雪国まいたけ
本社 | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒949-6695 新潟県南魚沼市余川89番地 |
設立 |
2015年(平成27年)2月4日 (株式会社BCJ-22) |
業種 | 水産・農林業 |
法人番号 | 1010001185037 |
事業内容 | マイタケ・エリンギ・ブナシメジの生産販売 |
代表者 |
上野紘一 (代表取締役社長) |
資本金 | 1億円 |
売上高 |
連結:288億29百万円 単独:271億63百万円 (2014年3月期) |
純利益 |
連結:13億56百万円 単独:13億52百万円 (2014年3月期) |
純資産 |
連結:26億36百万円 単独:20億9百万円 (2014年3月31日現在) |
総資産 |
連結:365億64百万円 単独:339億54百万円 (2014年3月31日現在) |
従業員数 |
連結:1,196人 単独:879人 (2014年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要子会社 | #関連会社参照 |
関係する人物 | 大平喜信(創業者) |
外部リンク | http://www.maitake.co.jp/ |
株式会社雪国まいたけ(ゆきぐにまいたけ、英: Yukiguni Maitake Co., Ltd. )は、主にマイタケを始めとするきのこの栽培、及びそれらを材料とした加工食品や健康食品を製造・販売する企業である。きのこ以外にはモヤシの栽培や納豆の製造・販売も行っている。
沿革
- 1975年(昭和50年)8月 - 「大平もやし店」を創業。
- 1982年(昭和57年)2月 - まいたけ栽培開始。
- 1983年(昭和58年)7月21日 - 「株式会社雪国まいたけ」設立。マイタケの生産を開始(日産350kg)。
- 1986年(昭和61年) - 本社を南魚沼市余川に新築。
- 1987年(昭和62年)3月 - 東京営業所を開設。
- 1991年(平成3年)4月1日 - 株式額面変更のための合併(1972年10月19日設立の会社に吸収合併)。
- 1994年(平成6年)3月 - 新潟証券取引所地域産業育成部へ上場。
- 2000年(平成12年)3月 - 新潟証券取引所と東京証券取引所の合併により東京証券取引所市場第2部に株式を上場。証券コードは1378。
- 2006年(平成18年)
- 2008年(平成20年)
- 2009年(平成21年)
- 2013年(平成25年)
- 2014年(平成26年)
- 2015年(平成27年)
- 2月24日 - 第四銀行が大平喜信および有限会社大平商事(大平喜信の資産管理会社)の所有する雪国まいたけ株式に係る担保権を行使、筆頭株主が第四銀行となる[10]。
- ベインキャピタルが、株式会社BCJ-22を通して雪国まいたけ株式の公開買付けを行うことを発表[11][12][13]。当社取締役会がTOB提案に賛同すると発表[14]。
- 4月7日 - ベインキャピタルによるTOB成立[15][16][17]。
- 5月15日 - 東京証券取引所が6月16日付での上場廃止を発表[18]。
- 6月16日 - 上場廃止。
- 6月19日 - 株式会社BCJ-22の完全子会社となる。
- 10月 - 株式会社BCJ-22が(旧)「株式会社雪国まいたけ」を吸収合併し、商号を「株式会社雪国まいたけ」に変更。
主な製品
- 雪国まいたけ
- 白まいたけ
- 雪国えりんぎ
- 雪国ぶなしめじ
- 雪国もやし
- 雪国大粒丹波しめじ
- 雪国本しめじ
- 雪国やさい革命(野菜炒め用カット野菜)
役員
詳細は「公式サイトの会社案内・概要」を参照
関連会社
- 株式会社雪国商事
- 有限会社今町興産
- 株式会社雪国バイオフーズ
- 株式会社トータク
- 雪国舞茸(長春)生物技術有限公司
- 青島東冷食品有限公司
- ユキグニマイタケコーポレーションオブアメリカ
- ユキグニマイタケマニュファクチャリングコーポレーションオブアメリカ
グラミンクリシ財団との合弁会社の設立
- 2010年(平成22年)10月9日 - バングラデシュに合弁会社Grameen Yukiguni Maitake Ltd.を設立。日本での緑豆モヤシ生産に適した大粒の豆は雪国まいたけが購入し、農業で1500人程度の雇用が見込まれ、輸入しない小粒の豆はバングラデシュ国内で販売の仕事・収入も生まれる[19]。
- 2010年(平成22年)10月12日 - 日本食糧新聞社が制定する2010年度(平成22年度)第19回食品安全安心・環境貢献賞を受賞。
- 2014年8月27日、株式会社ユーグレナへ売却発表[20]。
コマーシャル
1990年代後半からの、郷ひろみによるテレビコマーシャルで、一気に知名度が上がった。
2006年(平成18年)からははなわによる「雪国もやし」のテレビコマーシャルを放映開始。ベースを弾き語りながら「メチャメチャ高いからみんな絶対買うなよ」(第二段として「めちゃめちゃ高いからみんな全然売れねぇんだ」もある)とコメディ風に呼びかける異色の内容である。なお、はなわがCMの最後に「高いよ」と視聴者に語りかけるように言う部分は、後に「雪国、雪国、雪国もやし」と製品名を連呼する形に差し替えられた。
2009年(平成21年)からの『雪国やさい革命』のコマーシャルでは「メチャメチャやすい」とアピールしている。
なお、高いと唄われている「高さ」とは、この商品の値段ではなく、この商品に対する理念のことである[21]。
また、「やすい」も値段ではなく、使い勝手のし易さという意味である。
2011年(平成23年)の東日本大震災(福島第一原子力発電所事故)以降は郷ひろみを再び起用。独自の放射性物質検査を行い、安全・安心をアピールするものとなっている。
関連項目
- 日本の企業一覧 (水産・農林)
- ホクト - 同業種のライバル企業
- 南魚沼市バイオマスタウン構想
脚注
- ^ “社内調査委員会の調査報告書の受領及び当社の対応について” (PDF). 雪国まいたけ (平成25-11-05). 2013年11月6日閲覧。
- ^ “雪国まいたけ、12年3月期に違法配当の可能性”. 日本経済新聞. (2013年11月5日) 2013年11月7日閲覧。
- ^ “代表取締役異動に関するおしらせ” (PDF). 雪国まいたけ (平成25-11-14). 2013年11月16日閲覧。
- ^ “雪国まいたけ社長に星名氏 創業社長は引責辞任”. 日本経済新聞. (2013年11月14日) 2013年11月16日閲覧。
- ^ “株式会社雪国まいたけに係る有価証券報告書等の虚偽記載に対する課徴金納付命令の決定について”. 金融庁. (2014年1月17日) 2014年1月17日閲覧。
- ^ “金融庁、雪国まいたけに課徴金納付を命令 有報の虚偽記載で”. 日本経済新聞. (2014年1月17日) 2014年1月17日閲覧。
- ^ “雪国まいたけ、元ホンダ専務が取締役に 創業者なお影響力”. 日本経済新聞. (2014年6月27日) 2014年7月18日閲覧。
- ^ “雪国まいたけ、総会動議で経営陣一新 創業家の関与…改善姿勢に疑問符 (1/2ページ)”. SankeiBiz. (2014年7月1日) 2014年7月18日閲覧。
- ^ “「雪国まいたけ」創業者が「大物」引き連れ新布陣”. FACTA. (2014年8月) 2014年7月18日閲覧。
- ^ “株式会社雪国まいたけの株式取得及び公開買付けへの応募に関するお知らせ” (PDF). 第四銀行 (2015年2月23日). 2015年2月23日閲覧。
- ^ 下山祐治(2015年2月24日). “雪国まいたけTOB、米ファンドから提案 創業家と経営陣対立で混乱”. 朝日新聞(朝日新聞社)
- ^ “米ベインキャピタル、雪国まいたけにTOB 最大95億円”. 日本経済新聞. (2015年2月23日) 2015年2月23日閲覧。
- ^ "株式会社雪国まいたけ株券等(証券コード1378)に対する公開買付けの開始に関するお知らせ" (PDF) (Press release). 株式会社BCJ-22. 24 February 2015. 2015年2月26日閲覧。
- ^ “雪国まいたけ、TOBに賛同”. 朝日新聞(朝日新聞社). (2015年2月25日)
- ^ “雪国まいたけ、TOBが成立 米投資ファンド発表”. 朝日新聞(朝日新聞社). (2015年4月7日)
- ^ “雪国まいたけのTOB成立 米投資ファンドの子会社に”. 新潟日報. (2015年4月7日) 2015年4月7日閲覧。
- ^ "株式会社雪国まいたけの公開買付け成立に関するコメント" (PDF) (Press release). ベインキャピタル. 2015-4-7. 2015-4-7閲覧。
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の日付が不正です。 (説明) - ^ “雪国まいたけ、上場廃止へ”. 朝日新聞(朝日新聞社). (2015年5月16日)
- ^ 時事ドットコム 2010/10/09
- ^ バングラデシュにおける緑豆栽培ソーシャルビジネス合弁会社の株式等の取得に関するお知らせ 株式会社ユーグレナ
- ^ 雪国もやしの『高い理念』とは?