藤東勤

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とうどう つとむ
藤東勤
藤東勤
本名 同じ
生年月日 (1964-11-23) 1964年11月23日(59歳)
出生地 日本の旗大阪市中央区日本橋
国籍 日本の旗 日本
民族 日本人
血液型 O
ジャンル 俳優映画テレビドラマ舞台
歌手
活動期間 1990年-
活動内容 1988年演劇集団 円演劇研究所入所
1989年:同所卒業
配偶者 なし
公式サイト 藤東勤 公式ページ
主な作品
映画
シンデレラ・エクスプレス』『修羅の伝説
赤と黒の熱情
STRAIGHT TO HEAVEN~天国へまっしぐら
テレビドラマ
刑事貴族2』『はぐれ刑事純情派
はみだし刑事情熱系
恋しとよ君恋しとよ』『未成年
危険な再会』『映画みたいな恋したい
Call me
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藤東 勤(とうどう つとむ、1964年11月23日 - )は日本俳優である。大阪生まれの神戸育ち。神戸市立押部谷中学校兵庫県立鈴蘭台西高等学校を中途退学、その後、昼間アルバイトをしながら神戸市立摩耶兵庫高等学校卒業。身長180cm。昭和39年、大阪はミナミで産声を上げるが1歳半で木本家から藤東家へ養子縁組。1歳半から3歳まで神戸 熊野町、以後神戸市内で育つ。本籍は、育ての親に合わせて広島県竹原市

略歴

円演劇研究所(演劇集団 円)14期卒。

1984年、兼ねてから俳優への道を志し日本テレビ系列で放送されていたドラマ『太陽にほえろ!』の新人刑事でデビューすることを夢見て文学座附属演劇研究所を受けるが失敗。世間体や両親の顔を立てるため「芝居の道は諦めた。」と自分に言い聞かせ神戸港(ハマ)で港湾労働者として働き始めるが翌年の1985年、夜更かしをしながら深夜のテレビを観てるとTBS系列でオーディション新番組『スターオーディション』がスタートし、その出場者募集をするというテロップを見つける。沸々と役者熱が蘇り早速応募。書類選考ののち毎日放送にて予選会を通過し「俳優部門」近畿地区代表に選ばれる。

そして本選。赤坂TBSのCスタジオにて『スターオーディション』#6の収録。司会は所ジョージ、審査員は映画監督の大林宣彦、作詞家の売野雅勇、脚本家の畑嶺明水谷公生残間里江子と蒼々たる顔ぶれ。放送日は5月26日(日) 17:00〜17:30 ON AIR。ゲストは菊池桃子(BOYのテーマ)。審査員の持ち点は各々100点、会場席50名は各々2点、合計600点満点のうち375点以上が合格点なのだが審査員の合計点だけ(398点)で合格点を超えてしまうという番組史上前代未聞の最高得点(会場席あわせて464点)を獲得し俳優部門チャンピォンとなる。エンディングで菊池桃子からトロフィーを照れながら受け取るシーンでは彼のシャイな人間っぱさが窺え好感が持てる。惜しくもその後放送の#18チャンピォン大会(放送日は9月8日(日) 17:00〜17:30)ではプロダクションのカードが挙がらず残念な結果となるのだが本人曰く、役者を本気で志すきっかけになった。とのこと。

その後、1987年8月に上京。 1988年円演劇研究所(演劇集団 円)入所。 1989年同所卒業後、売野雅勇と再会し、彼が初監督の映画(1990年公開)『シンデレラエクスプレス』のハルキ役でデビューする。

エピソード

  • 上記で述べた『スターオーディション』#18チャンピォン大会に出演した際、一足先に歌手部門で優勝した高橋リナ(16歳の儀式)が所ジョージ司会のアシスタントを務めていてリハーサルの時に挨拶をしてきた。「藤東さぁ〜ん。観てましたよ〜。今日は頑張ってくださいネ〜。」とそこまではいいのだが最後に「、、、うゎ〜。オモシロい顔。」さすがにムッとしたそうな。そして本番の歌と芝居が終わりティンパニロールが鳴り響いたあとで各プロダクション担当がカードを挙げるはずが誰も挙げない。この時、オンエアはされていないが所ジョージの計らいでもう一度ティンパニロールを鳴らしてくれたらしい。しかし、誰一人カードを挙げない。意気消沈して退場していく時に彼は欠席してるプロダクションの名称を覚えて帰り、後日そのプロダクションに電話をかけ「なんで来なかった!? お前らが来てたら俺の芝居を見てカードを挙げたはずだっ!!」と詰め寄ったらしい。
  • シンデレラエクスプレス』は事実上デビュー作なのだが、実はその前の1988年に映画SO WHAT、原作大友克洋、監督山川直人に体育教師の役で出演しているのだが都合でシーンがカット。本編を観ると出演者には確かに名前を連ねているのだが実際には一切出てこない。

主な出演作品

テレビドラマ

映画

ビデオ作品

CM

  • ですよねぇ。』(TBS)(2006年)
    • 最終回でのNTTdocomoインフォマーシャルにて"シソのうた"を歌う70'sフォークシンガー シノダシソタロウ役

企業

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  • 『新宿物語〜エリアまるかじり〜 」OP映像(2004年) 出演

PV出演

インディーズムービー

その他

  • カラオケ映像といえば第一興商などがあげられるが特にビクターカラオケには意欲的に出演している。その数はなんと130曲を超える勢い。おそらくカラオケ映像最多出演俳優であることに違いない。

関連項目

外部リンク