イディエ・ブラウン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
イディエ・ブラウン
名前
本名 イディエ・アイデ・ブラウン
Ideye Aide Brown
ラテン文字 Ideye Brown
基本情報
国籍 ナイジェリアの旗 ナイジェリア
生年月日 (1988-10-10) 1988年10月10日(35歳)
出身地 バイエルサ州イェナゴア
身長 180cm
体重 70kg
選手情報
在籍チーム トルコの旗 ギョズテペSK
ポジション FW(CF)
背番号 22
利き足 右足
ユース
ナイジェリアの旗 ベイエルサ・ユナイテッド
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2006-2007 ナイジェリアの旗 オーシャン・ボーイズ 5 (1)
2008-2010 スイスの旗 ヌーシャテル・ザマックス 55 (23)
2010-2011 フランスの旗 ソショー 52 (17)
2011-2014 ウクライナの旗 ディナモ・キエフ 74 (33)
2014-2015 イングランドの旗 WBA 24 (4)
2015-2017 ギリシャの旗 オリンピアコス 43 (23)
2017-2019 中華人民共和国の旗 天津泰達 14 (4)
2018 スペインの旗 マラガ (loan) 13 (2)
2019-2020 ギリシャの旗 アリス・テッサロニキ 22 (8)
2020- トルコの旗 ギョズテペ 30 (2)
代表歴2
2007 ナイジェリアの旗 ナイジェリア U-20 5 (1)
2010- ナイジェリアの旗 ナイジェリア 28 (6)
1. 国内リーグ戦に限る。2021年6月29日現在。
2. 2016年11月12日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

イディエ・アイデ・ブラウンIdeye Aide Brown, 1988年10月10日 - )は、ナイジェリアラゴス出身のサッカー選手アリス・テッサロニキ所属。ポジションはフォワード

経歴[編集]

クラブ[編集]

2003年からナイジェリアのバイエルサ・ユナイテッドFC英語版のユースチームでキャリアをスタートさせると、2006年にトップチーム昇格を果たした。7月1日にオーシャン・ボーイズFC英語版へ移籍し、同年のナイジェリア・プレミアリーグで優勝した。2007年8月に欧州へ渡りオランダ1部ヴィレムIIのトライアルに参加するも契約を勝ち取ることは出来ず[1]、2008年1月に欧州へ再上陸しスイス1部ヌーシャテル・ザマックスに移籍。それから3年後の2010年にフランス1部FCソショーへ移籍金600万ユーロで加入した[2]。加入1季目は途中参戦だったためか2得点に終わったものの、2季目モディボ・マイガとコンビを組むと共に15得点を挙げ、チームのリーグ5位に貢献した。

2011年7月6日にウクライナ・プレミアリーグディナモ・キエフに移籍金800万ユーロの5年契約で加入[3]。同月16日のPFCオレクサンドリーヤ英語版戦でデビューすると2得点を決め、出場2試合目のFCオボロン・キエフ英語版戦で再び2得点を挙げる活躍を見せた[4]。2012年8月7日にUEFAチャンピオンズリーグ 2012-13予選3回戦のフェイエノールト戦では2試合共に決勝点を挙げ勝利に貢献し[5][6]ボルシア・メンヒェングラートバッハとのプレーオフ第2戦では相手に2点先制され、2試合合計3-3の引き分けに持ち込まれたが、88分に得点を決めたことで本大会に進出した[7]

2014年7月18日、クラブ史上最高額の移籍金でウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFCに移籍した[8]

2015年8月31日、オリンピアコスFCに移籍した[9]

2017年1月、2年半の契約で天津泰達足球倶楽部に移籍した。

2019年6月、アリス・テッサロニキに1年契約で移籍した[10]

代表[編集]

U-20時代に2007 FIFA U-20ワールドカップのメンバーに選出されると5試合に出場し、コスタリカ戦で1得点を記録。A代表としては、2010年5月に2010 FIFAワールドカップへ向けての選考メンバー30人に招集された。最終メンバー23人から一旦落選したものの、その後ミケル・ジョン・オビが膝を負傷したためメンバー入りを果たした[11]

アフリカネイションズカップ2013のメンバーに選ばれる[12]と準決勝のマリ戦で得点を挙げ、全試合に出場するなど優勝に貢献した。

タイトル[編集]

クラブ
FCディナモ・キエフ
オリンピアコスFC
代表

脚注[編集]

  1. ^ "Ideye Brown niet naar Willem II"
  2. ^ "Ideye Brown für stolze 6 Millionen zu Sochaux"
  3. ^ "ディナモが攻撃陣を補強"
  4. ^ "Brilliant Debut for BROWN IDEYE"
  5. ^ "In-form Brown gives Dynamo advantage"
  6. ^ "Koval on hand as Dynamo reach play-offs"
  7. ^ "ディナモ、敗戦もプレーオフ突破"
  8. ^ "WBA、クラブ史上最高額でナイジェリア代表FW獲得"
  9. ^ Official: Ideye departs West Brom for Olympiakos” (2015年8月31日). 2021年2月5日閲覧。
  10. ^ Barrie, Mohamed Fajah (2019年7月4日). “Brown Ideye: Nigeria striker looks to revive career in Greece”. BBC Sport. 2021年2月5日閲覧。
  11. ^ "Ideye replaces Mikel"
  12. ^ "Nations Cup 2013: Nigeria pick six locally-based players"

外部リンク[編集]