中村勝己

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中村 勝己(なかむら かつみ、1924年7月19日 - 2013年7月26日[1])は、日本経済史研究者。慶應義塾大学名誉教授アメリカ合衆国の経済史資本主義成立史)研究を端緒に、ピューリタニズムおよび近代資本主義の宗教社会学的研究、自らの信仰の基盤である無教会主義キリスト教の歴史的研究などを行った。

中村研究会出身者には蔭山宏慶應義塾大学名誉教授などがいる[2]

略歴[編集]

家族[編集]

父は医師中村勝屋、母佐多子(旧姓山本、山本協一は実兄)、妻は植物学者矢部吉禎の四女花子、長男は古代オリエント学者・ヒッタイト学者で元山陽学園大学教授の中村光男。

著書[編集]

  • 『アメリカ資本主義の成立』日本評論社、1966年
  • 『アメリカ資本主義論』未來社、1971年
  • 『近代文化の構造ーーキリスト教と近代』筑摩書房、1972年 [講談社学術文庫、1995年]
  • 『一般経済史』慶應義塾大学通信教育教材、1976年
  • 『一般経済史』筑摩書房、1978年 『世界経済史』講談社学術文庫、1994年
  • 『内村鑑三と矢内原忠雄』リブロポート、1981年
  • 『現代社会の構造ーー経済史家の見た後進国問題』リブロポート、1984年
  • 『経済的合理性を超えて』みすず書房、1989年
  • 『イギリス歴史紀行』リブロポート、1991年
  • 『キリスト教と社会科学』ATD・NTD聖書註解刊行会、1994年
  • 『近代市民社会論 ペンは劍より強し』プリコ 2005
  • 『現代とはどういう時代か』江ノ電沿線新聞社 2005

編著[編集]

  • 『受容と変容ー近代日本の経済と思想』みすず書房、1989年
  • 『マックス・ウェーバーと日本』みすず書房、1990年
  • 『歴史の中の現代』編著 ミネルヴァ書房、1999年

編集[編集]

  • 矢内原忠雄『キリスト者の信仰』全8巻(解題)岩波書店、1981-82年。
  • 矢内原忠雄『矢内原忠雄未発表聖書講義 イザヤ書・ミカ書』(解題)新地書房、1984年。
  • 矢内原忠雄『戦時下松本新年講演集』(解題)新地書房、1990年。
  • 矢内原忠雄『山中湖聖書講習会 講話・講演・感想』(解題)新地書房、1991年。

[編集]

  1. ^ 中村勝己氏死去「東京新聞」
  2. ^ 䕃山宏教授退職記念号 序

関連項目[編集]