万葉倶楽部
 |
 横浜みなとみらい 万葉倶楽部 | |
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 略称 | 万葉倶楽部 |
| 本社所在地 |
 日本〒250-0011 神奈川県小田原市栄町1-14-48 ジャンボーナックビル8F |
| 設立 | 1997年（平成9年）2月3日 |
| 業種 | サービス業 |
| 法人番号 | 3021001032036 |
| 事業内容 |
温泉施設 損害保険代理業 旅館業 |
| 代表者 | 高橋弘（代表取締役会長）・高橋理（代表取締役社長） |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 売上高 | 217億円（2015年9月期） |
| 従業員数 | 3,000名 |
| 決算期 | 9月末 |
| 外部リンク | http://www.manyo.co.jp |
万葉倶楽部株式会社（まんようくらぶ、英文名称MANYO CLUB CO.,LTD）は日本の温泉施設・損害保険代理業・旅館業などの運営企業。本社は神奈川県小田原市。代表取締役会長・高橋弘、代表取締役社長・高橋理。全国に日帰り・宿泊温泉施設を展開している。
概要
万葉倶楽部株式会社は1997年2月3日に設立された（創業は1号館となる「東京・湯河原温泉 万葉の湯」が開業した同年4月21日）。
当社の主事業は日帰り及び宿泊温泉施設の店舗展開である。「万葉の湯」または「万葉倶楽部」として、北海道地方、関東地方、東海地方、関西地方、九州地方に温泉郷を展開している。当社は写真現像などを手がける日本ジャンボー株式会社が100%出資の子会社として設立、今後の事業拡大を見込んで他業種への新規参入となった[1]。2012年7月には、ジャンボーホールディングス株式会社と万葉倶楽部株式会社が合併して、現在の万葉倶楽部株式会社となった。
豊洲市場・千客万来施設事業
当社は東京都・築地から移転となる豊洲市場においての「千客万来施設事業（6街区）」の事業予定者として、2016年3月4日、東京都より決定を受けた[2]。同事業は豊洲市場6街区（約1.1ha）に、飲食や物販など200店前後からなる「商業ゾーン」と、24時間営業の日帰り温泉施設及び宿泊施設で構成される「温泉・ホテルゾーン」を当社が代表を務める「チーム豊洲江戸前市場」が整備運営するもので、東京都から事業用定期借地権方式で50年間、月額721万円で土地を借り受ける。商業ゾーンは2018年8月、温泉・ホテルゾーンは2019年8月に開業となる予定[3]。年間集客数は200万人弱を想定しており、総投資額は約180億円[4]。
沿革
- 1997年（平成9年）2月3日 - 日本ジャンボー株式会社 100%出資の子会社として会社設立（資本金9,800万円）。
- 1997年（平成9年）4月21日 - 東京都町田市に温浴施設「東京・湯河原温泉 万葉の湯」（1号館）オープン。
- 2001年（平成13年）1月1日 - 神奈川県小田原市に「小田原・お堀端 万葉の湯」（2号館）オープン[注 1]。
- 2001年（平成13年）7月18日 - 福岡県福岡市に「博多 由布院・武雄温泉 万葉の湯」（3号館）オープン。
- 2002年（平成14年）1月14日 - 北海道石狩郡当別町に土地・建物を購入「北海道・ふとみ銘泉 万葉の湯」（4号館）オープン。
- 2003年（平成15年）9月20日 - 神奈川県秦野市に「はだの万葉倶楽部」（5号館） オープン。
- 2003年（平成15年）10月16日 - 北海道旭川市高砂台に土地・建物を購入「旭川高砂台 万葉の湯」（6号館）オープン。
- 2003年（平成15年）11月14日 - ぐるめ倶楽部（株）を設立（資本金9,800万円）。
- 2004年（平成16年）3月1日 - 静岡県沼津市に「沼津・湯河原温泉 万葉の湯」（7号館）オープン。
- 2005年（平成17年）6月25日 - 神奈川県横浜市中区のみなとみらい地区（新港11-3街区）に「横浜みなとみらい 万葉倶楽部」（8号館）オープン。タカハシ計画（有）より源泉及び温泉ターミナルを購入。
- 2010年（平成22年）7月23日 - 兵庫県神戸市に「神戸ハーバーランド温泉 万葉倶楽部」（9号館）オープン。
- 2011年（平成23年）4月20日 - 国道16号の拡張に伴い閉鎖していた「東京・湯河原温泉 万葉の湯」（1号館）が全面建て替えを行いリニューアルオープン。
- 2011年（平成23年）7月15日 - 北海道千歳市の新千歳空港国内線ターミナルビル内にフランチャイズ「新千歳空港温泉 万葉の湯」（10号館）オープン。
- 2012年（平成24年）7月 - ジャンボーホールディングス株式会社と万葉倶楽部株式会社が合併、万葉倶楽部株式会社となる。
- 2012年（平成24年）12月 - 万葉倶楽部株式会社代表取締役社長に高橋理氏就任。
- 2014年（平成26年）4月 - 「新千歳空港温泉 万葉の湯」のフランチャイズ契約解消。
- 2016年（平成28年）3月4日 - 豊洲市場・千客万来施設事業の事業予定者として東京都より決定を受ける。
万葉の湯・万葉倶楽部（温泉施設）
各館の営業時間は午前10時を起点とした24時間営業（一部施設は午前9時から午前10時までの23時間営業）。早朝入館（朝風呂）では、割安の料金設定も実施されている。また、深夜3時を過ぎると追加料金。翌日9時をすぎる一時間ごとの追加料金で最大2日間滞在することができる。多くの施設で源泉の湯をタンクローリーで輸送して使用する、いわゆる「運び湯」と呼ばれる方式を採用している。また、日帰り入浴の他に無料の休憩スペースはもちろんのこと、別料金で宿泊設備や個室、家族風呂等を設けている施設も多い。
- 東京・湯河原温泉 万葉の湯
- 東京都町田市鶴間1685-2に位置する。2011年4月に全面建て替えのリニューアルオープン。
- 小田原お堀端 万葉の湯
- 神奈川県小田原市栄町1-5-14に位置する。湯河原温泉の湯を使用。
- 博多 由布院・武雄温泉 万葉の湯
- 福岡県福岡市博多区豊2-3-66に位置する。由布院温泉および武雄温泉の湯を使用。
- 北海道 ふとみ銘泉 万葉の湯
- 北海道石狩郡当別町太美町1695に位置する。
- はだの・湯河原温泉 万葉の湯
- 神奈川県秦野市河原町2-54に位置する。
- 旭川高砂台 万葉の湯
- 北海道旭川市高砂台1丁目1-52に位置する。二股ラヂウム温泉の湯を使用。
- 沼津・湯河原温泉 万葉の湯
- 静岡県沼津市岡宮1208-1（沼津ぐるめ街道沿い）に位置する。建物1階部分は飲食店などが入った「沼津ぐるめ街道の駅 竜宮海鮮市場」。
- 横浜みなとみらい 万葉倶楽部
- 神奈川県横浜市中区新港2-7-1に位置する。湯河原温泉および熱海温泉の湯を使用。
- 神戸ハーバーランド温泉 万葉倶楽部
- 兵庫県神戸市中央区東川崎町1-8-1（プロメナ神戸の7F–16F）に位置する。
過去に運営していた施設（温浴施設）
- スパ・リゾート リバティ（旧 天然温泉 千亀利の湯 クアオルトリバティー 泉州健康センター）
- 大阪府岸和田市並松町25番17号に位置していた。1988年3月オープン、2012年2月29日閉館。
- 新千歳空港温泉 万葉の湯
- 北海道千歳市美々987－22（新千歳空港国内線ターミナルビル4F–6F）に位置する。2011年7月15日オープン、2014年4月末をもって万葉の湯系列を外れ「新千歳空港温泉」に変更。
万葉たび倶楽部（万葉グループ施設）
万葉倶楽部では旅館・ホテル等の買収を進めており、リゾート宿泊施設のネットワーク「万葉たび倶楽部」として以下の施設を展開している。詳細は万葉たび倶楽部の「公式サイト」を参照のこと。
- 熱海温泉 ホテル・サンミ倶楽部
- 伊豆長岡温泉 ニュー八景園
- 焼津・ホテル三景園
- 箱根湯本温泉 天成園
- ニューウェルシティ 湯河原
- 昭和倶楽部
番組スポンサー
テレビ
ラジオ
- 徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー（ニッポン放送） - 2010年7月放送開始のラジオ番組の1コーナー『私だけの記念日』のコーナースポンサー契約をしている。
関連項目
脚注・出典
注釈
出典
- ^ 万葉倶楽部・高橋弘会長 写真ＤＰＥチェーンを築き、温浴事業へと大胆な転換（ZAKZAK 2014年5月13日）
- ^ 千客万来施設事業（6街区）事業予定者の決定（東京都中央卸売市場プレス発表ページ 2016年3月4日）
- ^ 豊洲市場・施設事業者 再公募で万葉倶楽部に（東京新聞 2016年3月5日 朝刊）
- ^ 豊洲新市場に温泉登場で大江戸温泉とのバトル勃発!?（週刊ダイヤモンドオンライン 2016年3月24日）
