イーグレット級スループ

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イーグレット級スループ
HMS Auckland (L61) IWM FL 1201.jpg
基本情報
種別 スループ
運用者  イギリス海軍
就役期間 1938年 - 1958年
前級 ビターン級
次級 ブラックスワン級
要目
基準排水量 1,250トン
満載排水量 1,790トン
全長 89.15 m
最大幅 11.43 m
吃水 3.40 m
ボイラー 水管ボイラー×2缶
主機 蒸気タービン
推進器 スクリュープロペラ×2軸
出力 3,600馬力
速力 19.25ノット
燃料 重油370トン
乗員 188名
兵装 45口径10.2cm連装高角砲×4基
40口径4.7cm砲×2門
ソナー ・127型 探信儀
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イーグレット級スループ英語: Egret-class sloop)は、イギリス海軍スループの艦級[1]

設計[編集]

ビターン級をもとにした小改正型である。艦砲強化が求められたことから、排水量は80トン増加した、また復原性改善のため、船体幅は広げられた[2]。また機関構成はビターン級に準じているが、機関出力を3,600馬力に増強することで、排水量増大・船体幅拡大にもかかわらず、速力も19.25ノットに向上した[1]

上記の通り艦砲は強化されており、45口径10.2cm連装高角砲(QF 4インチ砲Mk.XVI)4基が搭載された。また対潜戦用の探信儀も、従来のスループが124型を搭載していたのに対し、127型に更新された[2]

なお副武装として、当初は40口径4.7cm砲が搭載されていたが、これは他のスループと同様に第2次世界大戦中に撤去され、1943年までに20mm機銃が搭載された。また「ペリカン」「イーグレット」では3番砲が撤去され、「ペリカン」では跡地に39口径40mm4連装機銃(QF 2ポンド・ポンポン砲)が搭載された。また同艦では、大戦末までに20mm機銃4門が増備されるとともに、爆雷搭載数も、大戦初期に40発に増備していたものが、さらに120発に強化された[1]

同型艦[編集]

艦名 造船所 進水 その後
イーグレット
HMS Egret
デニー 1938年5月31日 1943年8月27日、ビスケー湾にて航空攻撃により沈没。
オークランド
HMS Auckland
ホワイト 1938年6月30日 1941年6月24日、トブルク沖にて航空攻撃により沈没。
ペリカン
HMS Pelican
ソーニクロフト 1938年9月12日 1958年 除籍

参考文献[編集]

  1. ^ a b c Roger Chesneau, Robert Gardiner (1980). Conway's All the World's Fighting Ships 1922-1946. Naval Institute Press. p. 57. ISBN 978-0870219139. 
  2. ^ a b Norman Friedman (2012). “Defending Trade”. British Destroyers & Frigates: The Second World War & After. Naval Institute Press. ISBN 978-1473812796.