河野一郎 (翻訳家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。フートベル (会話 | 投稿記録) による 2022年10月28日 (金) 11:30個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

河野 一郎(こうの いちろう、1930年1月6日[1][2] - )は、日本の英文学者比較文学者翻訳家。専門は、現代イギリス小説、児童文学。

人物・来歴

兵庫県芦屋市出身[1]大阪府出身とも[3])。1947年(昭和22年)東京高等師範学校附属中学校1951年(昭和26年)東京外国語大学|東京外事専門学校卒業[4]。 1954年(昭和29年)東京外国語大学外国語学部英米語学科卒業 [1][5]。 1958年に一橋大の講師に[6]。 1961年に東京外国語大学の講師に[7]。 1964年にカリフォルニア大学客員教授に[8]。 1970年に東京外国語大学教授を経てフィリス女学院大学教授に[9]フェリス女学院大学教授、東京外国語大学教授をつとめる[1]。 1964年(昭和39年)から1965年(昭和40年)、アメリカ・カリフォルニア大学サンディエゴ校客員教授[1]。 東京外国語大学およびフェリス女学院大学名誉教授。

英語の翻訳を行い、翻訳学校教師も務める。 1981年(昭和56年)、「ごみすて場の原始人」で[10]旺文社児童文学翻訳賞[1]。 横浜市栄区在住[11]

著書

  • 『翻訳上達法』(講談社現代新書) 1975
  • 『翻訳教室』(講談社現代新書) 1982
  • 『ねずたんとねこたん』(佐々木マキ絵、講談社) 1986
  • 『どうぶつなぜなぜばなし ぞうのはなはなぜながいなど3話』(村上勉ほか絵、講談社のおはなし絵本館) 1990.7
  • 『英語の歌』(岩波ジュニア新書) 1991.2
  • 『英語の詩』(岩波ジュニア新書) 1992.11
  • 『翻訳のおきて』(DHC) 1999.3
  • 『誤訳をしないための翻訳英和辞典』(DHC) 2002

翻訳

アラン・シリトー

脚注

  1. ^ a b c d e f 朝日新聞人物データベースより
  2. ^ 人事興信録45版こ135
  3. ^ 人事興信録45版こ135
  4. ^ 河野一郎『出身県別 現代人物事典 西日本版』(p885 サン・データ・システム 1980年
  5. ^ 人事興信録45版こ135
  6. ^ 人事興信録45版こ135
  7. ^ 人事興信録45版こ135
  8. ^ 人事興信録45版こ135
  9. ^ 人事興信録45版こ135
  10. ^ 人事興信録45版こ135
  11. ^ 人事興信録45版こ135