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カシアス・ド・スル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カシアス・ド・スル
Caxias do Sul
ブラジルの旗
カシアス・ド・スルの市章
市章
位置
州内の位置の位置図
州内の位置
座標 : 南緯29度10分 西経51度11分 / 南緯29.167度 西経51.183度 / -29.167; -51.183
歴史
創設 1890年6月20日
行政
ブラジルの旗 ブラジル
 地域 南部
 州 リオグランデ・ド・スル州
 市 カシアス・ド・スル
地理
面積  
  市域 1643 km2
標高 817 m
人口
人口 (2020年現在)
  市域 517,451人
  備考 統計[1]
その他
等時帯 UTC-4 (UTC-4)
公式ウェブサイト : www.caxias.rs.gov.br

カシアス・ド・スルポルトガル語: Caxias do Sul [kaˈʃias du ˈsuw])は、ブラジルリオグランデ・ド・スル州にある都市。人口は51万7451人(2020年)で、州第2の都市。1890年にイタリア移民により設立された。

歴史

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19世紀にはカインガン族英語版の先住民が住んで牧畜を行っていた。

このため、一帯は古くカンポ・ドス・ブグレス(Campo dos Bugres、「土人の畑」を意味する)と呼ばれていた[2]イエズス会によるいくつかの宣教のための入植(redução)が試みられたが成功しなかった[3]

1875年にイタリア人移民の移住が始まり、それらは主にヴェネト州の農民から構成されていた。ロンバルディア州トレントボルツァーノなどからの移民もいた。 彼らは、道具類、設備、種子などの援助をイタリア政府より得られたが、すべて返却する必要があった。 2年後、カンポ・ドス・ブグレスの植民の拠点に、カシアス植民地の名前が与えられた。名前はカシアス公爵に由来する。

1890年7月20日に街は建設され、同年8月24日に認証された。この19世紀に様々な経済サイクルが発展した。当初は住民達が消費するためにワイン産業が発達したが、次第に商業化され、外部でも取引されるようになっていった。

1919年6月1日に市となった。同日に州都ポルトアレグレとを結ぶ鉄道が開通した。多くの移民は農民であったが、彼らの多くは農業以外の活動もしていた。彼らは街に定住し、エリアは都市化され、工業化が急速に進展した。

2022年には、夏季デフリンピックが開催された。

文化

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他のリオグランデ・ド・スル州の都市と同じようにガウーショ文化の影響が強い。またイタリア人移民の子孫が多く、イタリアの文化的な影響も同じく強い。

人口の大部分に当たる約33万人がカトリックを信仰しており、それに次いで福音主義が多い[4]

毎年2月から3月にかけて大規模な葡萄祭ポルトガル語版が行われる。

交通

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長距離バスのターミナルがあり、州内外への移動のために住民に広く利用されている。またサンパウロリオデジャネイロカンピナスの3都市と結ぶウーゴ・カンテルジアニ地域空港ポルトガル語版が都市内に存在する。

スポーツ

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出身者

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脚注

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  1. ^ IBGE 2020
  2. ^ “Prefeituras de Caxias do Sul RS”, Ache Tudo e Região, https://www.achetudoeregiao.com.br/rs/caxias_do_sul/historia.htm 2022年5月8日閲覧。 
  3. ^ Silva, Adriana Fraga da (2010), "Meu avô era tropeiro!": identidade, patrimônio e materialidades na construção da terra do tropeirismo - Bom Jesus (RS), Pontifícia Universidade Católica do Rio Grande do Sul, https://hdl.handle.net/10923/3886 2010年9月25日閲覧。 
  4. ^ IBGE | Cidades | Caxias do Sul”. ブラジル地理統計資料院. 2024年1月19日閲覧。

外部リンク

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