ポルックス (恒星)

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ポルックス
Pollux
仮符号・別名 ふたご座β星[1]
星座 ふたご座
視等級 (V) 1.15[1]
位置
元期:J2000.0[1]
赤経 (RA, α) 07h 45m 18.94987s[1]
赤緯 (Dec, δ) +28° 01′ 34.3160″[1]
赤方偏移 0.000011[1]
視線速度 (Rv) 3.33km/s[1]
固有運動 (μ) 赤経: -626.55 ミリ秒/年[1]
赤緯: -45.80 ミリ秒/年[1]
年周視差 (π) 96.54± 0.27ミリ秒[1]
距離 33.77 ± 0.09光年[注 1]
(10.36 ± 0.03パーセク)[注 1]
絶対等級 (MV) 1.074[注 2]
Gemini constellation map.png
ポルックスとカストル。図の左上に位置する
物理的性質
半径 8.0 R
質量 1.86 M
自転周期 38 日
スペクトル分類 K0IIIb[1]
光度 32 L
表面温度 4,865 K
色指数 (B-V) +1.00[2]
色指数 (U-B) +0.85[2]
金属量 90%(太陽比)
別名称
別名称
ふたご座78番星
BD +28 1463[1], FK5 295[1]
HD 62509[1], HIP 37826[1]
HR 2990[1], SAO 79666[1]
LTT 12065[1]
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ポルックス(Pollux)は、ふたご座β星ふたご座で最も明るい恒星で全天21の1等星の1つ。冬のダイヤモンドを形成する恒星の1つでもある。

概要[編集]

黄みの橙色をした恒星。α星のカストルとともに、ふたご座の兄弟の頭に見立てられている。バイエル符号は、ティコ・ブラーエ星表に基づいて視等級が明るいものからα、β、・・・と命名されているが、ふたご座の場合はカストルとポルックスの両方が1等級とされており、カストルがα星、ポルックスがβ星とされている。

2002年4月小惑星パンドラによる星食の観測が期待されたが、天候不順のため観測されなかった。

名称[編集]

ギリシャ神話に登場する双子の弟ポリュデウケースに因んで名付けられている。母親はレーダーで、姉妹にトロイ戦争で有名なヘレネークリュタイムネーストラーがいる。

岐阜県揖斐郡では、この二つの恒星の色から、ポルックスを「きんぼし」、カストルを「ぎんぼし」と呼んでいたという記録が残る[3][4]

惑星系[編集]

2006年6月には木星の1.5倍程度の質量を持つ惑星が発見され、ポルックスb(別名HD 62509 b)と命名された。この惑星は2015年に国際天文学連合によって行われた太陽系外惑星の固有名の公募と投票によってThestiasと名付けられた[5]

ポルックスの惑星
名称
(恒星に近い順)
質量 軌道長半径
天文単位
公転周期
()
軌道離心率 軌道傾斜角 半径
b
(Thestias)
2.3 ± 0.45 MJ 1.64 ± 0.27 589.64 ± 0.81 0.02 ± 0.03

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ a b パーセクは1 ÷ 年周視差(秒)より計算(誤差も同様)、光年はパーセク×3.26より計算。各有効桁小数第2位
  2. ^ 視等級 + 5 + 5×log(年周視差(秒))より計算。有効桁小数第3位

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r SIMBAD Astronomical Database”. Results for NAME POLLUX. 2013年1月15日閲覧。
  2. ^ a b 輝星星表第5版
  3. ^ 野尻抱影 『星座の話』 (改版) 偕成社1977年9月、238-239頁。ISBN 978-4037230104 
  4. ^ 野尻抱影 『日本星名辞典』 (七版) 東京堂出版1986年4月10日、155頁。ISBN 978-4490100785 
  5. ^ NameExoWorlds”. 国際天文学連合 (2015年12月15日). 2015年12月25日閲覧。

関連項目[編集]