さよならお竜さん

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さよならお竜さん(さよならおりゅうさん)は1980年7月23日から1980年9月10日まで放送されたTBS系列(制作:毎日放送松竹芸能)のテレビドラマ

内容・概要[編集]

主人公・伊藤純子は、石油をめぐる使途不明金によって疑獄騒ぎの渦中にあった「オリエンタル物産」の秘書課課長補佐で39歳。独身で未だ男性経験が無かった。職場では後輩たちに厳しく接し、その様から、富司純子の映画『緋牡丹のお竜』に例えて「お竜さん」と呼ばれていた[1]。 しかし、純子は内心では不安を隠し持っていたのだった。

キャリアウーマンである純子のとその恋などを描いたシリアスコメディ。脚本を担当した倉本聰は、主演の岩下志麻を想定しながら書いたという[2]

本作はJNN賞・最優秀賞を受賞。

キャスト[編集]

ほか

スタッフ[編集]

  • 脚本:倉本聰
  • プロデューサー:池田徹郎、加藤哲也
  • 演出:池田徹郎、瀬木宏康
  • 制作:松竹芸能、MBS

主題歌[編集]

梓みちよ「淋しい兎を追いかけないで」(作詞:阿木燿子、作曲:筒美京平

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 週刊TVガイド 1980年7月25日号での本作の紹介記事より。
  2. ^ 1980年7月23日 毎日新聞テレビ欄での本作の紹介記事より。
TBS 水曜22時台(MBSの制作枠)
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さよならお竜さん