コンテンツにスキップ

ビクター・モーゼス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ビクター・モーゼス
FCスパルタク・モスクワでのモーゼス (2021年)
名前
ラテン文字 Victor Moses
基本情報
国籍 ナイジェリアの旗 ナイジェリア
イングランドの旗 イングランド
生年月日 (1990-12-12) 1990年12月12日(35歳)
出身地 ナイジェリアの旗 カドゥナ
身長 178cm
体重 73kg
選手情報
在籍チーム イングランドの旗 ルートン・タウンFC
ポジション FW (WG) / MF / DF
背番号 8
利き足 右足
ユース
2001-2007 イングランドの旗 クリスタル・パレス
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2007-2010 イングランドの旗 クリスタル・パレス 60 (11)
2010-2012 イングランドの旗 ウィガン・アスレティック 74 (8)
2012-2021 イングランドの旗 チェルシー 87 (7)
2013-2014 イングランドの旗 リヴァプール (loan) 19 (1)
2014-2015 イングランドの旗 ストーク・シティ (loan) 19 (3)
2015-2016 イングランドの旗 ウェストハム・ユナイテッド (loan) 21 (1)
2019-2020 トルコの旗 フェネルバフチェ (loan) 20 (5)
2020 イタリアの旗 インテル・ミラノ (loan) 12 (0)
2020-2021 ロシアの旗 スパルタク・モスクワ (loan) 19 (4)
2021-2024 ロシアの旗 スパルタク・モスクワ 51 (5)
2024-2025 イングランドの旗ルートン・タウン 18 (1)
代表歴2
2005  イングランド U-16 1 (0)
2006-2007  イングランド U-17 15 (9)
2008-2009  イングランド U-19 12 (2)
2010  イングランド U-21 1 (0)
2012-2018 ナイジェリアの旗 ナイジェリア 38 (12)
1. 国内リーグ戦に限る。2025年9月30日現在。
2. 2018年6月26日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ビクター・モーゼス(Victor Moses, 1990年12月12日 - )は、ナイジェリアカドゥナ州カドゥナ出身のサッカー選手。元ナイジェリア代表。ポジションはフォワードミッドフィールダーディフェンダー

経歴

[編集]

生い立ち

[編集]

ナイジェリアで生まれ育ったが、11歳の時に両親を殺人事件で失いナイジェリアからイングランドに移住した。

クラブ

[編集]

高校時代にクリスタル・パレスのスカウトの目にとまり、2004年からユースチームに所属した。2007年にトップデビューを飾って以降リーグ戦40試合に出場しており、アーセナルリヴァプールバルセロナトッテナム・ホットスパーエヴァートンなどからの関心が伝えられていた。

2010年2月1日、ウィガン・アスレティックに移籍した[1]。移籍金250万ポンドで契約期間は3年半。2月6日のサンダーランド戦でデビューを果たした。5月3日のハル・シティAFC戦で初ゴールを記録した。

2012年8月、チェルシーFCに移籍が決定[2][3]。9月15日のクイーンズ・パーク・レンジャーズFC戦でデビューを果たした。11月3日のスウォンジー・シティAFC戦にてチェルシーでのリーグ戦初ゴールを記録した。

2013-14シーズンよりリヴァプールFCへレンタル移籍[4]

2014-15シーズンよりストーク・シティFCへレンタル移籍[5]

2014-15シーズン終了後に一度はチェルシーFCへ復帰するも、2015年9月1日にウェストハム・ユナイテッドFCに1年間のレンタルで移籍した[6]

3シーズン連続のローン移籍でのたらいまわし状態により、放出候補とみられていたが、チェルシー再建を任されたアントニオ・コンテ監督にプレシーズンマッチでのプレーが評価され、2016-17シーズンはチームに残留した[7]。シーズンの序盤は、主にサブメンバーだったが、コンテ監督が3バックを導入したハル・シティ戦からは、「3-4-3」の右ウィングバックとして起用された。ウィングバックでは豊富な運動量により攻守にわたり躍動し、コンテ監督から絶対的な信頼を得、チームのキーマンとしてレギュラーの座を確保した[8][9]

2019年1月25日、フェネルバフチェSKに2019-20シーズン終了までのレンタルで移籍した[10]

2020年1月23日、インテルナツィオナーレ・ミラノに買取オプション付のレンタルで移籍した[11]。背番号は11番。

2020年10月15日、FCスパルタク・モスクワに買取オプション付のレンタルで移籍[12]。2021年7月に所属元のチェルシーとの契約満了を伴い、完全移籍が決定した[13]

代表

[編集]

2005年にイングランドU-16代表で初めて代表に呼ばれた。U-17代表では、UEFA U-17欧州選手権2007に出場し3ゴールを挙げトニ・クロースと共に得点王となりチームを準優勝に導いた。FIFA U-17ワールドカップでもチームトップの3ゴールを決めたが、ブラジル代表戦で負傷しその後は欠場。チームは準々決勝でドイツ代表に敗れた。U-19代表ではUEFA U-19欧州選手権2008に出場したがゴールを挙げることなくチームはグループステージ敗退となった。

イングランド代表として着実にキャリアを上げていったが、A代表では故郷であったナイジェリア代表を選択した。2012年2月29日のアフリカネイションズカップ2013予選ルワンダ戦でナイジェリア代表デビューした。同年10月12日のアフリカネイションズカップ2013予選、リベリア戦で代表初得点を含む2得点を挙げた。アフリカネイションズカップ2013では初戦を除く5試合でスタメン出場、エチオピア戦で決勝ゴールを含む2ゴール (いずれもPK) を挙げるなど、チームの優勝に貢献した。

2018 FIFAワールドカップの最終メンバーに選ばれ、グループステージ3試合すべての試合にフル出場。3試合目のアルゼンチン戦では、PKによる得点を決めた。ワールドカップ終了後の2018年8月15日、自身のツイッターにてナイジェリア代表引退を発表した[14]

個人成績

[編集]

クラブでの成績

[編集]

2019年5月20日現在 出典:soccerway.com

クラブ シーズン リーグ戦 カップ戦 リーグ杯 UCL[* 1] UEL[* 2] その他 合計
リーグ試合得点試合得点試合得点出場得点試合得点試合得点試合得点
クリスタル・パレス 2007-08 チャンピオンシップ 1331000--20163
2008-09 2723020---216
2009-10 1861020---216
合計 58115040--206911
ウィガン 2009-10 プレミアリーグ 1410000---141
2010-11 2112031---262
2011-12 3861000---396
2012-13 100000---10
合計 7483031---809
チェルシー 2012-13 プレミアリーグ 23152324164204310
2015-16 00000000-1010
2016-17 3434021--00404
2017-18 283302040-11384
2018-19 200010-201060
合計 8771228381845212818
リヴァプール(loan) 2013-14 プレミアリーグ 1912110---222
ストーク(loan) 2014-15 プレミアリーグ 1932120---234
ウェストハム(loan) 2015-16 プレミアリーグ 2114110---262
フェネルバフチェ (loan) 2018-19 スュペル・リグ 144---20-164
合計 29235285194811047136450
  1. 予選、プレーオフも含む。
  2. 予選、プレーオフも含む。

代表歴

[編集]
ナイジェリア代表でプレーするモーゼス(写真右、2014 FIFAワールドカップイラン戦)

出場大会

[編集]

試合数

[編集]
  • 国際Aマッチ 38試合 12得点(2012年-2018年)[15]
ナイジェリア代表国際Aマッチ
出場得点
201262
2013124
201461
201500
201642
201731
201872
通算3812

得点

[編集]
 # 日時会場対戦相手スコア最終結果[* 1]大会
1.2012年10月13日ナイジェリアの旗U. J. エスエネ・スタジアムキャラバー リベリア
3–0
○6–1
アフリカネイションズカップ2013予選
2.
6–1
3.2013年1月29日南アフリカ共和国の旗ロイヤル・バフォケン・スタジアムルステンブルク エチオピア
1–0
○2–0
アフリカネイションズカップ2013
4.
2–0
5.2013年9月7日ナイジェリアの旗U. J. エスエネ・スタジアムキャラバー マラウイ
2–0
○2–0
2014 FIFAワールドカップ・アフリカ2次予選
6.2013年11月16日ナイジェリアの旗U. J. エスエネ・スタジアムキャラバー エチオピア
1–0
○2–0
2014 FIFAワールドカップ・アフリカ3次予選
7.2014年6月7日アメリカ合衆国の旗エバーバンク・フィールドジャクソンビル アメリカ合衆国
1–2
●1–2
親善試合
8.2016年11月12日ナイジェリアの旗ゴッズウィル・アクパビオ・国際スタジアムウヨ アルジェリア
1–0
○3–1
2018 FIFAワールドカップ予選
9.
3–1
10.2017年9月1日ナイジェリアの旗ゴッズウィル・アクパビオ・国際スタジアムウヨ カメルーン
3–0
○4–0
2018 FIFAワールドカップ予選
11.2018年3月23日ポーランドの旗ヴロツワフ市立競技場ヴロツワフ ポーランド
1–0
○1–0
親善試合
12.2018年9月1日ロシアの旗ガスプロム・アリーナサンクトペテルブルク アルゼンチン
1–1
●1–2
2018 FIFAワールドカップ
  1. 勝(○)、分(▲)、敗(●)

タイトル

[編集]

クラブ

[編集]
チェルシーFC

代表

[編集]

個人

[編集]

脚注

[編集]
  1. Wigan Athletic confirm signing of Victor Moses from Crystal Palace (英語). The Guardian (2010年2月1日). 2026年6月7日閲覧。
  2. “ウィガンのナイジェリア代表モーゼスが11億円でチェルシー移籍へ”. サッカーキング. 2012年8月24日. 2018年4月8日閲覧.
  3. “モーゼスのチェルシー移籍が完了”. Goal.com. 2012年8月25日. 2018年4月8日閲覧.
  4. “リヴァプール、チェルシーのナイジェリア代表MFモーゼスを獲得”. サッカーキング. 2013年9月3日. 2018年4月8日閲覧.
  5. “ストークモーゼスのレンタルを発表”. Goal.com. 2014年8月17日. 2014年9月10日閲覧.
  6. “ウェスト・ハム、モーゼスをチェルシーからレンタル”. Goal.com. 2015年9月1日. 2018年4月8日閲覧.
  7. Antonio Conte takes swipe at Jose Mourinho: Why did no-one recognise how good Victor Moses is? :telegraph.co.uk 2016年11月22日
  8. Chelsea: Victor Moses goes from outcast to key role under Antonio Conte:BBC 2016年11月20日
  9. Conte salutes 'incredible' Moses after Hull win:Goal.com 2016年10月2日
  10. ヴィクター・モーゼスがフェネルバフチェへローン加入チェルシーフットボールクラブ公式サイト 2019年1月26日
  11. ヴィクター・モーゼスがインテルに加入”. FCインテルナツィオナーレ・ミラノ (2020年1月23日). 2020年1月24日閲覧。[リンク切れ]
  12. Виктор Мозес — игрок «Спартака»!”. spartak.com (2020年10月16日). 2021年3月22日閲覧。
  13. ビクター・モーゼス、ロシアへの移籍手続きが完了”. チェルシーFC (2021年7月2日). 2021年7月4日閲覧。
  14. @VictorMoses
  15. ビクター・モーゼス - National-Football-Teams.com
  16. Chelsea's Victor Moses wins PFA Fans' Premier League Player of the Month:Sky Sports 2016年12月13日

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]