ゴル航空
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| 設立 | 2001年 | |||
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| ハブ空港 | サンパウロ・コンゴーニャス空港、リオ・デ・ジャネイロ・サントス・ドゥモン空港空港など | |||
| 焦点空港 | サンパウロ(グアルーリョス国際空港、リオ・デ・ジャネイロ(アントニオ・カルロス・ジョビン国際空港)、ブラジリア(プレジデント・ジュセリノ・クビシェッキ国際空港)など | |||
| マイレージサービス | Smiles | |||
| 会員ラウンジ | なし | |||
| 航空連合 | 未加盟 | |||
| 保有機材数 | 126機(128機発注中) | |||
| 就航地 | 70 | |||
| 本拠地 | ブラジル サンパウロ州 サンパウロ市 | |||
| 代表者 | Constantino Oliveira, Jr. (CEO) | |||
| 外部リンク | http://www.voegol.com.br/ | |||
ゴル航空(ゴルこうくう、Gol Transportes Aéreos S.A.[1]、NYSE:GOL)は、ブラジルの航空会社。 ブラジルでの発音は「ゴル」ではなく「ゴウ」である。
歴史
[編集]- 2000年、ブラジルで初の格安航空会社としてGOL Transportes Aéreos S.A.という名称で設立された。
- 2001年1月15日、ブラジリア・サンパウロ間で運航を開始した。
- 2007年3月28日、前年に倒産し会社更生中のヴァリグ・ブラジル航空を2億7500万ドルで買収した。ゴル航空の発表によると、運航はヴァリグ・ブラジル航空の名義で引き続き行われることになっている。
- 2007年、TAPポルトガル航空とコードシェア提携を開始した。
- 2009年8月1日、アメリカン航空との提携を開始。
- 2010年2月24日、ワンワールド同盟に参加するための「事前交渉」中であると発表したが、2010年10月6日、独立性を維持しするため、アライアンスには加盟しない方針を発表した。
- 2010年12月23日、ブラジルの航空会社パサレド・リニャス・アエレアスとの運航パートナーシップを開始した。
- 2011年初め、デルタ航空とのコードシェアも開始した。
- 2011年9月28日、アルゼンチン航空と提携を開始する意向を発表しました。
- 2011年12月7日、デルタ航空が株式の3%を購入する意向を発表した。
- 2012年10月1日、ボーイング737 MAX60機を確定発注した。
- 2012年10月6日、マイアミとオーランドへの季節運航を開始した。
- 2019年9月26日、デルタ航空は、LATAM航空グループの株式20%を取得したことを受けて、GOLの株式を手放した。
- 2022年5月11日、アビアンカ航空と合併し、両社を所有するアブラグループを設立することが発表された。
- 2024年1月、連邦破産法第11条に基づく破産申請の準備を進めていると発表した。2024年1月24日、破産手続き中に資金を調達するために9億5,000万米ドルの資金調達を求めた。2024年1月25日には、COVID-19パンデミックによる債務コストから立ち直るため、連邦破産法第11条に基づく破産を正式に宣言した。
保有機材
[編集]2025年9月現在、ゴル航空の機材は以下の通りである。格安航空会社として、整備や訓練費用を抑えるため、ボーイング737シリーズで機材を統一している。
| 機材 | 保有数 | 発注数 | 座席数 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| ボーイング737-700 | 12 | ‐ | 138 | |
| ボーイング737-800 | 72 | ‐ | 186 |
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| ボーイング737MAX8 | 57 | 43 | 180 | |
| 186 | ||||
| ボーイング737MAX10 | ‐ | 30 | 不明 | ボーイング737MAX8からの発注変更。現在、納入停止中 |
| 計 | 141 | 77 |
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ボーイング737‐800
退役済機材一覧
[編集]就航地
[編集]国内
[編集]- サンパウロ(コンゴーニャス空港、グアルーリョス国際空港)
- リオ・デ・ジャネイロ(サントス・ドゥモン空港、アントニオ・カルロス・ジョビン国際空港)
- クリチバ
- ベロオリゾンテ
- レシフェ
- ポルトアレグレ
- ブラジリア
- マナウス
- ナターウ
- フォルタレザ
- マカパ
- ボアビスタ
- リオブランコ
- サンタレン
- クルゼイロドスル
- クイアバ
- カンポグランヂ
- ゴイアニア
- マリンガ
- ロンドリーナ
- シャペコ
- ナヴェガンチス
- ジョインヴィレ
- カシアスドスル
- フロリアノポリス
- バウル
- プレジデンチ・プルデンチ
- ウベーランヂア
- カンピーナス
- ヴィットーリア
- ポルト・セグーロ
- イリェウス
- サウヴァドール
- パウマス
- インペラトリス
- マラバ
- ベレン
- サン・ルイス
- テレジーナ
- ペトロリーナ
- カンピーナ・グランヂ
- ジョアン・ペソア
- フェルナンド・デ・ノロニャ
- アラカジュ
- マセイオー
- ポルト・ヴェーリョ
国外
[編集]- アスンシオン
- アルバ
- オーランド
- カラカス
- クラサオ
- コルドバ
- サンタ・クルス・デ・ラ・シエラ
- サントドミンゴ
- ニューヨーク
- バルバドス
- ブエノスアイレス
- プンタカナ
- マイアミ
- モンテビデオ
- ロサリオ
就航予定
[編集]航空券購入の際の注意
[編集]ブラジル国籍以外の人がゴル航空のウェブサイトで航空券を購入する場合はアメリカンエキスプレスのクレジットカード所持者のみ対応していた。他のクレジットカードで決済を試みると、CPF(ブラジルの納税者番号)の入力が必須になっていたが、2007年10月以降は、クレジットカードでネット購入出来る。
なお、現地国内の空港にあるゴル航空カウンターにて現金で支払うことも可能である(現地通貨ブラジルレアルのみ)。その為には、ゴル航空ウェブサイトでオペレーターとオンラインチャットで予約するか、もしくはコールセンターで予約をする必要がある。ポルトガル語(ブラジルポルトガル語)とスペイン語、英語で対応可能。
事故
[編集]2006年9月29日にマナウス発ブラジリア経由リオデジャネイロ行きの1907便(ボーイング737-800、機体記号PR-GTD)がブラジル北部のパラ州上空でエンブラエル・レガシー機(工場からの回送便)と空中衝突してマトグロッソ州境のジャングルに墜落し、乗客・乗員計154名全員が死亡した。同航空会社、さらにボーイング737NGシリーズ(737-600/-700/-800/-900)として初の全損事故となった。
事故機は、同年9月12日に引き渡されたばかりの完成して間もない機体で、引渡しからわずか18日で事故抹消というのは、ボーイング737全体としても最も短命の機体となった(詳細は、ゴル航空1907便墜落事故を参照のこと)。
脚注
[編集]- ^ GOL LINHAS AÉREAS INTELIGENTES、" ゴル航空
- ^ “Passagens Aéreas na GOL” (英語). GOL. Linhas Aéreas Inteligentes.. 2019年10月1日閲覧。