アサヒグループ食品

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アサヒグループ食品株式会社
Asahi Group Foods, Ltd.
Asahi logo.svg
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
150-0022
東京都渋谷区恵比寿南二丁目4番1号
本店所在地 東京都墨田区吾妻橋一丁目23番1号
設立 2015年平成27年)7月10日
業種 食料品
法人番号 2010601048204 ウィキデータを編集
事業内容 食料品・薬品等の製造・販売
代表者 尚山勝男(代表取締役社長
資本金 50億円
売上高 1248億6799万7000円(2020年12月31日時点)[1]
営業利益 82億4583万5000円(2020年12月31日時点)[1]
経常利益 81億7292万4000円(2020年12月31日時点)[1]
純利益 81億5735万2000円(2020年12月31日時点)[1]
純資産 188億2422万8000円(2020年12月31日時点)[1]
総資産 835億7487万3000円(2020年12月31日時点)[1]
従業員数 約1,200名
主要株主 アサヒグループホールディングス株式会社:100%
関係する人物 唐澤範行(初代社長)
外部リンク http://www.asahi-gf.co.jp/
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アサヒグループ食品株式会社(アサヒグループしょくひん)は、アサヒグループホールディングス傘下の、食品や医薬品などの製造・販売を行う日本の企業である。本社を東京都渋谷区恵比寿南の旧カルピス本社ビル内に置き、登記上本店は東京都墨田区吾妻橋アサヒビール本社ビル内に置く。

概要[編集]

アサヒグループホールディングスには、酒類事業・飲料事業・食品事業・国際事業といくつかの事業があり、食品事業には、菓子健康食品などを扱うアサヒフードアンドヘルスケアベビーフードなどを扱う和光堂フリーズドライ食品を扱う天野実業の3社があった。2015年6月に事業再編を行うことが発表され、翌月にアサヒフードアンドヘルスケア・和光堂・天野実業3社の共同株式移転によって当社が設立され、2016年1月に各社の営業・マーケティング・研究開発・SCM・管理の各部門などの機能を吸収分割によって当社へ移管・部門統合した。2017年7月に製造子会社として存続していた3社を吸収合併した。

2020年4月にはアサヒグループホールディングス内における食品事業の再編に伴い、アサヒカルピスウェルネス(初代)のうち、健康食品などの通信販売事業と素材事業を当社が設立した準備会社へ移管の上、アサヒカルピスウェルネス(2代目)へ商号変更して当社の子会社となり[2]、 2021年1月にアサヒカルピスウェルネス(2代目)を吸収合併した[3]

現在は、コンシューマ事業・健康食品通販事業・食品原料事業の3事業で展開しており、コンシューマ事業には食品菓子、フリーズドライ食品、ベビー関連、ヘルスケアの4つの分野が、食品原料事業には業務用、酵母素材、乳素材・フリーズドライの3つの分野にそれぞれ分かれる。

なおアサヒグループ食品への統合後も、各社が持っていた「アサヒ」・「和光堂」・「アマノフーズ」及びアサヒカルピスウェルネス(2代目)が扱っていた「カルピス」の各ブランドはそのまま存続されている。また、アサヒフードアンドヘルスケアや和光堂が扱っていた一般用医薬品化粧品(スキンケア)や和光堂が扱っていた衛生用品(清浄綿・ウエットティッシュ)など食品以外の製品もそのまま引き継がれ、当社製品として扱っている。

事業所[編集]

登記上本店
東京都墨田区吾妻橋一丁目23番1号
本社
東京都渋谷区恵比寿南二丁目4番1号
SCM本部・茨城工場
茨城県常陸大宮市工業団地5番7号
SCM本部・栃木さくら工場
栃木県さくら市富野岡286番地
SCM本部・栃木小金井工場
栃木県下野市小金井18番地
SCM本部・大阪工場
大阪府吹田市西の庄町1番45号
SCM本部・岡山工場
岡山県浅口郡里庄町里見4215番地

沿革[編集]

  • 2015年7月10日 - アサヒフードアンドヘルスケア・和光堂・天野実業の共同株式移転により設立。
  • 2016年1月1日 - アサヒフードアンドヘルスケア・和光堂・天野実業の営業・マーケティング・研究開発・SCM・管理などの各事業を吸収分割により継承し事業を開始。継承後も各社は当社の製造子会社として存続[4]
  • 2017年7月1日 - アサヒフードアンドヘルスケア・和光堂・天野実業を吸収合併[5]
  • 2020年4月1日 - アサヒグループホールディングス内の食品事業再編に伴い、グループ会社のアサヒカルピスウェルネス(初代)のうち、通信販売事業と素材事業を当社が設立した準備会社へ移管し、アサヒカルピスウェルネス(2代目)へ商号変更し当社の子会社とした(なお、飼料事業が残ったアサヒカルピスウェルネス(初代)は同じグループ会社のアサヒバイオサイクル(初代)を吸収合併し、アサヒバイオサイクル(2代目)へ商号変更)[2]
  • 2021年1月1日 - 子会社のアサヒカルピスウェルネス(2代目)を吸収合併。同社が担っていた「アサヒカルピスウェルネスショップ」の運営並びに同ショップのみで扱う通信販売向け健康食品の販売、素材事業を引き継ぐ[3]

主な商品[編集]

食品菓子事業[編集]

アサヒヘルスケア事業[編集]

  • エビオス錠【指定医薬部外品】
    • エビオス整腸薬【指定医薬部外品】
  • 新ラクトーンA【指定医薬部外品】
  • ディアナチュラ
  • 健康食品

エビオス錠[編集]

  • 1928年(昭和3年)12月、大日本麦酒目黒工場(後のサッポロビール恵比寿工場。現在は恵比寿ガーデンプレイス)内に「ヱビオス製造工場」を設置しビール酵母製剤「ヱビオス」の製造を開始。商品名は地名の「恵比寿」に因む[6]1949年、大日本麦酒の会社分割で、当時の朝日麦酒(後のアサヒビール、法人としては現在のアサヒグループホールディングス)が「ヱビオス」の製造を引き継ぐことになる。1964年(昭和39年)1月「ヱビオス」から「エビオス」に名称変更。
  • 発売当時は、田邊五兵衛商店(後の田辺製薬株式会社、現在の田辺三菱製薬)から販売されており、2002年(平成14年)7月1日以降は一般用のみアサヒフードアンドヘルスケア株式会社に販売継承されたものの、医家用(医療用乾燥酵母エビオス)に関しては田辺三菱製薬が現在も販売を行っている。
  • ビール酵母を主原料としているので、ビタミンD葉酸・亜鉛の他プリン体等の成分が多く含まれている。
  • 胃もたれ、消化不良、胃部・腹部膨満感、食べすぎ、飲みすぎ、胸やけ、胸つかえ、はきけ(むかつき、二日酔・悪酔のむかつき、悪心)、嘔吐、胃弱、食欲不振(食欲減退)、栄養補給、栄養障害、妊産婦・授乳婦・虚弱体質者の栄養補給の効能・効果がある[7]

和光堂事業[編集]

  • ベビーフード
  • 粉ミルク
  • シッカロール(ベビーパウダー
  • 離乳食
  • 衛生用品
  • おしぼりウェッティー(ウェットティッシュ)
  • 「食事は楽し」シリーズ(高齢者向けインスタント食品)
  • 乳幼児向け医薬品 他

アマノ事業[編集]

CM出演者[編集]

現在(2021年2月時点)
過去

関連項目[編集]

注釈[編集]

  1. ^ a b c d e f アサヒグループ食品株式会社 第6期決算公告
  2. ^ a b “国内のさらなる事業基盤の強化に向けて、食品事業を再編” (プレスリリース), アサヒグループホールディングス株式会社, (2020年2月13日), https://www.asahigroup-holdings.com/pressroom/2020/0213.html 2021年2月12日閲覧。 
  3. ^ a b “健康領域の強化に向けて、国内食品事業を再編 アサヒグループ食品とアサヒカルピスウェルネスを2021年1月に統合” (プレスリリース), アサヒグループホールディングス株式会社, (2020年11月27日), https://www.asahigroup-holdings.com/pressroom/2020/1127.html 
  4. ^ 3社統合に関するお知らせ - アサヒグループ食品株式会社 ニュースリリース 2016年1月1日(2016年1月4日)
  5. ^ “アサヒグループ食品 製造3社 吸収合併のお知らせ” (プレスリリース), アサヒグループ食品株式会社, (2017年4月3日), https://www.asahi-gf.co.jp/company/newsrelease/2017/0403/ 2021年2月12日閲覧。 
  6. ^ エビオス錠 - よくあるご質問」『アサヒフードアンドヘルスケア』。なお、「恵比寿」はヱビスビールに由来しているが、現在はライバル会社であることから触れられていない。
  7. ^ エビオス錠 - 商品情報

外部リンク[編集]