ライオン・キング2 シンバズ・プライド

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ライオン・キング2 シンバズ・プライド』は、ディズニーによる『ライオン・キング』の続編として制作されたビデオ作品である。全米では、1998年の制作作品。日本のセルビデオ版は1999年8月26日に発売。

概要[編集]

父親と娘の関係という部分では前作と同様にジャングル大帝と被ってしまう部分があるものの、シンバの父娘関係はゴライアスとアンジェラの関係をモデルにしたものであるため前作で和解が成立したこともあり前作のように盗作騒動で騒がれることはなかった。作中でキアラは父親のシンバに止められているにもかかわらずコブと友達として何度か密会を重ねていた。本作では若いライオンの雌雄が密会を重ねるというものになっている。これは本作がロミオとジュリエットもモチーフにしているからである[要出典](敵対している家族の娘と息子が互いに惹かれていくという内容のため)。

日本でのセルビデオ出荷本数は110万本[1]

ストーリー[編集]

プライド・ランドの王となったシンバと妻との間に誕生したキアラは、かつて策略を用いてプライド・ランドを支配した悪のライオン スカーの息子コブと仲良くなる。しかし、それは、追放されたスカー派のライオンたちによるプライド・ランド乗っ取りの企みだった。

キャラクター[編集]

※以下の紹介には、テレビ版での設定も含む。

キアラ
シンバとナラの間に生まれた娘。
又はムファサとサラビとサラフィナの孫娘で、スカーの姪孫、アハディとウルのひ孫にもあたる。その後はコブのにあたります。
ある日、アウトランドでコブというオスライオンに会い、友達になる。しかし、プライド・ランドのライオンと、アウトランドのライオンは犬猿の仲だったため引き離される。大人になってから再会し、コブと恋に落ちる。
コブ
ジラの息子(第三子の次男)。
父親はスカーではないが、スカーによって跡取りに指名された。シンバを憎むように教育されて育つ。自分に興味を持ったキアラを利用して父親であるシンバに近づき殺害しようとしていたが、キアラと交流を重ねる内に復讐に疑問を感じるようになる。
ジラ
アウトランドのメスライオン。
スカーと結婚し、息子ヌカと娘ビタニを産んだ。コブをスカーの跡取りとして育てるとして、ヌカが死んだのはコブのせいにして、コブの顔を殴って左目に傷を付けた。シンバの義理の叔母で、キアラの義理の大叔母にあたる。
ヌカ
スカーとジラの息子(第一子の長男)。
実の息子でもないのに、スカーの跡取りとして育てられているコブを快く思っていない。
間抜けなところはあるが、母親を愛し、良いところを見せようと頑張る。しかし、父方の従兄であるシンバを捕らえようとした後失敗、死亡する。
ビタニ
スカーとジラの娘(第二子の長女)。ヌカと違いしっかり者。
コブ(異父弟)やキアラ(父方の従姪)と同年齢。

挿入歌[編集]

  • "He lives in you" (ヒー・リブズ・イン・ユー)
  • "We are one" (私たちはひとつ)
  • "My lullaby" (ララバイ)
  • "Upendi" (ユペンディ)
  • "Not one of us" (よそ者)
  • "Love will find a way" (愛の導き)

キャスト[編集]

キャラクター 原語版 吹き替え版
キアラ 台詞:ネーブ・キャンベル
歌:リズ・キャラウェイ
台詞:佐藤藍子
歌:坂口阿紀
シンバ 台詞:マシュー・ブロデリック
歌:カム・クラーク
台詞:宮本充
歌:井上肇
子供時代のキアラ 台詞:ミシェル・ホーン
歌:チャリティ・サノイ
高野朱華
子供時代のコブ ライアン・オドノヒュー 北尾亘
コブ ジェイソン・マースデン 山本耕史
ジラ スザンヌ・プレシェット 中村晃子
ヌカ アンディ・ディック 真地勇志
ナラ モイラ・ケリー 華村りこ
ティモン ネイサン・レイン 三ツ矢雄二
プンバァ アーニー・サベラ 小林アトム
ラフィキ ロバート・ギローム 台詞:槐柳二
歌:光井章夫
子供時代のビタニ レイシー・チャバート 清水理沙
ビタニ ジェニファー・リエン 浅野まゆみ
ムファサ ジェームズ・アール・ジョーンズ 大和田伸也
ザズー エドワード・ヒバート 梅津秀行
スカー ジム・カミングス 仲野裕

脚注[編集]

  1. ^ 日経BP社技術研究部 『進化するアニメ・ビジネス―世界に羽ばたく日本のアニメとキャラクター』日経BP社、2000年、42頁。ISBN 4822225542