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捜査検事・近松茂道

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捜査検事 近松茂道
ジャンル テレビドラマ
原作 高木彬光
脚本 坂上かつえ
監督 岡屋龍一
出演者 高橋英樹
エンディング水曜ミステリー9」と同じ
製作
プロデューサー 橋本かおり
斎藤頼照
山田大作
神戸将光
中頭千廣
制作 テレビ東京
BSジャパン
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2002年4月21日 -
放送時間水曜21:00 - 22:48
放送枠水曜ミステリー9
放送分108分
回数14
水曜ミステリー9
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捜査検事 近松茂道』(そうさけんじ ちかまつしげみち)は、テレビ東京BSジャパン共同制作の2時間ドラマ水曜ミステリー9」(毎週水曜日21:00 - 22:48)で2002年から放送されているテレビドラマシリーズ。原作は高木彬光。主演は高橋英樹

放送枠は「女と愛とミステリー」(第1作 - 第4作)、「水曜ミステリー9(第1期)」(第5作 - 第8作)、「水曜シアター9」(第9作)、「水曜ミステリー9(第2期)」(第10作 - )。

第1作のタイトルは、『グズ茂検事の犯罪捜査』。

概要

主役が検事で転勤をして回ることから、高橋英樹以外の出演者は毎回全て異なる。ただしエキストラとしてプロデューサーの神戸将光が各地の刑事として毎回出演している。

地検刑事部の捜査検事「近松茂道」の活躍を描くミステリードラマである。

また、2001年以降の同時間の全ての2時間枠で放映されているのは、当作品と『密会の宿シリーズ』のみである。

2013年5月1日に「水曜ミステリー9 400回突破記念」として第13作が放送された[1]

キャスト

主人公

近松 茂道
演 - 高橋英樹
地検刑事部の捜査検事。勤務先は名古屋神戸金沢山形山梨京都長野岐阜福島前橋富山新潟岡山秋田地検と移り、妻と娘を東京に残して単身赴任中。
赴任先では、最初に県内の地図を自分の足で歩きながら頭の中に染み込ませる事を行うため、コンビを組む検察事務官に案内してもらっている。
捜査は現場から」と初期段階からの捜査から必ず立ち会う事を義務と考え、「事実関係を明らかにしてからの逮捕にこだわり、別件逮捕を嫌う」という慎重なタイプで、その理由は微罪の別件逮捕でも周囲の見られ方を大事にし、冤罪を防ぐため。仕事場では多くの案件を抱えるも、それだけ信頼されていると思い、楽観的である。名古屋地検時代は「グズ茂」と呼ばれていた。
趣味はジョギング

ゲスト

第1作(2002年)
第2作(2003年) 「古都金沢〜能登殺人情話」
第3作(2004年) 「銀山温泉の殺人報告」
第4作(2004年) 「偽装〜昇仙峡に舞う殺人事件」
第5作(2005年) 「自白〜京都祇園殺人事件!」
第6作(2006年) 「盗まれた拳銃殺人」
第7作(2007年) 「美濃土鈴伝説殺人事件」
第8作(2008年) 「伊勢志摩・海女伝説殺人事件!」
第9作(2010年) 「みちのく安寿と厨子王伝説殺人事件」
第10作(2011年) 「桐生織伝説殺人事件」
第11作(2012年) 「越中富山・こきりこ哀歌」
第12作(2012年) 「新潟〜佐渡殺人航路」
第13作(2013年) 「せとうち望郷殺人事件」
第14作(2013年) 「秘湯・乳頭温泉に消えた女」
  • 石森温子(秋田地検検察事務官) - 安達祐実
  • 浅井尚美(県南家政婦紹介所の家政婦) - 黒坂真美
  • 小坂勉(小坂自動車修理工場社長) - 春田純一
  • 横山多恵(文乃の同級生) - 長内美那子
  • 小坂富子(小坂の母) - 大方斐紗子
  • 林芳江(県南家政婦紹介所の家政婦) - 風祭ゆき
  • 浅井加奈子(尚美の夫の妹) - 三輪ひとみ
  • 金本靖男(尚美の兄・農家) - 小磯勝弥
  • 西尾聡史(秋田県警察の刑事) - 海斗
  • 山田亘(角館中央警察署の刑事) - 掛田誠
  • 人見忠昭(秋田本町法律事務所の弁護士) - 花ヶ前浩一
  • 大沢徳二(秋田県警察の刑事) - 六平直政
  • 廣田和之(元学者) - 山本學
  • 長谷川文乃(元中学校教師) - 若尾文子(小学生期:佐伯眞奈
  • 佐々木伸雄(鶴の湯温泉番頭) - 伊藤幸純
  • 木村史郎(県南家政婦紹介所の職員) - 木崎浩之
  • 平川修一(Rose Park HOTELのフロント) - 佐藤正浩

スタッフ

  • 原作 - 高木彬光
  • 脚本 - 扇澤延男(第1作 - 第5作)、下村優(第1作)、峯尾基三(第6作、第7作)、坂上かつえ(第8作、第10作 - )、宇山圭子(第9作)
  • 監督 - 下村優(第1作)、斉藤光正(第2作)、鷹森立一(第3作 - 第6作)、岡屋龍一(第7作 - )、藤嘉行(第13作)
  • 撮影 - 小野進(第1作)、野口幸三郎(第2作)、松村文雄(第3作)、東原三郎(第5作)、佐多賀剛(第6作)、上田正治(第7作、第12作)、横手丘二J.S.C、第8作)
  • 照明 - 目時威邦(第1作)、尾下栄治(第2作)、本田純一(第3作)、細矢賢一(第5作、第6作)、山川英明(第7作)、泉田聖(第8作)、遠藤克己(第12作)
  • VE - 佐藤喜彦(第1作)、田代浩由紀(第2作、第3作、第5作、第7作、第8作、第12作)、中塚政明(第6作)
  • 録音 - 古川裕志(第1作、第5作、第7作、第8作、第12作)、中村雅光(第2作)、谷山一也(第3作)、遠藤和生(第6作)
  • 助監督 - 佐藤陸夫(第1作)、津崎敏喜(第2作)、寺山彰男(第3作、第5作 - 第7作、第12作)、坂梨公紀(第8作)
  • 記録(第7作からはスクリプターと表示) - 勝間田恵子(第1作)、栗原節子(第2作)、今井文子(第3作、第5作、第6作)、菅真彩子(第7作、第8作)、増田文(第12作)
  • 美術 - 秋元博(第3作、第3作は美術進行と表示)、大石誠(第5作、第6作、第6作は美術製作と表示)、山冨祥司(第6作)、岩本一成(第7作、第8作)、乙竹恭慶(第12作)
  • 装飾 - 遠藤雄一郎(第1作)、岩井健志(第2作)、松下利秀(第3作)、赤塚明(第3作、第3作は装飾助手と表示)、長田征司(第5作、第6作)、京極友良(第7作)、小林鉄郎(第8作)、小林和美(第12作)
  • 持道具 - 高山雅子(第1作)、中田美雪(第2作)、矢野浩加(第3作)、横尾正美(第5作、第6作)、羽鳥夏樹(第8作)、和田卓也(第12作)
  • 小道具 - 入江京子(第1作)、細谷恵子(第7作)
  • 衣裳 - 清藤美香(第1作)、松山さとこ(第2作)、野村明子(第3作、第5作 - 第8作)、手塚勇(第12作)
  • メイク - 渡辺美恵子(第1作、第2作、第5作 - 第7作)、西脇和子(第3作)、mi-co(第8作、第12作)、山本好魅(第12作)
  • 編集 - 宮崎清春(第1作)、小松直人(第3作、第5作、第6作、第8作)、目崎和恵(第2作、第7作)、斉藤和彦(第12作)
  • EED(第8作はHD編集) - 遠藤毅(東通、第1作)、浜田亮(第2作、第12作)、大西秀明(第3作)、白水孝幸(第5作)、古俣裕之(第6作 - 第8作)
  • MA - 濱田豊(第1作 - 第3作)、西森幸二(第5作)、石北秀尚(第6作 - 第8作)、妻藤卓也(第12作)
  • 効果(第5作、第6作、第8作は音効と表記) - 丸山孝之(第1作)、引地康文(第2作、第3作、第5作 - 第8作、第12作)
  • 選曲 - 半澤知宏(第1作 - 第3作、第5作 - 第8作)、片山由理(第12作)
  • 制作担当 - 神戸將光(第3作)、木口洋介(第5作)、小林智裕(第6作)、藤田光男(第7作、第8作、第12作)
  • 制作主任 - 藤野尚美(第3作)、木口洋介(第6作)、中頭千廣(第7作)、高橋誠喜(第8作)、柳澤真(第12作)
  • 制作進行 - 柳澤誠(第8作)、奇川敦史(第12作)
  • スチール - 勝村勲(第3作、第5作 - 第8作)、岩井猛(第12作)
  • 車輌 - マエダオート(第1作 - 第3作)、石坂智博(第5作)、道垣内伸也(第6作)、貝塚照男(第7作、第8作)、福原保男(第12作)
  • ガンエフェクト - ビル横山(第6作)
  • カースタント - 貝塚照男(第3作)、海藤幸広(第6作)
  • ボディスタント - ゴクウ(第3作)、辻井啓伺(第6作)
  • 絵画協力 - 丸山季彦(第6作)
  • 土人形指導 - 梶野加代子(第7作)
  • 企画協力 - 同志洋(第1作 - 第3作、第5作 - 第8作、第12作)
  • 構成 - 広井由美子(第8作)
  • 脚本協力 - 普久原晃二(第2作、第3作、第5作、第6作)
  • 法律監修 - 久島和夫(第1作)
  • 番組宣伝 - 伊藤淳也(テレビ東京、第1作 - 第3作)、走尾奈美絵(テレビ東京、第5作)、宮岡貞成(テレビ東京、第6作)、鈴木紀子(第7作、第8作)、荒井正和(テレビ東京、第12作)
  • 音楽協力 - テレビ東京ミュージック
  • 撮影協力
  • 美術協力 - TOSHIBANTTドコモ(第5作、第12作)
  • 協力 - テイエスピー・エンジニアリング(第5作、第8作)、山崎美術(第8作)、チャチャラ(第5作 - 第8作)、ビデオフォーカス(第5作、第6作、第8作)、キャッチ(第5作、第8作)、コンガス(第5作、第8作)、高津メディアサービス(第5作、第6作)、関西ロケーションサービス(第5作)、アクティヴ21(第6作)、スタントチーム ゴクウ(第6作)、ブロンコ(第6作)、劇団東俳(第6作)、マエダオート(第8作)、三重テレビ放送(第8作)、伊勢・安土桃山文化村(第8作)
  • プロデューサー - 橋本かおり(テレビ東京、第1作、第2作、第5作 - 第8作、第12作)、斎藤頼照(第1作 - 第2作、第5作 - 第8作、第12作)、山田大作(第1作 - 第2作、第5作 - 第7作)、神戸将光(第8作、第12作)、中頭千廣(第12作)
  • プロデューサー補 - 神戸將光(第5作 - 第7作)
  • アシスタントプロデューサー - 八木沢洋美(第3作)、白石香織(第8作)
  • 制作 - テレビ東京、BSジャパン東京サウンドプロダクション(TSP)

放送日程

話数 放送日 サブタイトル 原作 脚本 監督 視聴率
1 2002年04月21日 「霧の罠」 扇澤延男
下村優
下村優 10.2%
2 2003年03月16日 古都金沢〜能登殺人情話 「追われる刑事」 松井信幸 斉藤光正 10.6%
3 2004年03月07日 銀山温泉の殺人報告 「目撃者」 鷹森立一 11.0%
4 8月01日 偽装〜昇仙峡に舞う殺人事件 「偽装工作」 10.1%
5 2005年06月12日 自白〜京都祇園殺人事件! 「最後の自白」 08.8%
6 2006年03月05日 盗まれた拳銃殺人 「拳銃魔」 峯尾基三 10.1%
7 2007年05月05日 美濃土鈴伝説殺人事件 岡屋龍一 11.0%
8 2008年06月04日 伊勢志摩・海女伝説殺人事件! 坂上かつえ 10.4%
9 2010年03月17日 みちのく安寿と厨子王伝説殺人事件 宇山圭子 08.1%
10 2011年10月26日 桐生織伝説殺人事件 坂上かつえ 08.0%
11 2012年02月15日 越中富山・こきりこ哀歌
12 8月22日 新潟〜佐渡殺人航路
13 2013年05月01日 せとうち望郷殺人事件 藤嘉行
14 11月27日 秘湯・乳頭温泉に消えた女 岡屋龍一 06.9%

視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ

遅れネット

脚注

  1. ^ ”水ミス”400回記念は高橋英樹主演作!”. Smartザテレビジョン (2013年4月30日). 2015年5月13日閲覧。

外部リンク