ポッポの丘

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Japanese Map symbol (Museum) w.svg ポッポの丘
Poppo-no-Oka1.jpg
施設情報
正式名称 ポッポの丘
専門分野 鉄道車両
館長 村石愛二
管理運営 有限会社ポッポの丘
法人番号6040002102710
開館 2011年5月1日[1]
所在地 298-0135
千葉県いすみ市作田1298
外部リンク http://keiranbokujo.com/company1.html
プロジェクト:GLAM
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ポッポの丘(ポッポのおか)は、有限会社ポッポの丘(旧村石養鶏場)が運営する千葉県いすみ市にある鉄道車両保存施設である。

概要[編集]

鶏卵牧場は千葉県御宿町にあり、自動車博物館レトロぶーぶ館および消防自動車博物館(ザ・ヒロサワ・シティに移転)を併設している。ポッポの丘はそれらに続く鉄道車両保存施設として肉用牛の牛舎の土地を転用したものである。 この養鶏場は1948年昭和23年)に川崎市で創業し、1968年(昭和43年)に温暖な房総の山中に移転した。

ポッポの丘の所在地は肉用牛の牛舎として確保したが使われておらず、2010年平成22年)8月に当時いすみ鉄道の社長であった鳥塚亮から、「鉄道車両を200万円で買わないか」と話を持ち掛けられ、「自動車を買う感覚で」購入したのが開園のきっかけとなった[2]

2019年令和元年)11月15日に、ポッポの丘公式ブログより、「台風15号の被害もあり庭先たまごの養鶏事業を撤退」することを発表。今後は地元いすみの協力養鶏場の卵を販売する。これにより69年間続いた養鶏事業の歴史に終止符を打つ事となった。

ポッポの丘自体への入場は無料であるが、2020年(令和2年)1月末、鶏卵牧場ホームページで、3月20日から、駐車料金でバイク1台500円、乗用車1台1000円(車1台の乗車人員は問わない)を徴収することを発表した。マイクロバス、大型バスでの団体での入場は要相談とのこと。うみたまごのみの購入は、専用スペースの無料駐車場に駐車できる。

特徴[編集]

  • 一部の展示車両には自由に入れる。
  • 「直売所」では鶏卵(いすみのご近所農場のたまご(白玉、赤玉))のたまごの詰め放題のほか、地元の農産物プラレールトミカ、鉄道グッズなどの販売を行っている。
  • 鶏卵から摂取できない栄養素であるビタミンCを補うため、カムカムドリンクの販売も行っている。
  • 「カフェTKG」ではコーヒーや卵かけご飯、ソフトクリームやかき氷などが楽しめる。いすみ鉄道いすみ204形、北陸鉄道モハ3752形の車内、広場のベンチで飲食は可能。その他の車両は保存維持のため食事や食べ物の持ち込みは禁止している。
  • 貨車移動機の牽引する車掌車に体験乗車することが可能。
  • 基本、外見公開のブルートレイン(国鉄24系客車)も車内が公開されることもある。ちなみにオハネフとオロネの室内灯、オハネフとオロネの車内放送装置と電子チャイム(ハイケンスのセレナーデ)は稼働するように整備されている。なお電子チャイムは元尾久客車区所属の北斗星用客車で使われていたオルゴールとのこと。
  • 「レトロぶーぶ館」は入場無料であったが、施設維持のため2019年(平成31年)2月より、消防自動車博物館の入場料込みで500円となった。

展示車両[編集]

アクセス[編集]

  • 住所:〒298-0135 千葉県いすみ市作田1298
  • 営業時間は金・土・日・月・祝の10:00 - 16:00。悪天候の日は臨時休業する日もある。
  • 卵かけご飯は11:00~15:00位まで。ご飯が売り切れた時などは早めに閉店する。
  • 鉄道:いすみ鉄道大多喜駅の駅前の大多喜タクシーで20分弱。2019年8月30日をもって、いすみ鉄道国吉駅前の大原タクシーが閉業。また、いすみ鉄道上総中川駅から徒歩30分。いすみ鉄道国吉駅から徒歩約1時間。国吉駅のレンタサイクルも利用できる。利用時間注意。  
  • 自動車:圏央道市原鶴舞IC」で降りて、国道297号から国道465号をいすみ市方面へ向かう。
  • バス:茂原駅から出ているいすみシャトルバスに乗って行川バス停か上総中川駅バス停を下車して徒歩約30分。民家が多い方を歩くと5分ほど早く着く。

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 千葉県いすみ市に「いすみポッポの丘」開業」『RMニュース - 鉄道ホスピタス』2011年5月19日。
  2. ^ YASCORN千葉「ポッポの丘」、私設鉄博は養鶏場だった」『東洋経済』2017年11月3日。
  3. ^ もとは都内の幼稚園で保存されていた。片側運転席で汽笛の吹鳴体験可能。
  4. ^ 名義上はキハ35を大宮工場(現・大宮総合車両センター)で改造したということになっており、種車のキハ35 152は1966年製である。また、7月下旬より警笛吹鳴、ブレーキ操作、ワイパー操作ができるようになり、主に土日にポッポの丘のボランティアによる警笛吹鳴体験(有料)が行われている。
  5. ^ 船の科学館、青函連絡船羊蹄丸内で保存されていたものを移設。その時点でエンジンは下ろされている。青函連絡船の貨物の入換にも運用で入っていた。また年に数回、特に三連休でポッポの丘のボランティアによる警笛鳴らし体験が行われる。
  6. ^ ともに、寝台特急「日本海」の最終運用に入った車両。
  7. ^ 京王電気軌道23形電車に装置。1938年(昭和13年)広島瓦斯電軌に譲渡され広島電鉄700形電車 (初代)の台車となる。1945年(昭和20年)8月6日広島への原子爆弾投下に遭遇。1948年(昭和23年)~1950年(昭和25年)頃、広電初代700形に装置。1972年(昭和47年)~1980年(昭和55年)廃車。2012年(平成24年)12月ポッポの丘へ移設。原爆で被爆した大変貴重な台車である。
  8. ^ 運輸省規格型電車として製造

外部リンク[編集]


座標: 北緯35度17分53.9秒 東経140度16分35.3秒 / 北緯35.298306度 東経140.276472度 / 35.298306; 140.276472