ラオスの交通

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ラオスの交通(らおすのこうつう)について記述する。ラオスは、国道や空港、鉄道などの交通網の整備が進められている。 内陸国であるため、海に面した港湾を有しておらず、陸路にてバンコク港ハイフォン港ダナン港等を経由して輸出入が行われている。 またメコン川の水運を利用した輸送も近年増加傾向に有る。

鉄道[編集]

ラオスの鉄道は、2013年7月現在、タイのノーンカーイ駅(Nong Khai)から、1994年に完成した鉄道道路併用橋であるタイ=ラオス友好橋で両国を隔てるメコン川を渡り、ターナレーン駅(Ta Na Laeng)を結ぶ非電化単線路線(軌間:1,000 mm)が唯一の路線である[1][2]。同国首都のヴィエンチャンまでの延伸、タイ・ベトナムへの延伸、中国への延伸が計画されている[3][4][5]

道路[編集]

ラオスでは、右側通行である。 2013年の道路種類別整備状況は以下のとおりである。

2013年の道路種別整備状況(単位Km)[6]

道路の種類 舗装道路 砂利道路 土道路 合計
国道 6,859.52 1,628.48 470.15 7,377.70
県道 978.77 4,595.51 2,634.73 8,209.01
郡道 292.65 3,318.53 2,031.51 5,642.69
地方道 186.35 5,439.43 14,631.85 20,257.63
市内道 883.21 908.92 423.5 2,215.64
特別道 225.47 469.56 1,427.67 2,122.70
合計 9,425.97 16,360.43 21,619.41 45,825.37
割合 20.57% 35.70% 47.18% 100.00%

また、国道は以下のとおり。

国道名 詳細名 始点 終点 距離(km) 道路の状態
国道1号 国道1A 中国国境(ラントゥイ) ブンヌア郡 145 舗装工事中
国道1号 国道1B ニョー村 ナムノイ村 109 アスファルト
国道1号 国道1C パクモン プーラオ 254 舗装工事中
国道1号 国道1C プーラオ カム郡 91 アスファルト(損傷)

タイとは、メコン川に架かるタイ=ラオス友好橋第2タイ=ラオス友好橋第3タイ・ラオス友好橋第4タイ=ラオス友好橋や陸路国境で接続している。

日本やADBの資金援助のもと、サワンナケートとベトナムのラオ・バオ英語版に接続する国道9号線 (ラオス)東西経済回廊)が建設された。

都市交通[編集]

主な交通手段は、トゥクトゥクであり、短距離での移動手段として利用されている。タクシーも営業しているが、利便性からトゥクトゥクほど利用されていない。各県にはスステーションがあり、小規模の民間会社によって営業されている[7]

水運[編集]

2012年現在、ラオスに存在する航路は、主にメコン川とその支流であり、距離4,600kmである。それに加えて2,900kmは、喫水0.5 m未満の船では航行可能である[8]。メコン川に面する港が21か所あり、カオリア港を除き、地方政府の管理下にある[7]
メコン川北部では、400積載重量トン(DWT)以上の船舶が一年中船航できるが、それ以外の場所では、200DWT以下のはしけに制約されている。300DWT以上の船舶は、主に農工生産物を輸送している。主な取り扱い商品は、砂石、木材製品、穀物、丸太である。輸送の大半は、国内向けであるが、中国、ラオス、ミャンマー、タイ間の国際輸送も行われている[7]
ラオスは内陸国であるため、ベトナム、タイの港を利用して海運輸送を行っている。ラオスは、外航船舶を2籍(1,500、3,000DWT)所有している。ラオス、中国、ミャンマー、タイ間で瀾滄江-メコン川での商業航行に関する協定が結ばれている[7]

パイプライン[編集]

現在、ベトナムのホンラー港からラオスのカムムアン県タケークまでの290kmの石油パイプラインの建設が計画されている。ブアラパー郡ランカングへの備蓄基地の建設も計画されている。

空港[編集]

ヴィエンチャンのワットタイ空港内部

2012年現在、空港が42港あり、うち9港は、滑走路が舗装されているが、残りの33港は未舗装である。 舗装された滑走路を持つ空港のうち、2,438 m〜3,047mの滑走路を有する空港は3港、1524〜2437mの滑走路を有する空港は3港、残りの3港は、914〜1,523mの滑走路を有する。未舗装の滑走路のある空港のうち、2港は、1,524〜2,437mの滑走路を有しているが、9港は914から1,523m、残りの22港は、914m未満である[8]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

脚注[編集]

  1. ^ ラオス鉄道開通、日本が物流拠点構想も”. NNA.ASIA(アジアの経済ビジネス情報) (2009年3月6日). 2013年7月30日閲覧。
  2. ^ 赤木攻 (2009年4月9日). “国境を越える「王室プロジェクト」”. NNA.ASIA(アジアの経済ビジネス情報). 2013年7月30日閲覧。
  3. ^ RailPlanet (2012年11月14日). “ラオス、タイ国境〜ベトナム国境間に鉄道建設へ”. 2013年7月30日閲覧。
  4. ^ サンケイビズ (2013年5月31日). “高速鉄道の早期着工に意欲 ラオス-中国間で協議進む”. 2013年7月30日閲覧。
  5. ^ RailPlanet (2012年11月21日). “ラオス~中国間鉄道、来年着工か”. 2013年7月30日閲覧。
  6. ^ “道路統計2013”. ラオス公共事業運輸省道路局. (2014-12-00) 
  7. ^ a b c d Transport in Lao PDR”. The World Bank. 2013年8月7日閲覧。
  8. ^ a b factbook--ラオス