盧彦勳
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盧彦勳 | ||||
基本情報 | ||||
愛称 | Rendy | |||
国籍 | 中華民国 | |||
出身地 | 台湾桃園県 (現:桃園市) | |||
生年月日 | 1983年8月14日(40歳) | |||
身長 | 180cm | |||
体重 | 74kg | |||
利き手 | 右 | |||
バックハンド | 両手打ち | |||
ツアー経歴 | ||||
デビュー年 | 2001年 | |||
ツアー通算 | 3勝 | |||
シングルス | 0勝 | |||
ダブルス | 3勝 | |||
生涯獲得賞金 | 4,915,463 アメリカ合衆国ドル | |||
4大大会最高成績・シングルス | ||||
全豪 | 3回戦(2009・12) | |||
全仏 | 2回戦(2013・15) | |||
全英 | ベスト8(2010) | |||
全米 | 2回戦(2008・13) | |||
4大大会最高成績・ダブルス | ||||
全豪 | 3回戦(2005) | |||
全仏 | 2回戦(2012) | |||
全英 | 3回戦(2010) | |||
全米 | 3回戦(2009・13) | |||
キャリア自己最高ランキング | ||||
シングルス | 33位(2010年11月1日) | |||
ダブルス | 86位(2005年1月31日) | |||
2015年11月20日現在 |
盧彦勳(ルー・イェンスン、英語表記:Yen-Hsun Lu, 1983年8月14日 - )は、台湾・桃園県出身の男子プロテニス選手。当地のテニス選手として初めてシングルスランキングトップ100位内に入った選手である。身長180cm、体重74kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。ATPツアーでシングルス優勝はまだ無いが、ダブルスで3勝を挙げている。自己最高ランキングはシングルス33位、ダブルス86位。
来歴
ジュニア時代にシングルス最高位3位、世界スーパージュニアテニス選手権大会シングルス準優勝などの記録を残してきた盧は2001年にプロ入り。同年から男子テニス国別対抗戦・デビスカップの代表選手に選ばれる。2004年、ウィンブルドン選手権の前哨戦として知られるクイーンズ・クラブ選手権の2回戦で当時世界ランキング3位のギリェルモ・コリアを 6-2, 6-4 のストレートで破った事により注目を浴びるようになる。同年にはアテネオリンピックの台湾代表選手としてシングルス部門に初出場したが、1回戦でヤルコ・ニエミネン(フィンランド)に敗れている。
翌2005年にはダブルスでも顕著な記録を残し、年初の大会として知られるインド・チェンナイ大会においてライナー・シュットラーと組んで出場したダブルス部門決勝でマヘシュ・ブパシ(インド)、ヨナス・ビョルクマン(スウェーデン)組を下しATPダブルスツアー初優勝。続く全豪オープンでは鈴木貴男(日本)とのペアでダブルス部門に出場。3回戦進出の記録を残した。その後ツアーレベルでは暫く1、2回戦敗退が続いていたが、ツアー下部のチャレンジャーシリーズで着実にランキングを上昇させた。2度目のオリンピック出場となった北京五輪では1回戦で第6シード、当時世界ランキング6位のアンディ・マリー(イギリス)をストレートで下す番狂わせを演じ、ユルゲン・メルツァー(ドイツ)との3回戦まで進出した。
2010年、ウィンブルドンでは4回戦でアンディ・ロディック(アメリカ)を 4-6, 7-6(3), 7-6(4), 6-7(5), 9-7 で破り、台湾人初のベスト8進出を果たした。準々決勝ではノバク・ジョコビッチ(セルビア)に3-6, 2-6, 2-6 で敗れた。
2012年7月のロンドン五輪で3度目のオリンピックに出場したが、1回戦でチュニジアのマレク・ジャジリに 6-7(12), 6-4, 3-6 で敗れた。9月のタイ・オープンではダナイ・ウドムチョクと組んだダブルスで決勝に進出。エリック・ブトラック&ポール・ハンリー組を 6-3, 6-4 で破り7年ぶりのダブルス2勝目を挙げた。
2014年2月のハイネケン・オープンで初のシングルス決勝に進出した。決勝ではジョン・イスナーに 6–7(4), 6–7(7) で敗れ初優勝を逃した。
ATPツアー決勝進出結果
シングルス: 1回 (0勝1敗)
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結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | 対戦相手 | スコア |
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準優勝 | 1. | 2014年1月11日 | オークランド | ハード | ジョン・イスナー | 6–7(4), 6–7(7) |
ダブルス: 6回 (3勝3敗)
結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | パートナー | 対戦相手 | スコア |
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優勝 | 1. | 2005年1月9日 | チェンナイ | ハード | ライナー・シュットラー | マヘシュ・ブパシ ヨナス・ビョルクマン |
7-5, 4-6, 7-6(4) |
準優勝 | 1. | 2007年9月16日 | 北京 | ハード | クリス・ハガード | リック・デ・フェスト アシュレー・フィッシャー |
7–6, 0–6, [6–10] |
準優勝 | 2. | 2010年1月10日 | チェンナイ | ハード | ヤンコ・ティプサレビッチ | マルセル・グラノリェルス サンティアゴ・ベントゥーラ |
5–7, 2–6 |
優勝 | 2. | 2012年9月30日 | バンコク | ハード (室内) |
ダナイ・ウドムチョク | エリック・ブトラック ポール・ハンリー |
6-3, 6-4 |
優勝 | 3. | 2014年1月11日 | チェンナイ | ハード | ジョナサン・マレー | レイベン・クラーセン リーンダー・パエス |
6–3, 7–6(4) |
準優勝 | 3. | 2015年5月23日 | ジュネーヴ | クレー | レイベン・クラーセン | フアン・セバスティアン・カバル ロベルト・ファラ |
5–7, 6–4, [7–10] |
4大大会シングルス成績
- 略語の説明
W | F | SF | QF | #R | RR | Q# | LQ | A | Z# | PO | G | S | B | NMS | P | NH |
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
大会 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 通算成績 |
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全豪オープン | A | LQ | LQ | 1R | 1R | 2R | 1R | 3R | 1R | 1R | 3R | 2R | 2R | 1R | A | 7–11 |
全仏オープン | A | A | LQ | A | A | 1R | A | 1R | 1R | 1R | 1R | 2R | 1R | 2R | 2–7 | |
ウィンブルドン | A | LQ | 2R | 2R | 1R | 1R | 1R | 1R | QF | 3R | 1R | 2R | 2R | 1R | 10–12 | |
全米オープン | LQ | LQ | 1R | LQ | LQ | A | 2R | 1R | 1R | 1R | 1R | 2R | 1R | 1R | 2–9 |
※: 2013年全仏2回戦の不戦敗は通算成績に含まない
外部リンク
- 盧彥勳 - ATPツアーのプロフィール (英語)
- 盧彥勳 - デビスカップのプロフィール (英語)
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- 盧彦勳 - バイオグラフィーとオリンピックでの成績(Sports Reference)(英語)
- 公式ホームページ