西本泰承

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西本 泰承
Yasutsugu Nishimoto
高知ファイティングドッグス #23
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 和歌山県橋本市
生年月日 (1986-04-19) 1986年4月19日(38歳)
身長
体重
176 cm
80 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 遊撃手
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
コーチ歴

  • 群馬ダイヤモンドペガサス (2014)

西本 泰承(にしもと やすつぐ、1986年4月19日 - )は、和歌山県橋本市出身のプロ野球選手内野手)。

来歴

日南学園高時代は、2年時の第85回全国高等学校野球選手権大会、3年時の第76回選抜高等学校野球大会に出場。同学年の蕭一傑とは、高校・大学とチームメイトになっている。

奈良産業大学に進学すると、1年時の春から遊撃手のレギュラーをつかみ1年時の春、4年時の春と2度ベストナインを受賞。プロを志望したが指名は無く、独立リーグである四国・九州アイランドリーグ高知ファイティングドッグスに入団。

1年目の2009年は、遊撃手のレギュラーとなり、全80試合に出場し優勝に貢献。俊足を活かした1番打者としてチームを牽引し、3割近い打率を残した事で、ベストナインに選出された。四国・九州IL選抜として出場したフューチャーズとの交流戦では、プロの若手投手を相手に二塁打、三塁打を1本ずつ放つなど活躍した。

2010年には、スイッチヒッターに挑戦するも、シーズン終盤に左打席に戻している。

3年目の2011年には、5月に打率.500(40打数20安打)を記録し、月間MVPを受賞するなど[1]、打撃で大きな飛躍を見せ、打率.351(リーグ4位)を記録するが、遊撃手のベストナインは香川亀澤恭平に譲った。 シーズンオフには海外でのプレーを目指し、カリフォルニアで行われたウィンターリーグに参加[2]アメリカ独立リーグであるアメリカン・アソシエーションに所属するグランドプレーリー・エアーホッグスの目に留まり、2012年4月25日に移籍が発表された[3]

米独立球界1年目となる2012年は、シーズン終盤まで打率3割をキープしていた事もあり、遊撃手のレギュラーを不動のものとしていたが、翌年は開幕から打撃不振に陥り、前年よりも出場機会が減少した。同年終了後に退団。12月7日に行われたBCリーグのドラフト会議において、群馬ダイヤモンドペガサスが7巡目で指名され[4]、入団。

2014年6月17日に野手コーチ補佐に就任することが発表された[5]。なお、選手としても引き続きプレーするため、兼任コーチとなる。

2015年からはコーチを辞任し、選手専任で群馬に所属していたが、開幕日の4月11日に任意引退を理由に退団した[6]。その後、5月1日に高知ファイティングドッグスへ復帰した[7]

プレースタイル・人物

打撃面では四国IL時代にシーズン最多HRが1本であったように、パワーで勝負できるタイプではないが、50m5秒台の俊足と選球眼を併せ持つリードオフマンタイプ。 その俊足を活かした守備にも定評があり、エアーホッグスでもほぼ遊撃手のみでの起用となっている[8]

大西宏明とは高知在籍時から交流があり[9]、その縁で坂口智隆らと共に自主トレを行っている[10]

2012年9月には、読売テレビグッと!地球便 〜海の向こうの大切な人へ〜』に出演した[11]

詳細情報

独立リーグでの成績































2009 高知 80 291 86 1 30 18 29 35 .296
2010 75 273 33 77 1 35 21 8 3 29 3 35 .282
2011 63 231 43 81 1 34 12 6 5 30 0 34 .351
2012 5 12 0 3 0 1 0 1 0 1 0 2 .250
2014 群馬 72 277 54 95 1 33 6 19 1 24 2 26 .343
2015 高知 50 188 17 55 1 12 11 1 1 15 4 22 .293
IL:5年 273 995 302 4 112 62 104 128 .304
BCL:1年 72 277 54 95 1 33 6 19 1 24 2 26 .343

背番号

  • 9 (2009年 - 2012年途中)
  • 2 (2012年途中 - 2013年)
  • 55 (2014年 - 2015年)
  • 23 (2015年 - )

脚注

関連項目

外部リンク