ヴァルキリープロファイルシリーズ

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ヴァルキリープロファイルシリーズ(VALKYRIE PROFILE SERIES)は、スクウェア・エニックスが発売しているRPGのシリーズ作品。

概要[編集]

世界観は北欧神話をベースとしているが、フレイが男神ではなく女神であったり、スルトがヴァン神族の王であったりするなど、様々なアレンジが加えられている。また、本来の北欧神話では運命の三女神のうちスクルドのみがヴァルキリーであるのに対し、この作品ではレナス・シルメリア・アーリィの三女神全員がヴァルキリーとなっている。略称は「VP」。

各シリーズのタイトルロゴ周りに書かれている英文は、ゲームを理解する上で重要な手がかりとなる一文であると同時に、ゲームそのものを一文で現している。

ヴァルキリープロファイル / ヴァルキリープロファイル -レナス-
Should Deny The Divine Destiny of The Destinies.
「運命の女神が与えたもうた宿命を拒絶すべし」
ヴァルキリープロファイル2 -シルメリア-
The Destinies mend rifts in time as Man etches fate anew.
「女神は歪んだ偽りの時を正し 人は新たなる運命を刻む」
ヴァルキリープロファイル 咎を背負う者
Destiny by sinner sought, Tragedy by power wrought.
「咎人は女神を求め、力は悲劇を生む」
ヴァルキリーアナトミア -ジ・オリジン-
Destiny undone in the name of the Divine.
「神がために運命はほどける」

シリーズ一覧[編集]

PS=PlayStationPS2=PlayStation 2PSP=PlayStation PortableDS=ニンテンドーDS

オリジナル版[編集]

発売日 作品名 対応機種
1999年12月22日 ヴァルキリープロファイル PS
2006年6月22日 ヴァルキリープロファイル2 -シルメリア- PS2
2008年11月1日 ヴァルキリープロファイル 咎を背負う者 DS
2016年4月28日 ヴァルキリーアナトミア -ジ・オリジン- スマートフォン

移植版[編集]

発売日 作品名 対応機種
2006年3月2日 ヴァルキリープロファイル -レナス-[1] PSP

登場キャラクター[編集]

この節ではゲーム本編のシナリオに関わる重要人物、またはシリーズ共通の人物を簡易的に記載する。

ヴァルキリープロファイル及びヴァルキリープロファイル -レナス-は『VP1』、ヴァルキリープロファイル2 -シルメリア-は『VP2』、ヴァルキリープロファイル 咎を背負う者は『VP咎』、ヴァルキリーアナトミアは『アナトミア』と記載する。

ヴァルキリー[編集]

レナス・ヴァルキュリア
- 冬馬由美 / 沢城みゆき(『アナトミア』)
蒼穹の鎧を身にまとった戦乙女。アース神族の第六級神で、運命の三女神の次女。人間換算で23歳。北欧神話ではノルンヴェルザンディに相当する[2]
三姉妹の中でもっとも神格が高く、神らしさと人間らしさの中間を兼ね備えている[2]
『VP1』の主人公。『VP2』では創造神として登場し、『VP咎』ではゲーム本編の時間枠で活動しているヴァルキリーとして登場している。
シルメリア・ヴァルキュリア
声 - 川澄綾子(『VP2』、『アナトミア』)
浅葱の鎧を身にまとった[3]戦乙女。アース神族の第六級神で、運命の三女神の三女。人間換算で21歳。北欧神話ではノルンのスクルドに相当する[2]
三姉妹の中でもっとも人間らしいヴァルキリー[2]で、人間を道具としか見ていない者が多い神族の中では珍しく人間寄りの思考を持っているため、 人間界を軽んじるオーディンに反抗している[4]
『VP2』の主要キャラクター。『VP1』ではブラムス城に囚われており、水晶に封印されている姿で登場している。
アーリィ・ヴァルキュリア
声 - 井上喜久子(『VP1』) / 田中敦子(『VP2』、『アナトミア』)
漆黒の鎧を身にまとった戦乙女。アース神族の第六級神で、運命の三女神の長女。人間換算で25歳。北欧神話ではウルズに相当する[2]
三姉妹の中でもっとも神らしいヴァルキリー[2]。オーディンの命令に忠実で、目的のためなら手段を選ばない非情で冷酷な性格[4]
『VP1』では封印が解けたレナスに変わり覚醒し、敵として登場。『VP2』ではゲーム本編の時間枠で活動しているヴァルキリーとして登場し、 パーティーキャラとして使用も可能。

神族[編集]

オーディン
声 - 池田秀一(『VP1』、『VP2』) / 山寺宏一(『アナトミア』)
アース神族最高神で、人間とエルフの間に生まれたハーフエルフ。人間に対して非情であり、使い捨ての道具としてしか見ていない。
『VP1』ではメインシナリオに関わる人物として、『VP2』では敵キャラクターの一人として登場する。
フレイ
声 - 川村万梨阿
アース神族の第二級神で、創造の女神。人間換算で26歳。原典の北欧神話では男神であるが、この作品では女神として描かれている。
『VP1』と『VP咎』では特定の条件を満たすとバッドエンディングに関わるキャラクターとして現れ、『VP2』ではストーリー上の敵キャラクターとして登場する。 『VP1』と『VP2』では条件を満たすと、『VP咎』では戦闘後にセラフィックゲートで仲間にする事も可能。
ロキ
声 - 真殿光昭(『VP1』) / 小林裕介(『アナトミア』)
アース神族とヴァン神族との間に生まれた下級神で、野心からラグナロクを引き起こした人物。
『VP1』のAエンディングルートにおけるラストボス
スルト
声 - 星野充昭
ヨツンヘイム宮殿に構えるヴァン神族の長。炎を自在に操る。
『VP1』のBエンディングルートにおけるラストボス
ユーミル
ヴァン神族の始祖で、オーディンに殺された神。ゲーム本編では未来を語る「ユーミルの首」として描かれている。

冥界・不死者[編集]

ヘル
声 - 田中結子(『VP咎』)
ニブルヘイムを支配する冥界の女王。
『VP1』のAエンディングルートではラグナロクを生き残った数少ない人物のうちの一人。 『VP咎』ではウィルフレドに神々へ復讐する機会を与える人物。
エーリス
声 - 生天目仁美
ヘルよりウィルフレドを補佐する為に遣わされた謎の美女。
『VP咎』にのみ登場。エンディングの分岐など物語のキーパーソンとなるキャラクター。
ブラムス
声 - 乃村健次
ヴァンパイアで、かつてアース神族と戦った不死者の王(ノーライフキング)。
『VP1』ではオーディンと対立しており、シルメリアの精神を水晶に封印し人質にしているが、Aエンディングルートでは一時的に仲間キャラクターとして加入し、 セラフィックゲートでも仲間にする事が可能。『VP2』では終盤から仲間キャラクターとして加入。 VP1とは状況が異なっており、オーディンとの戦いの最中にシルメリアに救われ、彼女を庇う形でブラムス自身が水晶に封印される描写となっている。

人間・エインフェリア[編集]

プラチナ
声 - 冬馬由美
小さな寒村で育ち、貧しさにより実の両親から身売りに出されそうになった少女。幼馴染のルシオと共に村から逃げるが、鈴蘭の草原で死亡してしまう。
『VP1』のプロローグに登場し、物語のキーパーソンとなるキャラクター。
ルシオ
声 - 佐々木望
プラチナの幼馴染の少年。
『VP1』のプロローグから登場し、後にエインフェリアとなる。
Aエンディングルートのキーパーソンとなるキャラクター。
アリューゼ
声 - 東地宏樹
ヴァルキリーに選定されたエインフェリア。非常に腕利きの傭兵。
『VP1』『VP2』と共に仲間として加入、『VP1』ではAエンディングルートの主要キャラクター。
レザード・ヴァレス
声 - 子安武人
錬金術師・死霊術士(ネクロマンサー)。ヴァルキリーを我が物にしようとホムンクルスの研究をしている。
『VP1』ではAエンディングルートに関わるキャラクターとして登場し、特定の条件を満たすと一時的に仲間キャラクターとして加入。 『VP2』では本編のシナリオに関わる主要キャラクター。
メルティーナ
声 - 山崎和佳奈
ルーン文字について研究している天才魔術師。魔術学院の同級生であるレザードとは面識があり、後にそれがきっかけでエインフェリアに選定される事となる。
『VP1』においてAエンディングルートに関わるキャラクターとして登場。
バルバロッサ
声 - 池田秀一(『VP1』) / 中田譲治(『VP2』)
ディパン公国最後の王。直属の魔導師たちが行っていた魔導実験が神の怒りに触れ、アーリィによって斬首される。
『VP1』では既に霊体となっており、復活した魔導師たちによって作られたガーディアンとして立ちはだかる。『VP2』ではアリーシャの父親として生前の姿で登場。
アリーシャ
声 - 矢島晶子
バロバロッサの娘で、ディパン公国の第一王女。18歳。シルメリアの魂と同居しており、体内にふたつの人格を持っている。
『VP2』の主人公。『レナス』にも登場する
ルーファス
声 - 中村悠一
オーディンの予備体となるべく確保されている弓闘士の青年。24歳(外見上設定)。ディパンに向かう途中でアリーシャと出会う。
『VP2』のキーパーソンとなるキャラクター。
ウィルフレド
声 - 日野聡
軽戦士の青年。父親が戦死してエインフェリアに選定された事で家庭が崩壊し、発端となったヴァルキリーを憎んでいる。
『VP咎』の主人公。

スタッフ[編集]

メディアミックス[編集]

小説・漫画・CDなど、様々な媒体でヴァルキリープロファイルシリーズのメディアミックス作品が発表されている。詳細は各作品の記事を参照。

小説は主にスクウェア・エニックス文庫(旧エニックス文庫)から、サウンドトラックは主にティームエンタテインメントから発売されている。

ゲスト出演[編集]

脚注[編集]

  1. ^ PS『ヴァルキリープロファイル』の移植版。新たに3Dムービーを追加。
  2. ^ a b c d e f ソフトバンク『ヴァルキリープロファイル設定資料集 ワールドガイダンス』
  3. ^ ゲーム本編のイベントでJ・D・ウォルスから「浅葱の戦乙女」と呼ばれており、「浅葱色の鎧」「浅葱色の髪」と記載されている事もあるが、『VP1』の設定資料集、及び『VP2』のゲーム本編やイラストなどでは金髪で紫色の鎧を身にまとった容姿となっている。
  4. ^ a b エンターブレイン『ヴァルキリープロファイル2 -シルメリア- ファイナルガイド』

外部リンク[編集]

シリーズ共通
各シリーズの公式サイト