南安城駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。ミモザ・カルーソー (会話 | 投稿記録) による 2022年11月19日 (土) 04:18個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (スタイル修正(脚注欄のソース修正、コモンズ箱の移設など))であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

南安城駅
駅舎(2019年3月)
みなみあんじょう
MINAMI ANJŌ
GN01 北安城 (1.4 km)
(1.7 km) 碧海古井 GN03
地図
所在地 愛知県安城市安城町的場41-3
北緯34度57分7秒 東経137度5分33秒 / 北緯34.95194度 東経137.09250度 / 34.95194; 137.09250座標: 北緯34度57分7秒 東経137度5分33秒 / 北緯34.95194度 東経137.09250度 / 34.95194; 137.09250
駅番号 GN  02 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 西尾線
キロ程 4.0 km(新安城起点)
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
4,132人/日
-2020年-
開業年月日 1926年大正15年)7月1日
西尾線
安城支線

安城 (1.1km)


キロ程:0.0km(南安城起点)
廃止年月日:1961年昭和36年)7月30日
テンプレートを表示

南安城駅(みなみあんじょうえき)は、愛知県安城市安城町的場にある、名古屋鉄道西尾線である。駅番号はGN02

概要

名鉄の駅では安城市中心部に最も近い駅で、西尾線の全列車が停車する。安城学園高校、安城生活福祉高等専修学校の最寄り駅であり、朝夕は高校生で賑わう。終日有人駅であったが、2007年平成19年)、駅集中管理システム(管理は西尾駅)により無人化された。

歴史

駅構造

6両編成対応の相対式2面2線ホームを持つ高架駅。改札と多機能トイレは1階にあり、トイレは中2階にある。バリアフリー化に伴い、駅構内部分が1階まで拡張された。長らくバリアフリー非対応であったが、2019年(平成31年)3月にエレベーター新設、ホームの嵩上げが実施され、待合室も改築された。

分岐器はスプリングポイントで列車は必ず左側通行となる。現在、標準ダイヤでは急行と普通がすれ違う。吉良吉田行きは遅れることも多く、その際はすれ違う普通新安城行きにも影響が出る。

のりば
番線 路線 方向 行先
1 GN 西尾線 上り 新安城金山名鉄名古屋方面[5]
2 下り 西尾吉良吉田方面[5]

配線図

南安城駅 構内配線略図

新安城・
名古屋方面
南安城駅 構内配線略図
西尾・
吉良吉田方面
凡例
出典:[6]


利用状況

  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は4,481人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中94位、 西尾線・蒲郡線(23駅)中3位であった[7]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は4,724人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中98位、 西尾線・蒲郡線(24駅)中2位であった[8]
  • 『愛知県統計年鑑』によると2010年度の1日平均乗車人員は1,931人[9]である。

「安城の統計」、「移動等円滑化取組報告書」によると、近年の1日平均乗降人員は下表の通りである[10][11]

年度 1日平均
乗降人員
2007年 3,943
2008年 3,962
2009年 3,777
2010年 3,894
2011年 3,992
2012年 4,220
2013年 4,481
2014年 4,502
2015年 4,742
2016年 4,861
2017年 5,026
2018年 5,202
2019年 5,115
2020年 4,132

2007年(平成19年)に無人化されたが、その後利用者は伸び続け、有人の桜井駅よりも利用者は多い。しかし、差が縮まっている(23人)。無人の特急通過駅である南桜井駅には抜かされている。

駅周辺

西側にロータリーがあり、北西のJR安城駅方面に向かって歩道にアーケードが設けられた商店街がのびている。一方、南には愛知県道48号岡崎刈谷線が通っている。

主な施設

バス路線

  • あんくるバス:安城市が運営するコミュニティバス。
    • 0番系統循環線、1番系統安祥線

隣の駅

名古屋鉄道
GN 西尾線
特急急行
新安城駅 (NH17) - (一部の急行は北安城駅 (GN01)) - 南安城駅 (GN02) - (一部の急行は碧海古井駅 (GN03)) - 桜井駅 (GN05)
普通
北安城駅 (GN01) - 南安城駅 (GN02) - 碧海古井駅 (GN03)
安城支線(廃止)
安城駅 - 南安城駅

脚注

  1. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、340頁。 
  2. ^ a b 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年、255頁。ISBN 978-4777013364 
  3. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、570頁。 
  4. ^ 有価証券報告書 第155期”. 名古屋鉄道. 2020年12月13日閲覧。
  5. ^ a b 南安城(GN02)(みなみあんじょう) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  6. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  7. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。 
  8. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 
  9. ^ 平成24年度刊愛知県統計年鑑 第10章 運輸,通信 鉄道(JRを除く私鉄)駅別乗車人員
  10. ^ 安城の統計 - 安城市
  11. ^ 移動等円滑化取組計画書・報告書 - 名古屋鉄道

関連項目

外部リンク