ひぐらしのなく頃に大賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ひぐらしのなく頃に大賞
日本の旗 日本
主催小学館
初回2006年
最新回2008年

ひぐらしのなく頃に大賞(ひぐらしのなくころにたいしょう)は、07th Expansion同人ゲームひぐらしのなく頃に』を題材にした二次創作短編小説作品を対象にした文学賞スクウェア・エニックス主催。応募方法が電子メールのみである点が大きな特徴。

結果発表はサイト上及び『月刊少年ガンガン』『月刊ガンガンWING』『月刊Gファンタジー』誌上で順次行われる。

賞金・賞品[編集]

  • 大賞:20万円
  • 副賞:ドラマCD収録

他、部門賞(第2回より。該当作品ナシの場合アリ)・各審査委員の賞及びアニメイト賞・ゲーマーズ賞・とらのあな賞(第2回より)・審査員特別賞。受賞作品は全てスクウェア・エニックス刊のアンソロジー集に収録される。

受賞作品[編集]

カッコ内は作者。

第1回[編集]

大賞
  • 贄流し(TeraM)
鈴羅木かりん賞
  • やめないで知恵先生(島田圭司)
方條ゆとり賞
  • 女こまし編 最高のパラダイスをどうかあなたに……(大渡鴉)
鈴木次郎賞
  • 䄈(示豆、まつりのそなえもののかざり)壊し編(じぇばんに)
「示豆」は「しめすへんに豆」で一文字。
外海良基賞
  • 消えた少女の記憶(スガキヒロカ)
アニメイト賞
  • 罰ゲームは特効薬。(らな)
ゲーマーズ賞
  • 皆愛し編(月)
審査員特別賞
  • リトル・デーモン(長門千尋)
  • 野菜炒めの憂鬱(ユウヒツ)
  • 鬼騙し編(藤本和明)

第2回[編集]

  • 2007年4月12日から5月31日まで募集された。応募総数698作品中、11作品が選ばれた。その後、同年7月23日から8月15日までネット投票を行い、同年11月22日に受賞作品を収録したアンソロジー「ひぐらしのなく頃に 語咄し編(かたりばなしへん)2」が発行された。
  • オールマイティであった前回と異なり「サスペンスホラー」「ミステリー」「ギャグコメディ」「ファンタジーSFも含む)」「原作」の5部門に分けての開催となる。
  • 虎の穴賞が新設され、前回の審査委員に加えて外伝「宵越し編」のみもりが新たに参加している。
  • 受賞作品のうち「りかさとうぉーず」(作・フラワー)・「お漏らしで泣く頃に 閑話休憩編」(作・水澤弘樹)・「雛げし編」(作・多上厚志)の3編が「語咄し編2」のタイトルでHOBiRECORDSよりドラマCD化されている。

大賞[編集]

  • りかさとうぉーず(フラワー)

原作部門[編集]

選考委員長・竜騎士07特別賞+方條ゆとり賞
  • 雛げし編(多上厚志)
BT特別賞
  • お漏らしで泣く頃に 閑話休憩編(水澤弘樹)
鈴羅木かりん賞
  • 嘘塗し編(白史)
ゲーマーズ賞
  • 皆殺し編:限定補完 〜叩き売りオークション会場にて〜(磯貝波帆)

ギャグ・コメディ部門[編集]

外海良基賞+ガンガンパワード賞
みもり賞
  • 祭囃子その後に(海砂)
アニメイト賞
  • 地獄のかぁいいレッスン(黒崎うちうみ)

ミステリー部門[編集]

選考委員長・竜騎士07特別賞
  • あるスクラップブックが示す断片的な顛末、あるいはある神の末路を記す断片的な記録(砂上城)

サスペンス・ホラー部門[編集]

鈴木次郎賞
  • 里恋し編(ゴドメ)
虎の穴賞
  • 胡蝶ノ夢 -Endless Nightmare-(aksk)

第3回[編集]

大賞[編集]

  • リミット(cvwith)

原作部門[編集]

選考委員長・竜騎士07特別賞+鈴木次郎賞+ゲーマーズ賞
  • ありがとう(ゴンベ)
選考委員長・竜騎士07特別賞
  • 詩音アフター(朝霧悠)
BT特別賞+みもり賞
  • あの日の思い、今の思い(羽王)
桃山ひなせ賞
  • 鹿骨小町(aksk)
虎の穴賞
  • おかえりとさよならと(藤本和明)
ガンガンパワード賞
  • ハト時計と慈愛の家の夢(きょー)

ギャグ・コメディ部門[編集]

外海良基賞
  • 肝試し編(たちゃ)
アニメイト賞
  • 圭一の告白タイム編(磯貝波帆)

ミステリー・ホラー・サスペンス部門[編集]

鈴羅木かりん賞
  • 北極星をつかむ(AK)
方條ゆとり賞
  • 富竹ジロウは二度死ぬ(DADA SEIDEN)

ファンタジー部門[編集]

選考委員長・竜騎士07特別賞
  • 雪渡し編(匙々々山)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

スクウェア・エニックス ひぐらしのなく頃に大賞