アーロン・ホリデー

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アーロン・ホリデー
Aaron Holiday
ワシントン・ウィザーズでのホリデー(2021年)
ヒューストン・ロケッツ  No.0
ポジション PG
所属リーグ NBA
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1996-09-30) 1996年9月30日(27歳)
出身地 ルイジアナ州の旗ルイジアナ州ラストン
身長 183cm (6 ft 0 in)
体重 84kg (185 lb)
ウィングスパン 202cm  (6 ft 8 in)
キャリア情報
高校 キャンベル・ホール・スクール英語版
大学 UCLA
NBAドラフト 2018年 / 1巡目 / 全体23位[1]
プロ選手期間 2018年–現在
経歴
20182021インディアナ・ペイサーズ
2021–2022ワシントン・ウィザーズ
2022フェニックス・サンズ
2022–2023アトランタ・ホークス
2023ヒューストン・ロケッツ
受賞歴
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

アーロン・ショーン・ホリデーAaron Shawn Holiday, 1996年9月30日 - )は、アメリカ合衆国ルイジアナ州ラストン英語版出身のプロバスケットボール選手。NBAヒューストン・ロケッツに所属している。ポジションはポイントガード

デンバー・ナゲッツに所属するジャスティン・ホリデーと、ボストン・セルティックスに所属するドリュー・ホリデーは実兄である。

来歴[編集]

カレッジ[編集]

UCLAに進学し、1年目からスターターとして起用された。優れたディフェンダーとして活躍し、コーチから「彼のディフェンスは小さなタスマニアデビルのよう」と評された。2年目はロンゾ・ボールの加入によりシックスマンに配置転換された[1]が、より成績を向上させた。ボールは1年でロサンゼルス・レイカーズにドラフトされたため、3年目からは再びスターターとして起用され[2]、平均20.3得点とエースとして活躍し、2018年のNBAドラフトにアーリーエントリーした。

インディアナ・ペイサーズ[編集]

2018年6月21日、ドラフト1巡目23位でインディアナ・ペイサーズから指名された[3]。1年目の2018-2019シーズンは50試合に出場した。

オフにはFAで8歳年上の兄ジャスティン・ホリデーがペイサーズに加入。そして2019年12月28日、7歳年上の兄ドリュー・ホリデーが所属するニューオーリンズ・ペリカンズと対戦し、この試合にジャスティン、ドリュー、アーロンの3人が出場。同一試合で3兄弟が出場したのはNBA史上初の出来事である[4]

ワシントン・ウィザーズ[編集]

2021年8月6日、5チーム間トレードの一環でドラフト指名権とともにワシントン・ウィザーズへ移籍[5]

フェニックス・サンズ[編集]

2022年2月10日、金銭とのトレードでフェニックス・サンズへ移籍した[6]

アトランタ・ホークス[編集]

2022年7月6日にアトランタ・ホークスへ移籍した[7]

ヒューストン・ロケッツ[編集]

2023年7月10日にヒューストン・ロケッツへ移籍した[8]

NBA個人成績[編集]

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ

レギュラーシーズン[編集]

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2018–19 IND 50 0 12.9 .401 .339 .820 1.3 1.7 .4 .3 5.9
2020–21 66 8 17.8 .390 .368 .819 1.3 1.9 .7 .2 7.2
2021–22 WAS 41 14 16.2 .467 .343 .800 1.6 1.9 .6 .2 6.1
通算 233 55 18.4 .412 .369 .827 1.7 2.3 .7 .2 7.4

プレーオフ[編集]

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2019 IND 3 0 4.3 .400 .500 - .0 .0 .0 .0 1.7
2020 4 2 18.0 .571 .444 .600 1.3 2.5 1.0 .0 7.8
通算 7 2 12.1 .538 .455 .600 .7 1.5 .6 .0 5.1

カレッジ[編集]

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2015–16 UCLA 32 32 31.7 .394 .419 .727 3.0 4.0 1.4 .3 10.3
2016–17 UCLA 36 0 26.4 .485 .411 .793 2.9 4.4 1.1 .2 12.3
2017–18 UCLA 33 33 37.7 .461 .429 .828 3.7 5.8 1.3 .2 20.3
通算 101 65 31.8 .450 .422 .795 3.2 4.7 1.2 .2 14.3

脚注[編集]

  1. ^ Miller: Despite losing starting role for Bruins, he’s a happy Holiday” (英語). Orange County Register (2016年12月23日). 2020年6月13日閲覧。
  2. ^ Facebook (2018年2月16日). “As season winds down, UCLA fans wonder: Will they stay or will they go?” (英語). Los Angeles Times. 2020年6月13日閲覧。
  3. ^ Metcalf, Michael; Reid, John; Cohen, Malcolm (2018-10-18). “Floating-point exception handling”. Oxford Scholarship Online. doi:10.1093/oso/9780198811893.003.0018. https://doi.org/10.1093/oso/9780198811893.003.0018. 
  4. ^ NBAの歴史に名を刻んだ"ホリデー3兄弟" | NBA TOPICS”. nbatopics.com (2019年12月29日). 2020年6月13日閲覧。
  5. ^ Washington acquires six players in five-team trade”. NBA.com (2021年8月6日). 2021年8月6日閲覧。
  6. ^ Wizards complete trade with Phoenix Suns”. NBA.com (2022年2月10日). 2022年2月10日閲覧。
  7. ^ Hawks Sign Guard Aaron Holiday” (2022年7月6日). 2023年7月18日閲覧。
  8. ^ Rockets Sign Free Agent Aaron Holiday” (2023年7月10日). 2023年7月18日閲覧。

外部リンク[編集]