三十三間山
三十三間山 | |
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標高 | 842.3 m |
所在地 |
日本 福井県小浜市 滋賀県高島市 |
位置 | 北緯35度29分31秒 東経135度55分48秒 / 北緯35.49194度 東経135.93000度座標: 北緯35度29分31秒 東経135度55分48秒 / 北緯35.49194度 東経135.93000度 |
山系 | 比良山地 |
三十三間山の位置 | |
プロジェクト 山 |
三十三間山(さんじゅうさんげんざん)は、福井県三方上中郡若狭町と滋賀県高島市との境にある山塊である。北川の源流であり、山頂には一等三角点が所在する。
山頂部は日本芝が広がり小浜線の車窓から積雪がら融雪まで雪形が残り、雄大な山容が望める。山頂からは若狭湾を始め琵琶湖さらには丹後半島まで展望できる。
由来
登山口に「三十三間山」の由来についての石板にがありそれによると京都市の三十三間堂が創建された際にその棟木をここの山中から切り出したという伝説があり「三十三間山」と呼ばれるようになったと記されている。
他に麓に住吉僧坊が三十三間あったとか、三十三番の草競馬が行われていたとか所説は様々である[1]。
山頂の平原
山頂は、準平原状であり、北から南に向かって、ゆるやかに下がり、見かけ上二段の平坦面を形成している。平原はササや野芝の群落に覆われている。
地質
砂岩や頁岩類が主で露出する風化岩は、千枚岩化している。平原上には砂岩の転石がある。
自然
早春には、山稜付近に「めたけ」が一面に繁茂している。
参考文献
- ^ 「山々の歴史」著「杉喜寿」
- 「福井県史」、「のぼってみねの福井の山」、「若狭遠敷郡史」