ポップアスリートカップ全国少年野球大会

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学童軟式野球全国大会 ポップアスリートカップ(がくどうなんしきやきゅうぜんこくたいかい ポップアスリートカップ)は、NPO法人全国学童野球振興協会が主催する参加費無料でエントリー可能なトーナメント方式学童軟式野球の全国大会である。毎年春に開会式を行い、秋~冬に全国大会を開催している。

阪神タイガース久慈照嘉が大会アドバイザーを務めている。

冠スポンサーは第三回~第五回大会からアディダス・ジャパン株式会社。第六回大会~第十回大会まで株式会社千趣会。第十一回からは読売新聞社。第一四回より大会特別協賛企業としてくら寿司が参画。くら寿司・トーナメントとしても運営されている。

第一回、第二回大会と星野仙一名誉会長を務めた。第三回大会は大会名誉会長として古葉竹識、大会会長として高代延博が参加している。第四回は大会会長として張本勲、第五回・第六回は矢野燿大、第七回~第九回はアレックス・ラミレスが大会会長を務めた。

第十回大会からは名誉会長星野仙一、大会会長山本昌となっている。

第一三回大会より2018年1月に急逝した星野仙一が永世名誉会長となり、名前を拝した「ポップアスリート星野仙一杯」に改称している(現在は星野仙一旗争奪)。

多くの企業が協賛しており、くら寿司(大会特別協賛)読売KODOMO新聞(公式メディアパートナー)、アシックスジャパン(公式サプライヤー)、公益財団法人 全日本軟式野球連盟(後援)、一般社団法人日本プロ野球選手会(後援)などが大会をサポートしている。

2020年 SDGs事業3・4・5・17に認定。

2021年 ポップアスリートカップシニアディレクターとして元近鉄バファローズ佐野慈紀が就任。

特色[編集]

チームメンバー管理・チーム内のスケジュール連絡・試合結果管理・対戦相手募集・写真データのアップロードなど、学童野球チームの運営を支援するインターネットコミュニティを利用し、大会エントリーから試合結果入力までを全て上記サイトで行い、試合結果がアーカイブ方式で分かる仕組みを導入している。

対戦はチーム同士が日程・場所を確定させる自主対戦形式(県予選終了まで)。大会の参加費は無料となっており、全国規模で行われる自主対戦方式の学童野球大会ではトップクラスの規模を誇る。参加エントリーにはコミュニティサイトへの登録(無料)が必須である。

大会スローガンは「礼に始まり礼に終わる」

対戦を通じた地域間交流を目的としており、試合後には「ノーサイドフォト」と称して対戦した両チームが混合で記念写真を撮影することが通例となっている。

歴史[編集]

参加チーム

第1回:146チーム・第2回:416チーム・第3回:701チーム・第4回:921チーム・第5回:1163チーム・第6回:1204チーム

第7回:1239チーム・第8回:1252チーム・第9回:1262チーム・第10回:1302チーム・第11回:1335チーム・第12回:1360チーム

第13回:1372チーム・第14回:1323チーム・第15回:1340チーム・第16回:1350チームがエントリーした。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  • ポップアスリート-学童野球応援ポータルサイト。大会参加エントリーには本サイトへの登録(無料)が必要。