deng Xiaoping and Jimmy Carter at the arrival ceremony for the Vice Premier of China. - NARA - 183157-restored(cropped).jpg 1978年12月22日
- 1989年11月9日
鄧小平理論 趙紫陽
胡耀邦 鄧小平
党総書記
胡耀邦
国家主席 国家副主席
李先念 ウランフ
趙紫陽
李鵬

(代行)

楊尚昆 王震 李鵬
江沢民
3 江沢民 Jiang Zemin St. Petersburg2002.jpg 1989年11月9日
- 2002年11月15日
3つの代表 江沢民
江沢民 栄毅仁
胡錦濤 朱鎔基
4 胡錦濤 Hu Jintao with BRICS Leaders 2012.jpg 2002年11月15日
- 2012年11月15日
科学的発展観 胡錦濤 胡錦濤 曽慶紅 温家宝
習近平 胡錦濤
5 習近平 Xi Jinping 2019.jpg 2012年11月15日 - 習近平思想 習近平 習近平 李源潮 李克強 習近平
王岐山

現在の党・国家最高指導者[編集]

現在
代次 人目 党総書記/最高指導者 生年月日 年齢 政權 内閣 最高指導部 在任期間 日数 所属政党
5 6 Xi Jinping 2019.jpg 習近平 1953年6月15日 67歳 習政權 李克強内閣 習近平
李克強 張徳江
兪正声 劉雲山
王岐山 張高麗
2012年11月15日 -

2017年10月25日

4年 + 344日 中国共産党
習近平
李克強 栗戦書
汪洋 王滬寧
趙楽際韓正
2017年10月25日 -

(現職)

3年 + 194日
全体中央政治局常務委員を含めた政権の通算在任日数 8年 + 173日

存命中の党総書記経験者[編集]

1997年2月19日鄧小平元軍事委員会主席が逝去したことで、存命中の党総書記経験者は全員改革開放以降に就任した人物のみとなった。

氏名 在任期間 生年月日 現所属政党 現在の政治活動
江沢民 1989年–2002年 (1926-08-17) 1926年8月17日(94歳) 中国共産党 なし
胡錦濤 2002年–2012年 (1942-12-11) 1942年12月11日(78歳) 中国共産党 なし
中華人民共和国

中華人民共和国の政治


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政治ポータル

参考文献[編集]

  • 曽憲義・小口彦太編『中国の政治 開かれた社会主義への道程』(早稲田大学出版部、2002年)
  • 毛里和子『新版 現代中国政治』(名古屋大学出版会、2004年)
  • 高橋和之編『新版 世界憲法集』(岩波書店〈岩波文庫〉、2007年)

脚注[編集]

  1. ^ 上下関係を前提とする指導である。

関連項目[編集]