宮崎吐夢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Hruygo (会話 | 投稿記録) による 2016年4月3日 (日) 00:50個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (干媽祥 (会話) による ID:59071030 の版を取り消しLTA:JJ9)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

宮崎 吐夢(みやざき とむ、1970年10月5日 - )は、日本の俳優ミュージシャンコラムニスト作家松尾スズキ主催の劇団大人計画所属。本名は松代 一郎

人物

明治大学中退。1992年2月に行われたオーディションで合格し大人計画に入団。阿部サダヲ猫背椿正名僕蔵らが同期入団である。同年3月『冬の皮』で初出演。しばらく本名名義で活動していたが、大人計画のイベントにで村松利史WAHAHA本舗)に東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の容疑者の実名にちなんだ芸名をつけられる。後にこれを松尾スズキが改め、「宮崎吐夢」と命名した。

2004年7月18日、日比谷野外音楽堂において、宮藤官九郎阿部サダヲらのバンド「グループ魂」の中座としてボーカルで出演。BARBEE BOYSのファンで、大人計画フェスティバルでは、『宮崎吐夢杯争奪「平成のミスバービーボーイズ杏子コンテスト」』という催し物を開催。半分KONTA、半分杏子の姿で登場。また、 グループ魂のアルバム『ぱつんぱつん』で、阿部サダヲと杏子と「片付けられない7days」にて共演。2009年、初の小説集『諦女』を刊行した。

なお、舞台以外でも株式会社アスキーが発行した月刊雑誌『TECH Win』の付録CDに収録されていた「さるやまハゲの助アワー」1998年2月号で、ペリー提督に扮したネタ等を作成し出演しており、以降多数の作品に出演している(歌唱力と作詞能力にはかなり秀でたものがあったが、内容は作品タイトルの通り、下ネタが殆どであった)。なお、これらの作品は、インターネットが普及し始めた2000年代初頭のFlash全盛期にMADムービー化された物も多い[1]

作品

著書

  • 今夜で店じまい 講談社 2004年5月
  • 恋人でもないのに… 篠崎真紀共著 マガジンハウス 2004年11月
  • 諦女 宮崎吐夢のOL短編集 グラフ社 2009年5月

CD

  • 宮崎吐夢記念館 ミディ 2004年6月23日

出演

テレビドラマ

その他のテレビ番組

Webドラマ

映画

テレビアニメ

  • WHITE ALBUM2(2013年) - 宮崎先生 役(声の出演)

CM

ゲーム

舞台

脚注

  1. ^ なお、Leafのアダルトゲーム『WHITE ALBUM』を題材にしたMAD動画にこの音源が使われた事が縁で、2013年放映のアニメ版『WHITE ALBUM2』に声優として出演している

外部リンク