全日本大学駅伝関東地区予選会

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全日本大学駅伝関東地区予選会(ぜんにほんだいがくえきでんかんとうちくよせんかい)は、全日本大学駅伝対校選手権大会の関東地区の出場校を決める選考会で、毎年6月中旬から下旬に行われる。正式には秩父宮賜杯全日本大学駅伝対校選手権大会関東学生陸上競技連盟推薦校選考会という。

概要[編集]

  • 箱根駅伝予選会と異なり、出場校数は20校という制限がある。そのため、まず予選会に出場する為のエントリーの段階で20校に絞られる。まず、6月上旬の締切日に前年のシード校を除く各大学が、出場予定選手8名の10000mの有効期間(概ね前年1月から当年の締切日まで)内の記録を関東学連に提出する。関東学連がこれをもとに各校の記録を集計し、上位20校に予選会への出場資格が与えられる。
  • これとは別に当日変更が可能な補欠選手2名も添えたエントリーリストも届け出る。
  • 本番では8名が2名ずつ4組に分かれて10000mを走り、その8名の合計タイムが上位の学校に11月の本戦への出場権が与えられる。各組にどの選手を配するかは各校に委ねられているが、関東学連側は「原則として記録最下位2名を1組から、記録最上位2名を4組となるような組分けを要望したい」としている。[1]
  • なお、当日に補欠2名をエントリーした8名のいずれかと入れ替えることができる。この補欠選手は箱根駅伝における補欠と同等の意味を持ち、上位突破への切り札として重要な役割を果たす。なお、補欠選手や交代になった選手は4組終了後に、オープンレースとして5組が行われ、この間に各大学の合計タイムが計算され、終了後暫くして結果が発表され、掲示される。[2]なお、8人の選手のうち1人でも完走できなかった場合その大学は失格となり、他の選手の成績にかかわらず本戦に出場できなくなる。
  • 大会で定められている関東地区の出場枠の基本定数は7枠(シードは別枠)であるが、本戦で関東地区の大学が最下位になった場合にはここから1枠減る。また全日本大学駅伝でシード権外(7位以下)の大学が1月の箱根駅伝で3位以内に入った場合には関東学連推薦としてこの予選会を免除されるため、予選会からの出場枠はその分少なくなる。近年はシード校は関東地区の大学の独占状態にあるが、それでも最高で13校しか本戦に出られないため、箱根駅伝よりも狭き門である。
  • 戦力の均衡が進み、合計タイムの秒差で明暗が分かれ、最後まで目が離せない展開が近年は続いている。

会場[編集]

1998年以降) 下記のように幾度か会場を変遷しているが、2000年以降は東京都内、2004年以降は比較的都心に近い陸上競技場が使われるようになってきている。

脚注[編集]

  1. ^ 2009年度選考会要項
  2. ^ 近年は各組終了後毎に前の組までの合計成績が発表されるようになっている。その度に各大学の中間成績が秒差で入れ替わり、非常にスリリングな展開になっている。
  3. ^ 選手以外の部員やファンは本部のある正面席付近やスタート、フィニッシュゾーンに近い第1コーナー付近を除いて、トラックコースぎりぎりまで出て声援を送ることができる。