標準模型
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標準模型の素粒子 | ||||||||
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標準模型(ひょうじゅんもけい、英語:standard model、略称:SM)とは、素粒子物理学の三つの基本的な力すなわち強い力、弱い力、電磁力を記述するための理論のひとつである。標準理論(ひょうじゅんりろん)または標準モデル(ひょうじゅんモデル)とも言う。
概要
「標準模型」とは、正確には強い力についての量子色力学、弱い力・電磁力のワインバーグ・サラム理論を二本柱とし、CP対称性の破れについては小林・益川理論によって説明するものである[要出典]。
それは場の量子論的方法で記述されているため、量子力学と特殊相対性理論の両方と整合している。今まで[いつ?]のところ、三つの力に関するほとんどすべての実験結果は標準模型による予言と一致する[要出典]。ただし、ニュートリノは質量ゼロの粒子として定義しているため、ニュートリノ振動などの実験結果を説明するためには修正が必要である、という[誰?]。
したがって、標準理論は基本的な力の完全な理論ではない。その理由として、先の三つの力の統一ができていないことがあげられる[要出典](「大統一理論」、「超対称大統一理論」を参照)。さらに、重力について何も記述していないことも大きな問題である。
標準模型の内容
標準模型はボース粒子・フェルミ粒子両方を含む[要出典]。フェルミ粒子は半整数スピンを持ち、パウリの排他原理に従う粒子である。この排他律により、フェルミ粒子は同じ量子状態を共有することはできない。ボース粒子は整数スピンを持ち、パウリの排他原理には従わない[要出典]。
関連記事
外部リンク
- 電子・陽電子リニアコライダー計画
- The Review of Particle Physics(素粒子物理学の総論) - 2002年までの素粒子の実験と理論をまとめた論文(英語)
- 素粒子の標準模型 - 日本語による解説