ターナレーン駅

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ターナレーン駅
Thanaleng Train Station Vientiane.jpg
ທ່ານາແລ້ງ
Thanaleng
ノーンカーイ (6.15 km)
(7.5 km) カムサワート
所在地 ラオスの旗 ラオス ヴィエンチャン都
ハートサーイフォング郡
北緯17度54分11秒 東経102度42分34秒 / 北緯17.90306度 東経102.70944度 / 17.90306; 102.70944
所属事業者 ラオス鉄道輸送公社
(運営委託・タイ国有鉄道)
所属路線 タイ国有鉄道東北本線
キロ程 6.15 km(ノーンカーイ駅起点)
電報略号 ลล.
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
104人/日
-2014年-
開業年月日 2009年3月5日
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ターナレーン駅(ターナレーンえき)は、ラオスヴィエンチャン都ハートサーイフォング郡にあるである。

概要[編集]

ターナレーン駅は、メコン川に架かるタイ=ラオス友好橋上の国境から5.2km離れた場所にあるラオス側国境駅である。旅客向けの出入国審査設備があり、ラオスからタイ側へ向かう鉄道利用者の出国手続き及び、タイ側からラオスへ向かう利用者の入国手続きを行う。ラオスは鉄道車両を所有していないので乗り入れる車両は全てタイ国鉄が保有する車両である。

ヴィエンチャン市街地方面への延伸が予定されている[1]。2022年6月、ヴィエンチャン都サイセッタ郡にカムサワート駅が開業する予定である[2][3]

当駅からヴィエンチャン中心部までは道のりで20km程離れている。2019年現在、当駅付近に発着するバスなどの公共交通機関は皆無であり、当駅にアクセスできる鉄道以外の交通機関はタクシートゥクトゥクのみである。ヴィエンチャン市街地から当駅へ向かう場合、タクシーなどで直接市街地から当駅に向かうか、路線バスでタイ=ラオス友好橋のラオス側入口まで行き、さらに当駅までタクシーなどを利用することになる(当駅からヴィエンチャン市街地に向かう場合はその逆の手順)。[要出典]

歴史[編集]

駅構造[編集]

駅構内

地上駅であり、旅客用としては単式及び島式1面の複合型ホーム2面2線を有する。駅舎は単式ホームに面している。駅舎内には乗車券売り場やラオスの出入国審査場などが設けられている。また、駅舎とは旅客用ホームを挟んで反対側、構内東側には数本の側線がある。

駅の北側にはコンテナヤードが建設され、2019年より貨物輸送が開始された[4]

利用状況[編集]

交通機関として有効に機能しているとは言い難い。その理由は料金の高さや、当駅からの他交通機関の貧弱さ、ノーンカーイ - ヴィエンチャン間にバス便が頻繁に設定されていることによる。利用者の多くを外国人観光客が占めているのが現状である。

駅周辺[編集]

  • タイ=ラオス友好橋・ラオス側入口(道のり3.8km)
  • 中国ラオス鉄道 ヴィエンチャン南貨物駅が隣接[5]
  • ヴィエンチャン・ロジスティックス・パーク、ターナレーン・ドライポート隣接[6]

運行列車[編集]

2019年現在、タイ国鉄気動車を用いた当駅とタイのノーンカーイ駅とを結ぶ国際旅客列車(停車駅は当駅とノーンカーイ駅のみ、途中駅は設けられていない)が1日2往復設定されている。

出発[編集]

  • ターナレーン駅(ラオス) - ノーンカーイ駅(6.15km): 普通第914列車(全行程10分、表定速度36.9km/h)
  • ターナレーン駅(ラオス) - ノーンカーイ駅(6.15km): 普通第918列車(全行程15分、表定速度24.6km/h)

到着[編集]

  • ノーンカーイ駅 - ターナレーン駅(ラオス)(6.15km): 普通第913列車(全行程10分、表定速度36.9km/h)
  • ノーンカーイ駅 - ターナレーン駅(ラオス)(6.15km): 普通第917列車(全行程15分、表定速度24.6km/h)

将来計画[編集]

2010年11月、ラオスとタイの当局者は、当駅からビエンチャンまでの共同延長プロジェクトが見直されたことを確認した。代わりに、タイと中国の政府がサポートするノンカイ昆明を結ぶ中国ラオス鉄道プロジェクトで、ビエンチャンに近いメコン川に架かる新しい橋の建設が行われる。プロジェクトを見直した後、ラオス当局者は中国ラオス鉄道のビエンチャン南駅に隣接するターナレーン駅をタイ=ラオス友好橋を渡る貨物列車のターミナルに改造することを決定した。プロジェクトが完成すると、貨物はバンコクからラオスまで、道路輸送よりも低コストで輸送できるようになる [7]

参考文献[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Spooner, Andrew (2009年2月27日). “First Train to Laos”. The Guardian. http://www.theguardian.com/travel/2009/feb/26/first-train-laos-thailand-rail 2015年5月22日閲覧。 
  2. ^ Railway Extension between Laos and Thailand to be Complete by June - The Laotian Times, April 8, 2022
  3. ^ Shi Yinglun (2019年7月2日). “Laos, Thailand to expand railway into Lao capital”. 新華社. 2021年5月16日閲覧。
  4. ^ ラオス~タイ間の鉄道による越境貨物輸送を開始 - JETRO 2019年08月07日
  5. ^ Southern Vientiane Railway Station To Be Complete This Year”. The Laotian Times (2021年3月29日). 2021年9月10日閲覧。
  6. ^ ジェトロ、ビエンチャン・ロジスティクスパークとの協力覚書を締結” (2021年3月30日). 2021年10月28日閲覧。
  7. ^ Rapeepat Mantanarat (2010年11月9日). “Laos rethinks rail project”. TTR Weekly. オリジナルの2013年2月5日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/20130205005950/http://www.ttrweekly.com/site/2010/11/laos-rethinks-rail-project/ 2011年3月13日閲覧。 

関連項目[編集]