分離主義
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分離主義(ぶんりしゅぎ)とは、国内における民族的、宗教的、人種的な少数派が、中央からの分離独立を目指すことを指す。
対応は、その国の情勢次第である。独立を認めることもあるし、自治権で妥協させることもある。また実力で封殺することもある。あるいは、自主財源がないなどの理由で、大きな声にならないこともある。
- エリトリアや東ティモール民主共和国:長い独立闘争の末勝ち取ったものであり、後は国家運営を軌道に乗せるだけである。
- スペインのバスク国・カタルーニャ州:ハト派は納得しているが、タカ派は武装闘争を厭わない。
- 中国における台湾・チベット・東トルキスタン、イラク北部及びトルコのクルド人地域、イギリスにおける北アイルランド、アンゴラにおけるカビンダ:警察機関や軍隊を使って独立派を摘発し、多数派住民を送り込んで、先住民を少数派にしようとする。
ナイジェリアにおけるビアフラやロシアにおけるチェチェンのように、一度独立を宣言した勢力を内戦の末に滅ぼすこともある。 - イギリスにおけるスコットランド、カナダにおけるケベック州、日本における琉球とアイヌ。普段は独立論は強くならないが、差別問題が起きれば、強くなる。