好きにならずにいられない
「好きにならずにいられない」 | ||||
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エルヴィス・プレスリー の シングル | ||||
初出アルバム『ブルー・ハワイ』 | ||||
A面 | 好きにならずにいられない | |||
B面 | ロカ・フラ・ベイビー | |||
リリース | ||||
規格 | シングル | |||
録音 | 1961年3月23日 | |||
ジャンル | ポップ、ブルー・アイド・ソウル | |||
時間 | ||||
レーベル | RCAレコード | |||
作詞・作曲 | ジョージ・デヴィッド・ワイス、ヒューゴ・ペレッティ、ルイージ・クレイトアー | |||
チャート最高順位 | ||||
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エルヴィス・プレスリー シングル 年表 | ||||
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好きにならずにいられない(Can't Help Falling In Love)とは、エルヴィス・プレスリーが1961年に制作・発表したシングル。全米1位は獲得できなかったが、プレスリーの代表的なバラードの一つとして知られ、後年、コリー・ハートやUB40等のアーティストによるカヴァーでもヒットしたスタンダード・ナンバー。
概要
18世紀のフランスで生み出された楽曲「愛の喜び (Plaisir d'Amour)」のメロディを元に作曲された[1]。ソングライター・チームの一人ジョージ・デヴィッド・ワイスは、後にルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界」をジョージ・ダグラスと共作したことでも知られる。
「ビルボード」誌のTOP100では2位止まりだったが、同誌のイージーリスニング・チャートでは1位を獲得。イギリスでは4週に渡って1位となった。2004年に『ローリング・ストーン(Rolling Stone)』誌が選んだ「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」では394位となった。
プレスリーの主演映画『ブルー・ハワイ』(監督:ノーマン・タウログ)で使用され、同作のサウンドトラック・アルバムにも収録。1970年代のプレスリーのステージで、クロージング・ナンバーとして歌われることが多かった[1]。
カヴァー
シングル・ヒットしたカヴァー
- 1970年に全英3位を獲得。
- 1976年に全英4位を獲得。
その他
- ボブ・ディランのアウトテイク集『ディラン』(1973年)に収録。
- 1987年、リック・ザ・ティンズが映画『恋しくて』のエンディングで歌う。サウンドトラックにも収録。
- 1992年、ボノが映画『ハネムーン・イン・ベガス』(監督:アンドリュー・バーグマン)のサウンドトラックで歌う。U2の「Zoo TV Tour」でも、ボノとジ・エッジにより演奏された。1993年11月27日のシドニー公演での演奏が、DVD『ZOO TVツアー〜ライヴ・フロム・シドニー〜』に収録。
- セリーヌ・ディオンがライブで取り上げる。1993年9月のケベック公演での歌唱が、DVD『The Colour Of My Love Concert(邦題:ライヴ!)』に収録。
- Hi-STANDARDの2000年のシングル『Love Is A Battlefield』に収録。
- 2005年、Leah(レーア)が歌うヴァージョンが、日本でホンダ・シビックハイブリッドのコマーシャルソングに使用された(CD化はされていない)[3]。
- アンドレア・ボチェッリがコンサートで歌う。2006年のアルバム『Amore』にもライブ音源を収録。
- ブラックモアズ・ナイトの2008年のアルバム『Secret Voyage』に収録。
- リロ&スティッチのカヴァーアルバム「ロック・スティッチ」(2010年)に収録。ACIDMANがカヴァー。
- レディオサイエンスのシングル「Waiting for Silence」に収録。
- VA『Urban pop Disney』(2010年)収録『Can't Help Falling In Love (Lilo&Stitch)』にて三浦大知がカヴァー。