ホミサイド/殺人捜査課

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ホミサイド/殺人捜査課
Homicide: Life on the Street
ジャンル 刑事ドラマ
放送国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
制作局 NBC
監督 バリー・レヴィンソン
原作 デヴィッド・サイモン
Homicide: A Year on the Killing Streets
脚本 ポール・アタナシオ
トム・フォンタナ
出演者 リチャード・ベルザー
クラーク・ジョンソン
ヤフェット・コットー
カイル・セコー
シーズン1
放送時間 不明
放送期間 1993年1月31日 - 3月31日(9回)
出演者 ダニエル・ボールドウィン( - シーズン3、ホミサイド/ザ・ムービー)
アンドレ・ブラウワー( - シーズン6、ホミサイド/ザ・ムービー)
メリッサ・レオ( - シーズン5、ホミサイド/ザ・ムービー)
ジョン・ポリト( - シーズン2、ホミサイド/ザ・ムービー)
ネッド・ビーティ( - シーズン3、ホミサイド/ザ・ムービー) 他
シーズン2
放送時間 不明
放送期間 1994年1月6日 - 1月27日(4回)
シーズン3
放送時間 不明
放送期間 1994年10月14日 - 1995年5月5日(20回)
出演者 イザベラ・ホフマン( - シーズン5、ホミサイド/ザ・ムービー) 他
シーズン4
放送時間 不明
放送期間 1995年10月20日 - 1996年5月17日(22回)
出演者 リード・ダイヤモンド英語版( - シーズン6、ホミサイド/ザ・ムービー
マックス・パーリッチ( - シーズン5、ホミサイド/ザ・ムービー) 他
シーズン5
放送時間 不明
放送期間 1996年9月20日 - 1997年5月16日(22回)
出演者 ミシェル・フォーブス( - シーズン6、ホミサイド/ザ・ムービー)
ピーター・ゲレッティ( - シーズン7、ホミサイド/ザ・ムービー)
トニー・ルイス( - シーズン7、ホミサイド/ザ・ムービー) 他
シーズン6
放送時間 不明
放送期間 1997年10月17日 - 1998年5月8日(23回)
出演者 ジョン・セダ( - シーズン7、ホミサイド/ザ・ムービー)
キャリー・ソーン( - シーズン7、ホミサイド/ザ・ムービー) 他
シーズン7
放送時間 不明
放送期間 1998年9月25日 - 1999年5月21日(22回)
出演者 ジャンカルロ・エスポジート( - ホミサイド/ザ・ムービー)
マイケル・ミシェル( - ホミサイド/ザ・ムービー) 他
ホミサイド/ザ・ムービー
放送時間 不明
放送期間 2000年2月13日
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ホミサイド/殺人捜査課』(Homicide: Life on the Street)は 1993年 - 2000年に放送された、アメリカ合衆国テレビドラマである。

概要[編集]

『ホミサイド/殺人捜査課』はポール・アタナシオによってテレビ化が企画され、映画監督のバリー・レヴィンソントム・フォンタナが製作総指揮を取った。ボルチモア市警察・殺人捜査課の刑事の日常を描いており、全7シーズン[1]に加え2000年には特別編『ホミサイド ザ・ムービー』が放送された。原作は新聞記者デヴィッド・サイモンのノンフィクション『Homicide: A Year on the Killing Streets』であり、多くの登場人物および事件が事実に基づいている。

『ホミサイド/殺人捜査課』の特筆すべきところは、刑事の日常描写である。たとえば、事件が未解決のまま終わってしまったり、刑事が副業でバーを経営するなどといった現実的な話は過去のドラマでは見られなかったものである[2]。撮影には16ミリの手持ちカメラを用い、ロケは実際にボルチモア市内で行ったことでスピーディーで臨場感がある映像を作ることに成功している。場面の瞬間的な飛躍や、場面カットに細かく対応した音楽、重要なシーンを視点を変えて何度も繰り返し見せるといった編集は革新的であり、現在のドラマに大きな影響を与えている。また、シリーズを通して多くの黒人が重要な役を担ったことはそれまでのドラマには無いことであり、黒人が多数を占めるボルチモアの描写に現実感を与えている[3]

初回の放映時間はスーパーボウルの直前であったにもかかわらず視聴率は伸び悩み、当初から番組は打ち切りの危機に瀕していた。しかしながら初年度に2つのエミー賞を受賞したことに加え、『NYPDブルー』など警官もののドラマがブームとなってきたため番組は打ち切られることはなかった[4]

その後NBCは視聴率を上げるため番組に多くの変更を要求した。この圧力によりクロセッティ役のベテラン俳優ジョン・ポリトは降板させられた。そして脚本家に対しハッピーエンドとなるエピソードを多く書くように要求し、複数の事件を同時に進行させないように注文をつけた[5]。このようなNBCの動きがあったにもかかわらずニールセンの視聴率は低調だった。しかし『ホミサイド/殺人捜査課』は批評家には常に人気があり、現在では刑事ものの古典として評価が確立している[6]

また、日本人留学生射殺事件をほぼ忠実に再現したエピソードもある。同エピソードでは、留学生が日本人はトルコ人に、ハロウィンパーティはロックバンド「KISS」のコスプレパーティに変更された。更に被疑者はベイリスの親戚と言う設定が追加され、パートナーで事件の捜査担当である黒人のペンブルトンとの対立を組み入れている。

設定[編集]

ボルチモア市警察・殺人捜査課[編集]

米国においては、いわゆる、犯罪多発地帯として、悪名高い都市が、いくつか、存在する。その一つが、メリーランド州ボルチモアである。

ボルチモアにあっては、毎日のように、様々な事件が発生する。それらの中でも、最も凶悪かつ、社会的影響力を有する犯罪が、殺人である事は、いうまでもない。その殺人事件を、専門に捜査するのが、管轄のボルチモア市警察(通称・ボルチモア市警)に設置された、殺人捜査課(通称・殺人課)である。

ボルチモアの治安は、殺人課の活躍如何に、懸かっているといっても、過言ではない。その一方で、矢継早の事件発生によって、慢性的人員不足に陥っているのもまた、殺人課の現実である。それもあって、近年の事件解決率は、低下傾向にある。しかしながら、そうした逆境下にあっても、警察官への発砲事件は、全件、解決してきた実績を、有している。

捜査手順[編集]

事件発生にあたって、刑事が、自分自身の意思で、捜査担当を志願する例は、ごく稀である。殺人課への通報に、対応した刑事が、自動的に、その事件を、担当する事となるのだ。むしろ、それぞれの担当事件で、手一杯の際には、誰一人として、電話を取りたがらない事が、珍しくない。こうした現状は、殺人課の人員不足を、如実に物語っている。

殺人課の刑事は、原則として、二人一組で、行動する。一方が、“メイン”として、捜査指揮を執り、もう一方は、“サブ”として、それを補助するのである。とはいえ、“メイン”と“サブ”の役割は、固定されているわけではない。お互い、それぞれの担当事件を捜査しつつ、相棒の捜査活動にも、協力するのである。

“メイン”の刑事は、担当事件における、被害者の姓を、オフィスのホワイト・ボードに、赤色のマジックで、記入しなければならない。“ボード”と通称される、このホワイト・ボードを見れば、各刑事の担当事件は、一目瞭然である。やがて、事件が解決すると、被害者の姓は、黒色のマジックで、書き改められる。つまり、“ボード”があれば、各刑事の事件解決率や、捜査状況をも、一覧できるのである。

任意同行に応じた参考人や、連行された被疑者は、まず、待合室に留め置かれる。この待合室は、一面、ガラス張りであるがゆえに、“金魚鉢”と渾名されている。やがて、衆人環視の“金魚鉢”を経て、参考人および被疑者は、取調室へと案内される。四角四面の取調室もまた、“ボックス”の別名を有している。“ボックス”と隣室の境を、隔てる壁面には、マジック・ミラーがはめ込まれている。参考人および被疑者は、取り調べの担当刑事ばかりでなく、隣室に控える刑事からも、その言動を、逐一、観察されるのである。

犯罪都市のボルチモアとはいえ、その事件を解決するのは、派手な銃撃戦や、カー・チェイスではない。結局のところ、最後にものを言うのは、刑事と犯罪者、生身の人間同士が、“ボックス”で繰り広げる、壮絶な心理戦なのである。

刑事[編集]

殺人課の刑事は、どうしたわけか、他に類を見ないほどの、個性派揃いである。しかしながら、必ずしも、ヒーローのような、突出した存在としては、描写されていない。あくまでも、我々と同様、長短を合わせ持つ、一個の人間に過ぎないのである。だからこそ、殺人課においては、公私の別なく、次から次へと、難題が持ち上がる。

その一方で、家庭的雰囲気も持ち合わせているのが、殺人課の特徴といえる。夜勤明けや、事件解決後などは、誰からともなく、行きつけのバーや、レストランに集うのが、恒例となっている。それだけに、いざという時には、抜群のチーム・ワークを発揮する。

殺人課の刑事にしてみれば、人の生き死には、もはや、日常茶飯事でしかない。時には、軽率な言動で、被害者遺族の感情を、逆なでしてしまう事もある。それでもなお、根底には、やはり、強い正義感を秘めている。主義主張こそ、様々であるものの、殺人課の刑事は、何よりもまず、犯罪を憎む点で、全員が、一致しているのだ。

登場人物[編集]

殺人捜査課[編集]

アル・ジャデーロ
演:ヤフェット・コットー 日本語吹替:亀井三郎
イタリア系の黒人男性。そのルーツは、シチリアにあるらしい。
警部補にして、殺人課の責任者。個性派揃いの部下に、いつも、手を焼いている。しかしながら、部下のためならば、上層部に食ってかかる事も、厭わない。部下や、同僚ばかりでなく、警察官全体に対して、強い仲間意識がある。
中間管理職ゆえに、事件現場への出動は、滅多にないものの、それでもなお、常日頃から、スニーカーを着用している。背広に、スニーカーの着用は、服装規定違反であるものの、本人は、全く、意に介していない。
熱血漢である一方、急激な変化を嫌う、保守的一面がある。妻とは、7年前(シーズン1時点)に死別。現在、2人の女友達がいるものの、再婚の意思はないらしい。
好物は、パスタなどのイタリア料理。しかしながら、最近は、コレステロール値の上昇に、悩まされている。
ティム・ベイリス
演:カイル・セコー 日本語吹替:川中子雅人
地元・ボルチモア出身の白人男性。
SWAT隊員から、2年間の市長警護を経て、殺人課に配属となった、新人刑事。拳銃ではなく、頭脳がものを言う、殺人課での仕事に、かねてより、憧れていた。
配属当初は、手引書を参照して、事件捜査にあたっていた。その上、感傷が過ぎるなど、“坊ちゃん”と揶揄される事も、少なくなかった。しかしながら、捜査活動における、着眼点の鋭さで、徐々に、一目置かれる存在となっていく。
一種、潔癖ともいえる、正義感の持主である。しかしながら、人間である以上、負の側面は、必ず、存在する。刑事として、成長する過程で、ベイリスは、そうした真実の自分と、向き合っていく事となる。
本作は、ベイリスの殺人課配属に始まって、辞職に終わる。その点において、ベイリスは、本作の主人公ともいえる。
ジョン・マンチ
演:リチャード・ベルザー 日本語吹替:田原アルノ
ユダヤ系の白人男性。眼鏡が特徴。
勤続10年の中年刑事。前身は、ヒッピーで、大麻の知識が、豊富である。
性格は偏屈。持前の長口舌で、周囲の人間を、辟易させる事も、珍しくない。その一方で、憎みきれない愛嬌がある。行きつけのバーが、カラオケを導入した際には、怒り心頭であったものの、気がつけば、熱唱していた。
2度の離婚経験者。現在は、フェリシアという女性と、交際しているものの、やはり、諍いが絶えない。
愛称は、“マンチッチ(原語版においては、“en:munchkin”。『オズの魔法使い』に由来する)”。嫌いなものは、カントリー・ミュージック
メルドリック・ルイス
演:クラーク・ジョンソン 日本語吹替:大黒和広
黒人男性。口とあごに、ひげを蓄えている。
事件捜査においては、まず、犯行動機に着目する事を、旨としている。
気さくな人柄で、バプテスト教会を信仰している。趣味は、自動車の組立。
フランク・ペンブルトン
演:アンドレ・ブラウワー 日本語吹替:青山穣 登場:シーズン1 - 6、ホミサイド/ザ・ムービー
アフリカ系の黒人男性。
抜群の事件解決率を誇る、優秀な刑事。常日頃から、犯罪者の視点に立って、物事を見るよう、心がけている。
硬軟織り交ぜた、巧みな取り調べで、被疑者の自供を、見事に引き出す。本人は、その手練手管を、セールスに例える。
ニュー・ヨーク出身。ニュー・ヨーカーらしく、身だしなみには、人一倍、注意を払っている。たとえ、冷房の故障した、熱帯夜であろうとも、ネクタイさえ、緩めようとしない。
一度、こうと決めると、梃子でも動かない、頑固な性格。それゆえに、しばらくは、相棒を持たずに、単身、事件捜査にあたっていた。しかしながら、ジャデーロの指示で、渋々、新米のベイリスと、コンビを組む事となる。
あやとりを、手慰みにしている。
ケイ・ハワード
演:メリッサ・レオ 日本語吹替:紗ゆり 登場:シーズン1 - 5、ホミサイド/ザ・ムービー
白人女性。
事件捜査においては、理屈よりも、直感を重視している。納得のいかない事柄は、たとえ、事件解決後であろうとも、とことんまで、突き詰める。
男勝りで、勝気な性格。その一方で、女性らしい繊細さも、持ち合わせている。仕事柄、男性の暴力性ばかりを、目のあたりにしている事が、私生活での恋愛に、少なからぬ影響を、及ぼしている。
大の男に劣らぬ、健啖家。実家は、漁業を営んでおり、キャリーという妹がいる。
スタンリー・ボランダー
演:ネッド・ビーティ 日本語吹替:茶風林 登場:シーズン1 - 3、ホミサイド/ザ・ムービー
白人男性。白髪と巨体が、特徴。
48歳(シーズン1時点)の熟練刑事。その一方で、多様化する今日的犯罪に、ついていけない事もある。
偏屈なマンチを、相棒にしてからというものの、事件解決率が、低下傾向にある事を、気に病んでいる。マンチに対しては、事あるごとに、ミッチなる元相棒を、引き合いに出して、発破をかける毎日である。しかしながら、心底においては、強固な信頼関係で、結ばれている。
喜怒哀楽が、はっきりとした人柄。その言動によって、機嫌・不機嫌を、容易に看取できる。
私生活においては、23年間、連れ添った妻・マージと、つい1ヶ月前(シーズン1時点)に、離婚したばかりである。離婚後は、女性遍歴を重ねるものの、それでもなお、結婚指輪を外せずにいる。
趣味は、チェロの演奏だが、必ずしも、名手ではない。好きなミュージシャンは、エルヴィス・プレスリー
ボー・フェルトン
演:ダニエル・ボールドウィン 日本語吹替:塩屋翼 登場:シーズン1 - 3、ホミサイド/ザ・ムービー
アングロ・サクソン系の白人男性。
犯行の動機よりも、手口に着目するのが、持前の犯罪手法。必ずしも、敏腕刑事ではない事を、自認しており、最終手段として、タロット・カードに頼る事もある。
ハワードの相棒であるものの、恋愛感情はない。そのパートナーシップにおいては、公私混同をせぬよう、暗黙の了解が、存在している。一時は、ペンブルトンの相棒であったものの、どうにも、反りが合わず、今日に至る。
ひょうきんな性格で、殺人課における、唯一の妻子持ちでもある。しかしながら、妻との関係には、隙間風が吹いており、定期的に、夫婦カウンセリングを受けている。
スティーヴ・クロセッティ
演:ジョン・ポリト 日本語吹替:稲葉実 登場:シーズン1 - 2、ホミサイド/ザ・ムービー
イタリア系の白人男性。禿頭と口ひげが、特徴。
3度もの銃撃を受けた、壮絶な過去を持つ、中年刑事。その古傷は、現在もなお、脚、肩、腹部に残っている。
父親もまた、25年を勤め上げた、刑事であった。米国への移民後、精肉店の経営を経て、警察官に転身したのである。そうした経歴から、“サラミ頭”と、からかわれる事もある。
エイブラハム・リンカーンの暗殺事件について、独自の見解を有している。事あるごとに、その陰謀説を披露しては、相棒のルイスを、うんざりさせている。
友人思いの性格で、カトリック教会を信仰している。私生活においては、元妻との間に、ベアトリスという、年頃の愛娘がおり、その養育に、四苦八苦している。
好きな音楽は、ジャズ
メーガン・ラッサート
演:イザベラ・ホフマン 日本語吹替:西川美也子 登場:シーズン3 - 5、ホミサイド/ザ・ムービー
本来、レギュラー陣とは別シフトの警部補だったが、バンファーザーの昇進に合わせて警部に昇進する。しかし、ある事件の責任をとらされ平刑事に降格される。「ミート・ザ・プレス」のキャスターであるティム・ラッサートとはいとこと言う設定である。
妻子あるフェルトンと、不倫関係に陥ってしまい、苦悩する事となる。
J・H・ブロディ
演:マックス・パーリッチ 日本語吹替:椿基之 登場:シーズン4 - 5、ホミサイド/ザ・ムービー
以前はテレビ局のカメラマンだったが、殺人課と契約して事件現場を撮影し映像を証拠として保存する仕事をしている。刑事達からはよくからかわれている。常に帽子をかぶっているが・・・
マイク・ケラマン
演:リード・ダイヤモンド英語版 日本語吹替:田坂秀樹 登場:シーズン4 - 6、ホミサイド/ザ・ムービー
もともと放火課に所属していたがある事件を契機に殺人課と関わるようになり、ジャデーロによって殺人課に引き抜かれる。ルイスとは名コンビを組むが放火課時代の汚職事件に巻き込まれ、さらにルーサー・マホーニーとの確執により次第に生活が破綻していく。
テリー・スタイバース
演:トニー・ルイス 日本語吹替:小川里永子 登場:シーズン5 - 7、ホミサイド/ザ・ムービー
スチュアート・ガーティー
演:ピーター・ゲレッティ 日本語吹替:塩屋翼 登場:シーズン5 - 7、ホミサイド/ザ・ムービー
ポール・ファルゾン
演:ジョン・セダ 日本語吹替:吉田裕秋 登場:シーズン6 - 7、ホミサイド/ザ・ムービー
元ボクサー。
ローラ・バラード
演:キャリー・ソーン 日本語吹替:たまきまゆ 登場:シーズン6 - 7、ホミサイド/ザ・ムービー
レネ・シェパード
演:マイケル・ミシェル 日本語吹替:岡本章子 登場:シーズン7、ホミサイド/ザ・ムービー

その他[編集]

ジョージ・バンファーザー
演:クレイトン・レボフ 日本語吹替:伊藤栄次
黒人男性。
ボルチモア市警・警部にして、ジャデーロの上司。しかしながら、年齢においては、ジャデーロよりも、若輩にあたる。
近年の事件解決率低下を受けて、市警組織の合理化を、推進している。
何よりもまず、体面を重んじる性格で、ジャデーロとの対立も、少なくない。事件現場での捜査経験がなく、うっかり、口を滑らせて、部外秘の捜査情報を、漏洩してしまう事もある。
エド・ダンバース
演:ジェリコ・イヴァネク 日本語吹替:幹本雄之、伊藤栄次
白人男性。
メリーランド州検事補。殺人課によって、逮捕・送検された被疑者を、起訴するのが、役割である。
用意周到にして、負けず嫌いの性格。刑事裁判の有罪率向上に、意欲を燃やしており、立件後もなお、追加の証拠収集を、殺人課に命じる事もある。法廷においては、感動的かつ、説得力のある論法を、得意とする。
少食ゆえに、体型は、華奢である。
シャイナー
演:ラルフ・タバキン
監察医。
メアリー・ペンブルトン
演:アミ・ブラブソン 登場:シーズン1 - 6
黒人女性。
ペンブルトンの妻。
ペンブルトンの多忙ゆえに、新婚早々(シーズン1時点)から、夫婦水入らずの時間は、限られる羽目となる。しかしながら、ペンブルトンの職務に対しては、それでもなお、理解を示している。
ロジャー・ギャフネー
演:ウォルト・マクファーソン 日本語吹替:塩屋翼 登場:シーズン1 - 6、ホミサイド/ザ・ムービー
刑事。
ジュリアナ・コックス
演:ミシェル・フォーブス 日本語吹替:鈴木紀子 登場:シーズン5 - 6、ホミサイド/ザ・ムービー
監察医。
マイク・ジャデーロ
演:ジャンカルロ・エスポジート 日本語吹替:向井修 登場:シーズン7、ホミサイド/ザ・ムービー
FBI特別捜査官。

ゲスト出演者[編集]

他に、バリー・レヴィンソン監督自身が第66話「ドキュメンタリー」で刑事ドラマの撮影をするバリー・レヴィンソン監督役で出演している。

エピソード[編集]

ホミサイド/殺人捜査課のエピソード一覧

クロスオーバー[編集]

  • 『ホミサイド/殺人捜査課』はアメリカの長寿ドラマ『LAW & ORDER』ともクロスオーバーする話があり、ひとつの事件をニューヨークとボルチモアの刑事が協力して解決したこともある。
  • OZ/オズ』で囚人たちが熱狂している劇中番組に登場するキャラクターが、『ホミサイド ザ・ムービー』の病院ロビーのテレビに映し出されていた。

マンチ刑事の活躍[編集]

リチャード・ベルザーが演じるジョン・マンチは『ホミサイド』の人気キャラクターだが、『ホミサイド』以外にも7つのドラマにマンチとして出演している。

受賞[編集]

多くの批評家に絶賛された『ホミサイド/殺人捜査課』は、エミー賞において7年間で4つの受賞と13のノミネートを得た。また1996年から1998年まで3年連続でテレビ批評家賞の最優秀ドラマ部門に選ばれ、ピーボディ賞の最優秀ドラマ部門に3年連続で選ばれた(1993年、1995年、1997年)初のドラマである。

受賞エピソード[編集]

"永遠への出発" (1-1) エミー監督賞 (バリー・レヴィンソン)
"亡霊のささやき" (1-3) エミーゲスト女優賞ノミネート (グウェン・ヴァードン)
"アディーナと三人の男たち" (1-5) エミー脚本賞 (トム・フォンタナ)
"災厄の日" (2-1) エミーゲスト男優賞ノミネート (ロビン・ウィリアムズ)
"帽子" (4-12) エミーゲスト女優賞ノミネート (リリー・トムリン)
"人質(Part1&2)" (5-1,2) エミーゲスト女優賞ノミネート (アン・メイラ)
"暴動" (5-3) TVガイドが選ぶTVエピソードベスト100 (1997)において32位[7]
"地下鉄" (6-4) エミー脚本賞 (ジェームズ・ヨシムラ)
エミーゲスト男優賞ノミネート (ヴィンセント・ドノフリオ)
TVガイドが選ぶTVエピソードベスト100 (2009)において28位[8]
"安楽死" (6-16) エミーゲスト女優賞ノミネート (アルフレ・ウッダード)
"蘇った事件" (6-21) エミーゲスト男優賞ノミネート (チャールズ・ダーニング)
"陰謀" (7-15) エミー監督賞ノミネート (LAW & ORDER:性犯罪特捜班とのクロスオーバー後編)

DVD[編集]

発売元は、エスピーオー、日本語版製作は、東北新社

ホミサイド/殺人捜査課 シーズン1 DVD BOX
実際には、シーズン1(全9話)とシーズン2(全4話)を合わせてシーズン1として収録している。また、各話の収録順も、米国での放送順ではなく、物語の時系列に沿って、再構成されている。2008年6月25日発売。
ホミサイド/殺人捜査課 シーズン2 DVD BOX
実際には、シーズン3を収録している。各話の収録順は、米国での放送順ではなく、制作順となっている。2008年12月26日発売。

外部リンク[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 日本語版DVDや、スーパーチャンネル(現・スーパー!ドラマTV)での放送においては、シーズン1(全9話)とシーズン2(全4話)を、一つのシーズンとみなしており、全6シーズンの計算となる。
  2. ^ Simon, David (1998年11月4日). Anatomy of "Homicide: Life on the Street" (Documentary). Baltimore, Maryland: Public Broadcasting Service. 
  3. ^ Mascaro, Thomas A. (2004-03-22). “Homicide: Life on the Street: progress in portrayals of African American men”. Journal of Popular Film and Television. ISSN 0195-6051. OCLC 4652347. オリジナルの2007年10月16日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20071016183709/http://www.encyclopedia.com/doc.aspx?id=1G1%3A115399891 2014年4月25日閲覧。. 
  4. ^ Leonard, John (1998年11月4日). Anatomy of "Homicide: Life on the Street" (Documentary). Baltimore, Maryland: Public Broadcasting Service. 
  5. ^ Levinson, Barry (2003年) (Audio commentary). Homicide Life on the Street -- The Seasons 1 & 2 (DVD). A&E Home Video. 
  6. ^ The New Classics: TV”. Entertainment Weekly (2007年6月18日). 2014年4月25日閲覧。
  7. ^ https://web.archive.org/web/20071028140448/http://members.aol.com/speaker606/jim/tv.html
  8. ^ http://www.imdb.com/list/mDwYpIpc8m8/