桂二葉

桂二葉（かつらによう、1986年 8月2日 - ）は、日本の上方噺家。女性。ステッカー所属。本名は西井史。身長166cm。出囃子は『いっさいいっさいろん』。大阪府大阪市東住吉区出身。

来歴

駒川中野出身で、京都橘大学文学部を卒業した。両親は別姓で、3歳下の弟は臨床心理士の西井開^[1]。

スーパーマーケット青果部正社員を経て、2011年（平成23年）3月9日に桂米二に入門した。

2020年に奨学金を完済した。

2021年に「令和3年度NHK新人落語大賞」で『天狗さし』を演じ、女性として初めて受賞した^[2]^[3]。

2022年4月16日に池袋演芸場で落語芸術協会四月中席夜の部（主任：柳亭小痴楽）の日替わり出演枠に顔付けされ、江戸落語の定席興行に初めて出演して『天狗さし』を演じた^[4]^[5]。

2022年8月31日で米朝事務所を退社し^[6]、9月よりステッカーに所属^[7]。

桂華紋と桂二葉の梅田でかもによぽんぽんらぢお（インターネットラジオ、2020年6月終了→7月以降は桂華紋のYouTubeチャンネル内『桂華紋と桂二葉のかもによラジオ!』として放送）
ラジオ演芸もん（ABCラジオ、2017年10月15日・22日）
サンデーライブゴエでSHOW!（MBSラジオ、「桂二葉の日曜、何しよう?」リポーター）
ま〜ぶる! 桂二葉と梶原誠のご陽気に（KBS京都ラジオ　火曜日10:00 - 14:00、パーソナリティ）

^ 山下智子 (2021年11月23日). “「女に落語は無理」と言われても　初タイトルの桂二葉さんが貫く流儀”. 毎日新聞 (大阪). "弟の西井開は男性学に関する本を出版している。"
^ “『NHK新人落語大賞』桂二葉、女性初の栄冠　歴史を塗り替え「ものすごくうれしい」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2021年11月23日) 2021年11月23日閲覧。
^ “桂二葉　涙の女性初Ｖ　昨年大会の柳家権太楼からの公開説教バネに　ＮＨＫ新人落語大賞”. デイリースポーツ online (2021年11月23日). 2021年11月23日閲覧。
^ 桂二葉 [@niyo_katsura] (2022年3月6日). "投稿". X（旧Twitter）より2022年3月22日閲覧。
^ 橘蓮二 [@renji_koza] (2022年3月6日). "投稿". X（旧Twitter）より2022年3月22日閲覧。 |date=の値と|number=から計算された日付が2日以上異なります（解説）
^ “桂二葉の所属に関するお知らせ”. 株式会社米朝事務所 (2022年7月15日). 2022年7月18日閲覧。
^ “桂二葉（かつらによう）　所属のご報告”. 株式会社ステッカー (2022年9月6日). 2022年9月6日閲覧。