原始家族フリントストーン

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原始家族フリントストーン
ジャンル シットコムギャグアニメ
アニメ
監督 ウィリアム・ハンナジョセフ・バーベラ
アニメーション制作 ハンナ・バーベラ
製作 スクリーン ジェムズ
ハンナ・バーベラ・プロダクション
放送局 アメリカ合衆国の旗 ABC
日本の旗 フジテレビ
放送期間 アメリカ合衆国の旗 1960年9月30日 - 1966年4月1日
日本の旗 1961年6月 - 1967年6月
テンプレート - ノート

原始家族フリントストーン(げんしかぞくフリントストーン、原題:The Flintstones)は、アメリカテレビアニメハンナ・バーベラ・プロダクション製作。全166話。

「Flint」は燧石火打石)を意味する。

概略[編集]

本作は、1950年代に放送されていたテレビドラマ『ザ・ハネムーナーズ』(The Honeymooners)をもとに制作された(同作に主演していたジャッキー・グリーソンは、このアニメ作品について告訴を考えたものの断念した)。

アメリカではABCにて1960年9月30日から1966年4月1日まで放送。続編及びスピンオフ作品が数多く制作されている。日本では1961年6月からフジテレビで『恐妻天国』(野田醤油(現・キッコーマン)一社提供)、1963年7月から『ソーラ来た来た』の題名で放映された。登場人物は原始人であるが、多くの恐竜を使役し様々な石器を用いた、奇妙に現代的な生活や社会を描いたホームコメディ。

1980年代にはほのぼのレイクイメージキャラクターに採用されたことから、番組名も『ほのぼの家族』のタイトルでUHF独立局等で放映、新録音製作されたこともあり、その後もカートゥーン ネットワーク[1]などを通じて幾度も再放送されている。東京12チャンネル(現:テレビ東京)、CBCテレビ(1965年頃『がんばれフレッド(関敬六バージョン)』と1971年頃『新・原始家族(大平透バージョン)』)、BSジャパン(現:BSテレビ東京[2]でも再放送された。

また、成長したペブルスとバンバンが登場する本作のスピンオフ作品『行け行けバンバン恐竜天国』(原題:The Pebbles and Bamm-Bamm Show)がある。

日本での放送時間[編集]

『恐妻天国』 - フジテレビ
  • 日曜20:30 - 21:00(1961年6月11日[3] - 1961年6月25日)
  • 日曜20:00 - 20:30(1961年7月2日 - 1962年3月25日[3]
  • 火曜21:45 - 22:15(1962年4月 - 6月)
『こんにちはフレッド』
『ソーラ来た来た』 - フジテレビ
  • 土曜19:30 - 20:00(1963年7月6日 - 1963年10月19日[3]
『恐妻天国』 - TBS[4]
  • 日曜日10:00 - 10:30(1965年3月7日 - 1965年10月10日)
  • 水曜日~金曜日→月曜日~金曜日8:00 - 8:30(1966年1月5日 - 1966年1月28日)
  • 日曜日24:25 - 24:55 (途中で23:15 - 24:25に変更)(1968年12月15日 - 1969年8月3日)

1969年3月9日からカラー放送

『行け行けバンバン恐竜天国』 - NETテレビ
  • 金曜16:55 - 17:25(1975年5月9日 - 1975年6月4日[5]
『ほのぼの家族』 - 番組販売
  • KBS京都で火曜夜11時に再放送していた。

登場人物[編集]

フレッド・フリントストーン (Frederick Joseph "Fred" Flintstone)
フリントストーン家の大黒柱。原始時代のサラリーマン。毎回オープニングでは「ヤバダバドゥー!」と叫んでいる。
ウィルマ (Wilma Flintstone)
フレッドの妻。
バーニー・ラブル (Barney Rubble)
フリントストーン家の隣人でフレッドの親友。同じくサラリーマン。
ベティ・ラブル (Betty Rubble)
バーニーの妻。
ペブルス・フリントストーン (Pebbles Flintstone)
フリントストーン家の長女。後の作品ではバンバンと結婚し2子をもうける。
バンバン・ラブル (Bamm-Bamm Rubble)
ラブル家の長男。名前は怪力で、棍棒で床や机を叩くことから。
ディノ(Dino)
フリントストーン家のペットの恐竜。

担当声優[編集]

英語オリジナル版[編集]

キャラクター 担当声優 担当作品
フレッド アラン・リード TVシリーズ
ヘンリー・コーデン 長編作品「原始家族フリントストーンのヤバ・ダバ・ドゥー」など
ジェフ・バーグマン 長編作品「原始家族フリントストーンのレッツ・ロカプルコ」
スペース・プレイヤーズなど
ウィルマ ジャン・ヴァンデ・ピル TVシリーズ
クリステン・ジョンストン 映画『フリントストーン2/ビバ・ロック・ベガス
トレス・マクニール テレビアニメ『ジョニー・ブラボー』(ゲスト出演)
バーニー メル・ブランク TVシリーズ(シーズン1)
ドーズ・バトラー TVシリーズ(シーズン2)
ハミルトン・キャンプ スピンオフ作品「The Flintstone Kids」(日本未放送)など
フランク・ウェルカー 長編作品「原始家族フリントストーンのクリスマスキャロル」など
スティーヴン・ボールドウィン 映画『フリントストーン2 ビバ・ロック・ベガス』
ケビン・マイケル・リチャードソン 長編作品『原始家族フリントストーンのレッツ・ロカプルコ』
ベティ ビー・ベナデレット TVシリーズ(シーズン1 - シーズン4)
ゲイリー・ジョンソン TVシリーズ(シーズン5 - シーズン7)
ゲイ・オターソン スピンオフ作品「行け行けバンバン恐竜王国」など
BJ・ウォールド 長編作品「原始家族フリントストーンのクリスマスキャロル」
グレイ・デライル テレビアニメ「ジョニー・ブラボー」(ゲスト出演)
ジェーン・クラコフスキー 映画『フリントストーン2 ビバ・ロック・ベガス』
ペブルス ジャン・ヴァンデ・ピル TVシリーズ
サリー・ストラザース スピンオフ作品「行け行けバンバン恐竜王国」
バンバン ドン・メシック TVシリーズ
ジェイ・ノース スピンオフ作品「行け行けバンバン恐竜王国」
ディノ メル・ブランク TVシリーズ
フランク・ウェルカー 長編作品「原始家族フリントストーンのクリスマスキャロル」など

日本語吹き替え版[編集]

キャラクター 担当声優
フジテレビ版 放送局不明版 独立局版 大映ビデオ版[6] 日本コロムビア版
[7][8][9][10][11][12][13]
カートゥーン ネットワーク版
強妻天国[14] ソーラ来た来た こんにちはフレッド ほのぼの家族 吸血鬼ロッキュラとフランケンストーン 原始家族フリントストーンのクリスマスキャロル 原始家族フリントストーンのヤバ・ダバ・ドゥー
フレッド 大平透 近石真介
関敬六
近石真介 山崎唯 滝口順平 神山卓三
関敬六
北川勝博
ウィルマ 成田光子小原乃梨子 栗葉子 ? 久里千春 高島雅羅 佐々木優子
栗葉子
安居万里
幸田直子
バーニー 田の中勇 藤村俊二 ? ? 辻村真人 田の中勇
藤村俊二
金子由之
ベティ 向井真理子 高杉祐三子 ? ? 鶴ひろみ 富沢美智恵
高杉祐三子
不明
定岡小百合
ペブルス ? 岸昌美 ? ? - ? 岸昌美 増田ゆき
バンバン ? ? ? TARAKO - ? - 柳知樹 鈴木正和
ディノ ? ? ? ? - ? - 小形満
その他 緒方賢一
郷里大輔
伊井篤史
小室正幸
巴菁子
亀山助清
平野正人
鈴木れい子
峰恵研
曽我部和恭
辻親八
小谷津央典
桜井敏治
羽鳥靖子
奥田啓人
佐藤晴男
楠見尚己
丁田政二郎
横尾博之
奥島和美
浜田賢二
秋元羊介
谷育子
喜田あゆみ
高瀬右光
小野塚貴志
浜田賢二
小上裕通
奥田俊彦
浜野ゆうき
水間真紀
翻訳 高見一 矢田尚→高見一 村治佳子 ジョーゲンセン由美子
演出 高桑慎一郎 高桑慎一郎 二瓶紀六
脚本
録音 吉本晋 荒井孝
調整 高久孝雄 荒井孝
制作担当 小野寺徹
高橋澄
丸山晋
小野寺徹
百武雷太
プロデューサー 伊藤文子
製作協力 青二企画→千代田プロダクション
日本語版製作 ? 千代田プロダクション ? 大映 日本コロムビアダックスインターナショナル カートゥーン ネットワーク
東北新社
初放送日 1961年6月
フジテレビ
1963年7月
(フジテレビ)
不明 1980年代
(番組販売)
- -

長編作品(劇場版アニメ、OVA)[編集]

実写版[編集]

コンピューターゲーム[編集]

  • 『フリントストーン』(MD、1993年、タイトー、アクションゲーム)

脚注[編集]

  1. ^ カートゥーンネットワークで放送しているテレビシリーズでは山崎が担当している『ほのぼの家族』を含む幾つかの吹替バージョンを放送しているが、長編については声優・スタッフが異なる。
  2. ^ BSジャパン番組表 2001年11月30日放送分”. 2001年11月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月4日閲覧。
  3. ^ a b c 「ケンケンと愉快な仲間たち」(イーハトーヴ出版)1995年
  4. ^ DVD-ROM「TBS50年史」2002年
  5. ^ 最終回は水曜日に放送
  6. ^ VHSビデオ『原始家族 吸血鬼ロッキュラとフランケンストーン』(型番:ANH-1015、発売日:1987年2月25日、販売元 - 大映
  7. ^ VHSビデオ「原始家族 めざせ!大リーガー」(型番:HC-512 発売日:1990年4月21日、販売元 - 日本コロムビア
  8. ^ VHSビデオ『原始家族フリント・ストーンの発明図鑑』(型番:COVC-4417、1994年10月21日発売)
  9. ^ VHSビデオ『原始家族 ~赤ちゃん奮闘記~』(型番:COVC-4418、1994年10月21日発売)
  10. ^ VHSビデオ『原始家族 ~バッファロー大会~』(型番:COVC-4419、1994年10月21日発売)
  11. ^ VHSビデオ『原始家族 ~美人スター登場~』(型番:COVC-4420、1994年10月21日発売、販売元 - 日本コロムビア)
  12. ^ VHSビデオ「原始家族 『花婿騒動/謎の老婦人』」(型番:COVC-4406 発売日:1994年4月21日、販売元 - 日本コロムビア)
  13. ^ VHSビデオ『原始家族 メリークリスマス!!サンタクロース(How The Flintstones Saved Christmas)』(型番:COVC-4060、発売日:不明、販売元 - 日本コロムビア)
  14. ^ 1961年6月3日 朝日新聞 東京版 朝刊『おとな向きの漫画 恐妻天国 1日夜からフジテレビで』
  15. ^ 株式会社QBQ編 『懐かしのメガドライブ 蘇れメガドライバー !!』マイウェイ出版発行、2018年。ISBN 9784865118704 p90

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

フジテレビ 日曜20時台後半枠
前番組 番組名 次番組
恐妻天国
(1961年6月)
平凡
歌のバースデーショー

(第1期)
※火曜21:15より移動
フジテレビ系 日曜20時台前半枠
恐妻天国
(1961年7月 - 1962年3月)
シュガーフット
(19:30 - 20:30)
フジテレビ系 火曜21:45 - 22:15枠
黒岩重吾シリーズ
(21:45 - 22:30)
恐妻天国
(1962年4月 - 6月)
フジテレビ系 土曜19時台後半枠
ソーラ来た来た
(1963年7月 - 10月)