チャールズ・オーガスト・ニコルズ

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チャールズ・A・ニコルズ
Charles A. Nichols
本名 Charles August Nichols
生年月日 (1910-09-15) 1910年9月15日
没年月日 (1992-08-23) 1992年8月23日(81歳没)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ユタ州ミルフォード英語版
死没地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス
職業 アニメーター
 
受賞
カンヌ国際映画祭
フランス映画技術高等委員会賞
1954年プカドン交響楽
その他の賞
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雇用者
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チャールズ・オーガスト・ニコルズ (Charles August Nichols1910年9月15日 - 1992年8月23日)はアメリカ合衆国アニメーターアニメーション演出家映画監督ユタ州ミルフォード市生まれ。アメリカン・アニメーションの黄金時代を支えた人物であり、ウォルト・ディズニー・カンパニーハンナ・バーベラ・プロダクションで活躍した。

しばしばニック・ニコルズともクレジットされた[1]

来歴[編集]

1935年にディズニースタジオに入社。ここでのアニメーター時代に初めてアニメーターとしてクレジットされたのは1940年の映画『ピノキオ』であり、登場人物の一人であるコーチマン(馬車屋)のアニメを担当している。1944年に監督に抜擢され、多くの短編映画作品で監督を務めた。ディズニー時代の代表作に『プカドン交響楽』 (Toot, Whistle, Plunk and Boom) やプルートの短編映画シリーズなどがある。

1962年にディズニースタジオを退社後はハンナ・バーベラ・プロダクションへ移籍し、『宇宙家族ジェットソン』や『原始家族フリントストーン』といったテレビアニメ作品シリーズで演出の腕を揮い、映画『シャーロットのおくりもの』ではイワオ・タカモトと連名で監督を務めている。その後も『スクービー・ドゥー』シリーズや『ほえよ! 0011』 (Hong Kong Phooey) など1970年代のハンナ・バーベラ作品の多くで演出・監督担当として作品制作に携わり続けた。

主な参加作品[編集]

ディズニー時代[編集]

ハンナ・バーベラ時代[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 主に『スクービーのラファリンピック 』(Scooby's All-Star Laff-A-Lympics) の第2シーズンが挙げられる。

参考文献[編集]

外部リンク[編集]