人感センサ

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人感センサ(じんかんセンサ)とは、人間の所在を検知するためのセンサである。

赤外線超音波可視光などが用いられる。業務用の場合、赤外線と超音波を組み合わせることもある。一般家庭用の場合は赤外線のみであることが多い。

水栓[編集]

自動水栓は、差し出された手を赤外線で検知することで、水栓の開閉制御を行う。

照明[編集]

センサにより人間の所在を検知し、照明を点灯する。防犯を目的として屋外灯に使用されることもある。

個室トイレ内[編集]

サニタイザーへの使用例。排水や薬剤の自動滴化だけでなく、検知した使用時間に応じて排水量をコントロールして節水にも役立てている製品も開発された(写真:日本カルミック社製サニタイザー)。

個室トイレに設けられ、人間の所在を検知する。一定時間以上、同一人物が入室したままの場合に通報する機能をつけることもある。

トイレでは、一定時間以上入ったままの場合、中で倒れている可能性もある。そのため、それをセンサで検知し、通報する。一部の病院などで用いられることがある。トイレ内は人間感情的に監視カメラをつけにくいため、センサが用いられる。

また、デパートなどでも開店時間中にトイレ内に隠れ、閉店後活動する窃盗犯がいるため、防犯上取り付けているところもある。

公共の施設、主にデパート、駅、ホテル、劇場等、衛生面や快適性を重視する施設の水洗式トイレでは、水洗便器の洗浄水に尿石防止の薬剤を添加する装置であるサニタイザーに人感センサを内蔵する事により便器使用毎に自動で排水だけでなく薬剤も自動滴下させている。

また、最近では人感センサによって使用時間も検知して排水量を自動コントロールする事により節水にも役立てている製品も開発された。

便器洗浄弁[編集]

赤外線人感センサによる自動洗浄、自動洗浄、使用者数・起動回数カウント、設備保護、機器作動状況、通報機能を搭載した最新のフラッシュバルブ

便器の洗浄装置であるフラッシュバルブに組み込まれ、便器使用者を赤外線で検知し、使用者が退いた後に自動で洗浄する。検知時間により水量の流し分け(大洗浄、小洗浄)や、長時間にわたり通水が無い場合に蒸発により内部の水が減少し排水トラップ内の封水の乾きから破封を防止するために最後の検知(洗浄)から24時間後に自動的に洗浄をする。

最新の電装式フラッシュバルブには、便器洗浄機能以外に、一定時間以上同一人物が入室したままの場合に通報する機能を有するものもある。人が倒れている恐れのほか、盗撮等の防犯の目的もある。また、フラッシュバルブが悪戯をされた時や故障時等、機器の異常を通報する機能を併せ持っているものもある。

盗撮不審者が疑われる長時間入室の退室後や、悪戯が疑われる機器の異常を感知した場合、トイレ入口部の防犯カメラと連動し、警備会社の警備システムに自動的に通報が行われる場合がある。