北海道日本ハムファイターズ主催試合の地方球場一覧
北海道日本ハムファイターズ主催試合の地方球場一覧(ほっかいどうにっぽんハムファイターズしゅさいじあいのちほうきゅうじょういちらん)では、北海道日本ハムファイターズおよびその前身の東急フライヤーズ、東映フライヤーズ、日拓ホームフライヤーズ、日本ハムファイターズが行った公式戦のホームゲームとなる試合の会場を列記する(使用した年は全部スタブ。フランチャイズ制度ができた1952年より)。
一軍[編集]
北海道(保護地域)[編集]
- 札幌ドーム(2004年 - 2022年)※2001年 - 2003年は地方開催として使用、2023年以降はオープン戦のみ使用
- エスコンフィールドHOKKAIDO(2023年 - 現在)
歴代本拠地[編集]
東京都 [編集]
- 後楽園球場(1952年 - 1953年途中、1964年 - 1987年)※1962年 - 1963年も学生野球シーズンを中心に数試合を開催した。特に1963年は東映が後楽園、国鉄スワローズが神宮という翌年からの体制を前倒しした日程も組まれていた[1]。また、1973年 - 1977年の「ジプシー・ロッテ」時代は、ロッテオリオンズ主催の日拓ホーム→日本ハム戦が後楽園球場と神宮球場で行われた年度もあった。
- 駒澤野球場(1953年途中 - 1961年)
- 明治神宮野球場(1962年 - 1963年)※1964年 - 1980年も準本拠地として使用
- 東京ドーム(1988年 - 2003年)※2004年以降も準本拠地として使用(同年以降は別途他球団主催での開催もあり)
北海道[編集]
- 北見市営球場(1952年)
- 上砂川球場(1953年)
- 釧路市営球場(1953年)
- 北見東陵公園野球場(1953年)
- 室蘭富士鉄球場(1953年)
- 札幌市円山球場(1965年、1975年 - 2000年、2005年、2007年、2009年)
- 旭川スタルヒン球場(1984年 - 1986年、1995年、2000年、2004年、2006年 - 2019年、2021年 - 2022年)
- 帯広の森野球場(1991年、2005年、2007年 - 2008年、2010年 - 2019年、2021年 - 2022年<2009年は中止>)
- 釧路市民球場(ウインドヒルひがし北海道スタジアム)(1992年、2005年、2007年 - 2008年、2017年 - 2019年、2021年 - 2022年<2009年は中止>)
- 千代台公園野球場(函館オーシャンスタジアム)(1996年、2004年、2006年 - 2014年、2016年、2017年<2015年、2018年は中止>)
- 2021年現在はいずれも平日に開催(旭川はナイター、それ以外はデーゲーム)
- 以前は旭川で平日デーゲームを開催していたことがある[2]。
- 2021年現在はいずれも平日に開催(旭川はナイター、それ以外はデーゲーム)
東北[編集]
青森県 [編集]
- 青森市営野球場(1968年、1970年、1972年、1974年、1977年、1979年、1982年、1984年)
- 八戸長根球場(1972年)
- 弘前市運動公園野球場(1979年、1982年、1984年)
岩手県[編集]
- 岩手県営野球場(1983年 - 1992年)
宮城県[編集]
秋田県[編集]
- 秋田市営八橋球場(現:さきがけ八橋球場)(1962年、1964年、1968年)
山形県[編集]
福島県[編集]
- 平市営球場(1962年)
- 会津若松市営球場(1962年)
- 郡山総合運動場開成山野球場(現:ヨーク開成山スタジアム)(1972年、1987年)
- 福島県営あづま球場(1988年 - 1992年、1994年 - 1997年、2000年 - 2001年、2003年<1998年、1999年は中止>)
- いわきグリーンスタジアム(1997年 - 2002年)
関東[編集]
茨城県[編集]
栃木県[編集]
群馬県[編集]
- 桐生新川球場(1952年、1953年)
- 高崎市城南野球場(1953年)
- 群馬県立敷島公園野球場(現:上毛新聞敷島球場)(1987年 - 1993年、1995年<1989年は中止>)
千葉県[編集]
- 木更津市営球場(1952年)
東京都[編集]
- 東京スタジアム(1962年 - 1963年)
神奈川県[編集]
山梨県[編集]
- 山梨県営甲府飯田球場(1952年)
中部[編集]
長野県[編集]
静岡県[編集]
- 沼津市営球場(1952年)
- 伊東スタジアム(1952年)
- 静岡県営草薙球場(1952年 - 1953年、1974年 - 1977年、1990年 - 1991年、2016年 - 2018年、2021年 - 2022年<1992年は中止>)
- 浜松球場(1975年、1990年、1992年<1991年は中止>)
富山県[編集]
- 富山市民球場アルペンスタジアム(1992年、2017年)
福井県[編集]
- 福井県営球場(1992年)
愛知県[編集]
- 豊橋市営球場(1952年)
近畿[編集]
京都府[編集]
- 京都市西京極総合運動公園野球場(西京極球場)(現:わかさスタジアム京都)(1968年)
- 大阪球場(1973年)
中国・四国[編集]
岡山県[編集]
- 岡山県倉敷スポーツ公園野球場(倉敷マスカットスタジアム)(1995年 - 1999年)
山口県[編集]
- 徳山市野球場(1986年、1989年)
徳島県[編集]
香川県[編集]
- 香川県営野球場(オリーブスタジアム)(現:レクザムスタジアム)(1993年 - 2002年)
愛媛県[編集]
- 松山中央公園野球場(坊っちゃんスタジアム)(2000年 - 2002年)
九州・沖縄[編集]
福岡県[編集]
- 平和台野球場(1979年 - 1988年)
長崎県[編集]
- 長崎県営野球場(長崎ビッグNスタジアム)(1998年)
熊本県[編集]
- 藤崎台県営野球場(現:リブワーク藤崎台球場)(1974年)
鹿児島県[編集]
- 鹿児島県立鴨池野球場(現:平和リース球場)(1980年)
沖縄県[編集]
- 那覇市営奥武山野球場(現:沖縄セルラースタジアム那覇)(2018年、2021年)
備考[編集]
駒澤野球場(駒沢)は1953年9月完成であり、同年8月までは後楽園球場(後楽園)を使用していた。
明治神宮野球場(神宮)は駒沢が1964年の東京オリンピックに備えた競技施設の整備[3]の関係で閉鎖されたことに伴い使用することになったが、本来は学生野球[4]優先であることから学生野球が行われていない日を選んで開催したため、年間開催試合数に制限(32試合前後)[5]があった。1962年の日本シリーズも第3戦と第4戦は神宮で開催されたが、第5戦は学生野球開催のため後楽園球場を使用した。その後国鉄スワローズが神宮を本拠地として使用することになったため1964年から後楽園を正式な本拠としたが、その後も1980年までは同球団の許可を得て試合数を減らしながら神宮で主催試合を行っていた。また、1972年限りでロッテの本拠地だった東京スタジアムが閉鎖された影響から、1973年から1977年まではロッテ主催の日拓ホーム→日本ハム戦が後楽園や神宮で行われたことがある。
2003年まで本拠地としていた東京ドームでの開催は首都圏のファンに配慮したものでもあるが、2004年以降は東京都を保護地域としている読売ジャイアンツ(巨人)とヤクルトの許可が得られれば東京都内での他球団主管試合の開催が可能となったため、日本ハム以外のパ・リーグ球団が主催する試合も行われるようになり、その対戦相手は日本ハムが指定されることが多い。そのため日本ハム主催の7-9試合に加え他球団主催(セ・パ交流戦の巨人主催も含む)の試合を入れると、年間10-12試合が東京ドームで行われている。
本拠地を北海道に移転した後の北海道以外での公式戦開催は東京ドームに限定していたが、2016年4月1日の対福岡ソフトバンクホークス戦については急遽日程を変更し、当初予定の東京ドームから静岡での開催に振り替えることを2015年11月16日に発表した。これは当日に東京ドームでμ'sがコンサート「ラブライブ! μ's Final LoveLive!〜μ'sic Forever 〜」[6]を開催することや静岡県と静岡市から公式戦開催の要請を受け検討した、としている。北海道各地の球場と東京ドーム以外で主催試合を行うのは北海道移転後は初めてであり、また同球場での公式戦開催は25年ぶりであった。2017年も静岡での1試合に加えて、富山市民球場アルペンスタジアムでも25年ぶりに公式戦1試合を開催した。
一軍のキャンプ地・名護市営球場がある沖縄県では公式戦開催の実績はなかったが、2018年に初めて那覇市営奥武山野球場(沖縄セルラースタジアム那覇)にて2試合を開催した。なお、名護市営球場では毎年1 - 2試合程度のオープン戦や練習試合の主催試合が開催されている。
2020年には本拠地の札幌ドームが東京オリンピック・サッカー競技の会場として設営期間を含めて6月16日 - 8月16日の2ヶ月間使用できなくなるため、主催の地方試合をこの期間内に集中させ、釧路・帯広(以上各1試合)・静岡・那覇・旭川・東京ドーム(以上各2試合)での開催を行う予定であった。また東京ドームにおいても、本来の本拠地である神宮球場、横浜スタジアムが東京五輪の会場(神宮=国立競技場の資材置き場と、来賓待機所、横浜=野球・ソフトボール会場)として使用される都合上、東京ヤクルトスワローズと横浜DeNAベイスターズが各々主催する一部試合を東京ドームで開催する都合があるため、同年度のシーズンの東京ドームでの開催は五輪期間中の2試合を含む4試合にとどまる予定だったが、後に新型コロナウイルス感染拡大の影響でオリンピックの開催が1年近く延期となり、更にプロ野球公式戦を開催する際に観戦者の検温チェックや入場制限などの対策が必要となり、その為の準備期間が不足するため、主催60試合すべてを札幌ドームで行うことになり、東京ドームを含む地方球場での主催開催は見送ることにした。
2021年度も、札幌ドームが延期された東京五輪サッカー会場として使用するための設営期間として、6月15日 - 8月19日の2ヶ月間使用できなくなるため、主催の地方試合をこの期間内に集中させ、釧路・帯広(以上各1試合)・静岡・旭川・那覇(以上各2試合)での開催を行う。また前年と同じ理由でヤクルト・DeNAが本来の本拠地の神宮・横浜スタジアムの両球場が使用できない期間があり、この期間中に東京ドームでそれぞれ主催する試合が行われる都合上、同年度のシーズンの東京ドームでの開催は4・5月の5試合に留まった。
本拠地をエスコンフィールドHOKKAIDOに移転した2023年度は、東京ドーム、北海道内も含めて地方開催は一切行わず、公式戦は全て同球場で開催した。2024年も同様に地方開催は見送った。なお、2023年、2024年とオープン戦でのみ札幌ドームで2試合を開催したほか、それまで一軍の公式戦を行ってきた帯広、旭川などの道内の球場においては二軍の公式戦を開催している。
脚注[編集]
- ^ 産経新聞(岡山版)、朝日新聞(東京版夕刊)、1963年9月3日(火曜日)、各テレビ欄。同日、国鉄は神宮で対中日ドラゴンズ戦のナイターを開催し、NETテレビ系列(関西地区は毎日放送)で中継していた。一方後楽園球場では東映フライヤーズ対近鉄バファローズ戦が開催され、日本テレビ系列の予備カード(本番カードは西鉄ライオンズ対南海ホークス戦)として編成され、国鉄とともに後楽園を本拠地していた読売ジャイアンツは大洋ホエールズとのビジターゲーム(川崎球場。フジテレビ系列が中継)を行っていた。
- ^ “2019年9月16日(月)北海道日本ハム vs 福岡ソフトバンク 試合トップ|北海道日本ハムファイターズ”. 北海道日本ハムファイターズ オフィシャルサイト. 2021年6月5日閲覧。
- ^ 現在の駒沢オリンピック公園。野球場付近は陸上競技場として整備され、現在(2013年)駒沢にある野球場(駒沢オリンピック公園総合運動場硬式野球場)は別の箇所に新設された。
- ^ 優先順位は東京六大学野球連盟、東都大学野球連盟の順。
- ^ 本来は専用球場で主催試合全日程の過半数(2013年現在は36試合以上)開催しなければならない。
- ^ μ'sありがとうプロジェクト Road to μ'sic Forever特設サイト
二軍[編集]
歴代本拠地[編集]
- 日本ハム球団多摩川グランド(川崎市多摩川丸子橋硬式野球場)(1961年 - 1991年)
- 神奈川県立相模原球場(サーティーフォー相模原球場)(1992年 - 1996年)
- ファイターズ鎌ケ谷スタジアム(1997年 - 現在)
北海道[編集]
- 札幌ドーム(2007年 - 2010年)
- エスコンフィールドHOKKAIDO(2023年)
- 岩見沢市野球場(2004年、2018年)
- 釧路市民球場(2006年、2014年 - 2015年、2023年)
- 帯広の森野球場(2006年、2023年)
- 網走市営球場(2007年)
- 夕張市平和運動公園野球場(2007年、2012年、2018年)
- 滝川市営球場(2008年、2013年)
- 黒松内町営野球場(2008年、2013年)
- 北海道立野幌総合運動公園硬式野球場(2009年)
- 稚内市大沼球場(2009年、2015年)
- 千歳市民球場(2009年)
- 苫小牧市営緑ヶ丘野球場(とましんスタジアム)(2010年、2016年、2019年)
- えんがる球場(2010年、2014年)
- 江差町民野球場(2011年)
- 室蘭新日鉄球場(2011年、2014年)
- 芦別市民球場(2011年)
- 北見市営球場(2011年)
- 新十津川町ふるさと公園ピンネスタジアム(2012年、2017年)
- オホーツク紋別球場(2012年、2017年)
- 幕別運動公園野球場(2012年)
- 士別市ふどう球場(2013年、2017年)
- 札幌市円山球場(2013年、2015年)
- 函館オーシャンスタジアム(2014年)
- 別海町営球場(2015年)
- 富良野市民球場(2016年)
- 花咲スポーツ公園硬式野球場(旭川スタルヒン球場)(2023年)
東北[編集]
- 横手市赤坂総合公園野球場(グリーンスタジアムよこて)
- 大仙市営太田球場
- 大仙市営大曲球場
首都圏[編集]
- 袖ヶ浦市民球場
- 横須賀スタジアム
- 牛久運動公園野球場(2017年)
- 土浦市営球場(2017年)
- 山梨県小瀬スポーツ公園野球場(2022年)
その他[編集]
- 米子市民球場(どらドラパーク米子市民球場)
- 敦賀市総合運動公園野球場