南安城駅
南安城駅 | |
---|---|
駅舎(2019年3月) | |
みなみあんじょう MINAMI ANJŌ | |
◄GN01 北安城 (1.4 km) (1.7 km) 碧海古井 GN03► | |
所在地 | 愛知県安城市安城町的場41-3 |
駅番号 | GN 02 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 西尾線 |
キロ程 | 4.0 km(新安城起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
4,132人/日 -2020年- |
開業年月日 | 1926年(大正15年)7月1日 |
南安城駅(みなみあんじょうえき)は、愛知県安城市安城町的場にある、名古屋鉄道西尾線の駅である。駅番号はGN02。
概要
名鉄の駅では安城市中心部に最も近い駅で、西尾線の全列車が停車する。安城学園高校、安城生活福祉高等専修学校の最寄り駅であり、朝夕は高校生で賑わう。終日有人駅であったが、2007年(平成19年)、駅集中管理システム(管理は西尾駅)により無人化された。
歴史
- 1926年(大正15年)7月1日 - 碧海電気鉄道線の開通に際して開業。
- 1961年(昭和36年)7月 - 駅舎を移転。
- 1963年(昭和38年)度 - 貨物営業廃止[1]。
- 1981年(昭和56年)5月1日 - 高架化[2]。西尾線では最初の高架駅となる。同時にホームを4両分から6両分に延伸。
- 1987年(昭和62年)5月 - 自動改札機設置[3]。
- 2007年(平成19年)10月11日 - 無人化[2]。
- 2007年(平成19年)11月14日 - トランパス導入。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
- 2018年(平成30年)度 - バリアフリー化[4]。
-
中2階時代の改札口(2008年)
-
バリアフリー化工事(2019年)
駅構造
6両編成対応の相対式2面2線ホームを持つ高架駅。改札と多機能トイレは1階にあり、トイレは中2階にある。バリアフリー化に伴い、駅構内部分が1階まで拡張された。長らくバリアフリー非対応であったが、2019年(平成31年)3月にエレベーター新設、ホームの嵩上げが実施され、待合室も改築された。
分岐器はスプリングポイントで列車は必ず左側通行となる。現在、標準ダイヤでは急行と普通がすれ違う。吉良吉田行きは遅れることも多く、その際はすれ違う普通新安城行きにも影響が出る。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | GN 西尾線 | 上り | 新安城・金山・名鉄名古屋方面[5] |
2 | 下り | 西尾・吉良吉田方面[5] |
-
改札口
-
ホーム
-
駅名標
配線図
← 新安城・ 名古屋方面 |
→ 西尾・ 吉良吉田方面 |
|
凡例 出典:[6] |
利用状況
- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は4,481人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中94位、 西尾線・蒲郡線(23駅)中3位であった[7]。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は4,724人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中98位、 西尾線・蒲郡線(24駅)中2位であった[8]。
- 『愛知県統計年鑑』によると2010年度の1日平均乗車人員は1,931人[9]である。
「安城の統計」、「移動等円滑化取組報告書」によると、近年の1日平均乗降人員は下表の通りである[10][11]。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
---|---|
2007年 | 3,943 |
2008年 | 3,962 |
2009年 | 3,777 |
2010年 | 3,894 |
2011年 | 3,992 |
2012年 | 4,220 |
2013年 | 4,481 |
2014年 | 4,502 |
2015年 | 4,742 |
2016年 | 4,861 |
2017年 | 5,026 |
2018年 | 5,202 |
2019年 | 5,115 |
2020年 | 4,132 |
2007年(平成19年)に無人化されたが、その後利用者は伸び続け、有人の桜井駅よりも利用者は多い。しかし、差が縮まっている(23人)。無人の特急通過駅である南桜井駅には抜かされている。
駅周辺
西側にロータリーがあり、北西のJR安城駅方面に向かって歩道にアーケードが設けられた商店街がのびている。一方、南には愛知県道48号岡崎刈谷線が通っている。
主な施設
- 安城コロナワールド
- ヤマナカ安城フランテ館
- 安城学園高等学校
- 学校法人さくら学園 - 『安城生活福祉高等専修学校』、『慈恵歯科医療ファッション専門学校』
- 安城市歴史博物館
- 上条城跡
- バロー安城日の出店
バス路線
- あんくるバス:安城市が運営するコミュニティバス。
- 0番系統循環線、1番系統安祥線
-
バス停
隣の駅
- 名古屋鉄道
- GN 西尾線
- 安城支線(廃止)
- 安城駅 - 南安城駅
脚注
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、340頁。
- ^ a b 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年、255頁。ISBN 978-4777013364。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、570頁。
- ^ “有価証券報告書 第155期”. 名古屋鉄道. 2020年12月13日閲覧。
- ^ a b “南安城(GN02)(みなみあんじょう) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
- ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
- ^ 平成24年度刊愛知県統計年鑑 第10章 運輸,通信 鉄道(JRを除く私鉄)駅別乗車人員
- ^ 安城の統計 - 安城市
- ^ 移動等円滑化取組計画書・報告書 - 名古屋鉄道
関連項目
外部リンク
- 南安城駅 - 名古屋鉄道