園崎魅音

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search

園崎 魅音(そのざき みおん)は、『ひぐらしのなく頃に』に登場する架空の人物である(声:雪野五月小市眞琴(ひぐらしのなく頃に奉〈雛見沢停留所〉) / 演:飛鳥凛(映画版)、中井りか(テレビドラマ版)、小市眞琴(舞台「雛見沢停留所」))。

概要[編集]

綿流し編」及び外伝作品「宵越し編」のヒロイン。

人物[編集]

御三家筆頭で、雛見沢を実質的に支配している園崎家頭首、園崎お魎の孫にして園崎家次期頭首。その背中には、代々頭首としての決まりである鬼の刺青が彫られている[1]。姉妹に双子の妹である詩音がいる。

圭一レナより1学年上級生であり、クラスでは委員長を務めるリーダー格。7月10日生まれ[2]。(ひぐらしのなく頃に祭では1966年2月11日)。年齢は諸説ありメディアによって設定も異なるが受験生であることは共通しており[3][4]髪の色は緑で腰に達するほどに長く、それをポニーテールでまとめている。一人称は「わたし」と「おじさん」。園崎家の次期頭首として修行のため興宮の親元を離れ、現頭首のお魎と暮らしている。私服の時は拳銃のモデルガンを持ち歩いている。修行のため料理合気道裁縫お華お琴銃器無線機ヘリコプターの操縦など数々の技能があると語っている。 実際に、小此木と戦って対等に渡り合うシーンがある。メンバーのリーダーを務めるだけあって小隊指揮能力も並みの軍人以上の才能を発揮し、プロである山狗部隊をことごとく手玉に取り、生まれる時代が違っていたら歴史に名を残したと称されるほど。 反面、学力は義務教育レベルも怪しいほど悪い。ただし、これは現在の雛見沢分校の性質上まともな授業を受けられていないと言う環境上の問題が多分にある。

趣味[編集]

趣味はカードゲームボードゲーム等、テーブルゲームの収集である。解説書などが読めない輸入ゲームなども収集するほど、熱心なコレクターであり、遊ぶ際はオリジナルルールを考案すると語っている。

またこれらのゲームや罰ゲーム用のパーティグッズを学校のロッカーに持ち込んでおり、放課後にはゲームで遊ぶ「部活」を開く部長の役目も担っている。基本的に行うゲームは彼女の気分次第で変わるため、作中では放課後の部活で同じゲームをした描写はない。しかし、おもちゃ屋でのゲーム大会などは事前の綿密な準備をしてから臨んでいるため、すべて同じゲームを行っている。

性格[編集]

テンションが高くノリが良いアクティブな性格。姉御肌でもありカリスマ性も強い。年下で転入したての男子である圭一さえもすぐに馴染ませる程のムードメーカーである。

自己のテンションの影響が2乗で効いてくるタイプで、調子付くと何者をも恐れず、誰にも止められなくなる反面、一度勢いが止まると一気に奈落の底まで落ち込む。そのため突発的な事態が起こるとつい弱気になってしまう一面がある。それだけに圭一がもたらす景気づけの発破が一番効果的に効く人物とも言える。

普段は下ネタを言ったりおじさんっぽい口調で周囲を茶化しているが非常に女の子らしい面も持っており、想いを寄せている圭一に女の子として扱われないことに落ち込むこともあった。

また照れ屋な面があり、率直な好意を向けられたり、からかわれたりすると素直になれずに天邪鬼な反応を示してしまいがち。圭一に異性としての好意も抱いているが素直になれずにいる。

圭一を好きになる前は悟史が好きだったと語っているが、あまり強い恋愛感情ではなかったらしい。

双子の妹である詩音に対しては、彼女の方が一枚上手でありよくからかってくるため苦手そうにしているが、悩み事を相談するなどもしており仲はいい様子。

レナに対しては親友であると同時に、恋のライバルとして認識している。

積極的で、気ままに振る舞っているように見えるが、悟史が追い詰められていた際には、園崎家次期頭首の立場への気兼ねから、何ら具体的な援助が出来ずにレナや詩音の失望を買ったり、重い場面では周囲に遠慮して我を通せない部分があるなど、実際は小心な所がある。 また、次期頭首である自分と比べ、忌み子であるため何かと不遇な扱いを受ける詩音に対して負い目を感じており、彼女に対して強く出られない面がある(ただし詩音もそんな彼女の気持ちを察しており、お互いを励まし合うなど姉妹仲は良好である)。

いささか無神経な言動が多く、本人に悪気がないとはいえ惨劇の引き金になってしまうことがある。余計な事を喋る・または大事な事を話さないなどやや行動に問題があり、その結果取り返しのつかない事態になったりするので、読者・登場人物共に空気が読めていないと指摘されることが多々ある。

部活メンバーに対しては、いざとなれば自分の命を犠牲にしても守ろうとするほど大切にしており、メンバーからも慕われ頼りにされている。

家族構成[編集]

親族は多数存在している。現在は修行の為雛見沢にある園崎家本家にて、祖母である園崎お魎と共に生活している。そのため両親とは長年別居している。

ゲームスタイル[編集]

部活のゲームスタイルは、綿密な事前準備で築き上げられており、何のゲームをするかはそのときの気分で決めているが、ゲームを入手した時点で、勝ち方を熟考している他、部活メンバー同士が当たらないようにくじに細工をしたり(綿流し編、皆殺し編)大型の水鉄砲を購入したりしている(罪滅し編)など、ダーティプレイを得意としている。

脚注[編集]

  1. ^ 公式キャラ&アナライズ 2006, p. 8.
  2. ^ 2013年コミックマーケット85で07th Expansionが発行した『07th Expansion全キャラ設定資料集』では4月10日となっていたが、その後07th Expantion公式HP内ひぐらしのなく頃に奉キャラ紹介のページにて訂正
  3. ^ 外伝「心癒し編」では、高校受験を控えている旨を明言している。
  4. ^ アニメ版の綿流し編の後半部分で圭一がテレビのワイドショーを瞬間的に見るシーンがあり、その中で「鹿骨市雛見沢で女子中学生(魅音のこと)が連続殺人を……」と言っている部分がある。

参考文献[編集]

  • 石川順恵 『ひぐらしのなく頃に 公式キャラクター&アナライズブック』 ジャイブ2006年12月8日ISBN 4-86176-339-8