ヨハン・アンドレ・フォルファン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヨハン・アンドレ・フォルファン
基本情報
フルネーム Johann André Forfang
誕生日 (1995-07-04) 1995年7月4日(28歳)
出身地  ノルウェー
トロムス・オ・フィンマルク県トロムソ
身長 178cm
選手情報
クラブ トロムソSK
最高記録 245.5m
ワールドカップ
シーズン 2014年–
優勝回数 4回
他の表彰台 12回
表彰台獲得数 15回
獲得メダル
男子 スキージャンプ
オリンピック
2018 平昌 団体ラージヒル
2018 平昌 個人ノーマルヒル
世界選手権
2017 ラハティ 男子団体ラージヒル
フライング世界選手権
2016 バート・ミッテルンドルフ 団体
2018 オーべルストドルフ 団体
2020 プラニツァ 団体
2022 ヴィケルスン 団体
ジュニア世界選手権
2014 ヴァル・ディ・フィエンメ 団体
2015 アルマトイ 個人
2015 アルマトイ 団体
最終更新日:2022年4月18日
テンプレートを表示

ヨハン・アンドレ・フォルファン(Johann André Forfang、1995年7月4日-)はノルウェートロムソ出身のスキージャンプ選手。2018年平昌オリンピック団体金メダリスト、個人ノーマルヒル銀メダリスト、スキーフライング世界選手権団体金メダリスト。

経歴[編集]

コンチネンタルカップのデビューは2012年のビショフスホーヘン大会で、1日目失格、2日目47位でポイントを獲得できなかった。2012/13シーズンのザコパネ大会で19位に入りポイントを獲得、ヴィケルスン大会では優勝した。2013年のジュニア世界選手権リベレツ大会では個人38位、2014年のジュニア世界選手権ヴァル・ディ・フィエンメ大会では団体戦銅メダルのメンバーとなった。

ワールドカップには2014/15シーズンのリレハンメル大会に国内枠で初出場したが、予選で失格となった。エンゲルベルク大会で12位に入りポイントを獲得し、ヴィケルスン大会では3位で初の表彰台を獲得し、総合23位で終えた。世界選手権ファルン大会に初出場し、個人ノーマルヒルは失格、個人ラージヒルは18位であった。2015年ジュニア世界選手権アルマトイ大会では個人、団体とも金メダルを獲得した。

2015/16シーズンはワールドカップティティゼー・ノイシュタット大会で初優勝、2位3回、3位4回と躍進し、総合5位となった。スキーフライング世界選手権バート・ミッテルンドルフ大会に初出場し、個人4位、団体金メダルのメンバーとなった。

2016/17シーズンはやや不調でワールドカップとコンチネンタルカップを行き来し、ワールドカップは総合27位であった。世界選手権ラハティ大会は個人ノーマルヒル7位、個人ラージヒル12位、男子団体で銀メダルのメンバーとなった。

2017/18シーズンはワールドカップで優勝1回、2位2回、3位1回で、総合7位となった。2018年平昌オリンピックでは、個人ノーマルヒルで銀メダルを獲得、個人ラージヒル5位、団体金メダルのメンバーとなった。フライング世界選手権オーベルストドルフ大会では個人8位、団体金メダルのメンバーとなった。

2018/19シーズンはワールドカップで優勝1回、2位1回で総合8位となった。世界選手権ゼーフェルト大会は、個人ノーマルヒル45位、個人ラージヒル7位、団体ラージヒル5位であった。

2019/20シーズンはワールドカップではトップ10に10回入るなど総合12位であった。

2020/21シーズンはワールドカップではトップ10入りが4回にとどまり総合19位であった。フライング世界選手権プラニツァ大会では個人22位、団体金メダルのメンバーとなり、世界選手権オーベルストドルフ大会では個人ラージヒル13位、男子団体6位であった。

2021/22シーズンは、ワールドカップは4回のトップ10入りにより総合24位となった。北京オリンピック代表に選ばれたが、COVID-19の陽性反応により[1]試合に出られなかった。フライング世界選手権ヴィケルスン大会は個人戦10位で、団体戦は銅メダルのメンバーとなった。

主な競技成績[編集]

冬季オリンピック[編集]

世界選手権[編集]

フライング世界選手権[編集]

  • 2016年バート・ミッテルンドルフ大会( オーストリア)
    • 個人 4位
    • 団体 1位
  • 2018年オーベルストドルフ大会(ドイツの旗 ドイツ)
    • 個人 8位
    • 団体 1位
  • 2020年プラニツァ大会(スロベニアの旗 スロベニア)
    • 個人 22位
    • 団体 1位
  • 2022年ヴィケルスン大会( ノルウェー)
    • 個人 10位
    • 団体 3位

ジュニア世界選手権[編集]

  • 2013年リベレツ大会( チェコ
    • 男子個人 38位
  • 2014年ヴァル・ディ・フィエンメ大会(イタリアの旗 イタリア
    • 男子団体 3位
  • 2015年アルマトイ大会(カザフスタンの旗 カザフスタン
    • 男子個人 1位
    • 男子団体 1位

ワールドカップ[編集]

  • 通算 1位3回、2位6回、3位6回(2021/22シーズンまで)
シーズン 順位 ポイント
2014/15 23. 325
2015/16 5. 1240
2016/17 27. 197
2017/18 7. 182
2018/19 8. 892
2019/20 12. 579
2020/21 19. 338
2021/22 24. 303

脚注[編集]

  1. ^ Olympia-Traum von Johann Andre Forfang geplatzt” (ドイツ語). skispringen.com (2022年2月7日). 2022年4月18日閲覧。

外部リンク[編集]