立野駅 (熊本県)
表示
立野駅 | |
---|---|
JR駅舎 | |
たての Tateno | |
所在地 | 熊本県阿蘇郡南阿蘇村大字立野1576 |
所属事業者 |
■九州旅客鉄道(JR九州) ■南阿蘇鉄道 |
電報略号 | タテ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
387人/日(降車客含まず) -2005年- |
開業年月日 | 1916年(大正5年)11月11日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■豊肥本線 |
キロ程 | 32.3 km(熊本起点) |
◄瀬田 (5.1 km) (7.9 km) 赤水► | |
所属路線 | ■高森線 |
キロ程 | 0.0 km(立野起点) |
(4.7km) 長陽► | |
備考 |
共同使用駅 JR九州:業務委託駅 |
立野駅(たてのえき)は、熊本県阿蘇郡南阿蘇村大字立野にある、九州旅客鉄道(JR九州)・南阿蘇鉄道の駅である。
JR九州の豊肥本線と、南阿蘇鉄道の高森線の2路線が乗り入れる。高森線は当駅が起点である。JR豊肥本線はスイッチバック構造となっており、全列車が停車する。
駅構造
JRは島式ホーム1面2線を有する地上駅である。互いのホームは構内踏切で連絡している。
南阿蘇鉄道は単式ホーム1面1線を有する地上駅である。かつては島式ホーム1面2線であった。
JRの駅本屋はJRホームから見て構内踏切を渡った地点に所在する。駅本屋を出ると正面に南阿蘇鉄道高森線のホームがあり、右手が外部へ出る折返し階段となっている。また、南阿蘇鉄道の駅本屋は高森線のホーム上にある。階段や高森線ホームなどが狭い空間に配置されているためJR駅舎の出口周辺は奥まった雰囲気がある。
JRの駅は九州交通企画が駅業務を行う業務委託駅で、マルスは無いがPOS端末が設置されている。自動券売機が設置されている。
スイッチバック
豊肥本線の当駅は勾配緩和のためのスイッチバック設備を有する駅として知られる。駅舎およびホームはスイッチバック構造の底点に位置している。
熊本方面から来た豊肥本線の列車は当駅(スイッチバック底点)で進行方向を変えて後進し、スイッチバック頂点に向かう。頂点でさらに進行方向を変えて前進し大分方面に向かう。
のりば
JRホーム 1 | ■豊肥本線(上り) | 肥後大津・熊本方面 |
---|---|---|
JRホーム 2 | ■豊肥本線(下り) | 阿蘇・大分方面 |
南阿蘇鉄道ホーム[1] | ■高森線 | 高森方面 |
-
JRホーム
優等列車も停車する -
阿蘇山とスイッチバックにちなんだJR駅名標
-
南阿蘇鉄道ホーム
JRホームとは20mほど離れている -
南阿蘇鉄道ホーム
俯瞰 -
ホーム概略図
駅周辺
- 南阿蘇村立立野小学校
- 九州電力 黒川第1発電所
- 阿蘇北向谷原始林
- 立野郵便局
- ニコニコ屋(ニコニコ饅頭本舗)
- お弁当のヒライ立野店
- 国道57号
- 熊本県道174号立野停車場線 - 駅前起点、数百メートル先の国道へ繋ぐ道路
路線
- 立野駅 - 駅前発着「南阿蘇ゆるっとバス」
- 立野 - 国道上にある特急バス停留場
歴史
かつては駅本屋内売店で販売されていた「ニコニコ饅頭」が名物であった。
- 1916年(大正5年)11月11日 - 宮地軽便線の駅として鉄道院が開設。
- 1922年(大正11年)9月2日 - 宮地軽便線が宮地線に改称。
- 1928年(昭和3年)12月2日 - 豊肥本線が全線開通、宮地線を豊肥本線に編入すると共に立野 - 高森間を高森線に分離。
- 1986年(昭和61年)4月1日 - 高森線が南阿蘇鉄道に転換。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により豊肥本線を九州旅客鉄道が継承。
隣の駅
※特急「九州横断特急」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。
- 南阿蘇鉄道
- 高森線
- 立野駅 - 長陽駅
脚注
- ^ 国鉄時代は0番線だった
関連項目
外部リンク
- 立野駅(駅情報) - 九州旅客鉄道