リョービ
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 |
726-8628 広島県府中市目崎町762番地 |
設立 |
1943年12月16日 (株式会社菱備製作所) |
業種 | 非鉄金属 |
法人番号 | 8240001034478 |
事業内容 | ダイカスト製品、印刷機器、パワーツール、建築用品 等 |
代表者 |
代表取締役会長 浦上浩 代表取締役副会長 吉川進 代表取締役社長 浦上彰 |
資本金 | 184億72百万円 |
売上高 |
単体923億円、連結1,259億円 (2010年3月期) |
純資産 |
単体614億円、連結679億円 (2010年3月) |
総資産 |
単体1,400億円、連結1,739億円 (2010年3月) |
従業員数 | 2,130人(2010年3月) |
決算期 | 3月末日 |
主要子会社 | 東京軽合金製作所 他 |
外部リンク | www.ryobi-group.co.jp |
リョービ株式会社は、広島県府中市に本社を置く企業である。世界的なダイカストトップメーカーである。
企業理念は「技術と信頼と挑戦で、健全で活力にみちた企業を築く」。コーポレートメッセージは「くらしごこちがテーマです。」
概要
社名は創業当時からの本社所在地の府中市が旧備後国であり、さらに近接の岡山県西部が備中と呼ばれることと、発足当時は三菱電機福山製作所の下請けであったため、「両備」と「三菱」を掛けて「菱備(りょうび)製作所」と名付けた。その後、創業社長の急逝により、後を継いだ現会長によりCIが実行され「RYOBI」となった。
なお両備バスを中心とする両備ホールディングスなどの両備グループとは関係がない。
1944年からダイカスト製品を製造し、その後、印刷機器、釣具、パワーツール、建築用品、ドアクローザー、ゴルフクラブなどの製造・販売を行っていた。
釣具・ゴルフクラブなどの製造・販売については、釣具は2000年に上州屋へ営業譲渡、ゴルフ用品は2002年に事業撤退した。
ゴルフクラブの製造販売を手掛けていたことからスポーツ関係のスポンサーを務めることが多く、広島東洋カープの本拠地に広告を出したほか、読売ジャイアンツ、中日ドラゴンズ、阪神タイガース、横浜ベイスターズの本拠地球場にも1990年代まで広告を提供し、プロ野球中継の影響もあり1980年代からは全国に名前が知られるようになり、全国区の企業となった(後楽園球場→東京ドームには1999年まで、ナゴヤ球場→ナゴヤドームには1998年まで)。
主な拠点
沿革
- 1943年12月16日 株式会社菱備製作所を設立。
- 1944年 ダイカスト製品の製造・販売を開始。
- 1962年 蒲原工場(現・静岡工場)の操業を開始。
- 1973年 リョービ株式会社に商号変更。
- 2000年9月30日 不採算事業の見直しにより、釣具事業を株式会社上州屋へ譲渡。譲渡に際し、上州屋がリョービから商標使用許諾を受けて、「RYOBI(リョービ)」ブランドの釣具の製造・販売・アフターサービスを行っている。
- 2002年5月31日 不採算事業の見直しにより、ゴルフ用品の製造・販売を終了(アフターサービスは2008年3月末に終了)。
テレビコマーシャル活動
エピソード
- 推理作家の内田康夫はCM制作会社を経営していた時、リョービの広告を手掛けていたため、府中のリョービ本社を度々訪れた。この時、現在の会長で当時重役だった浦上浩から聞いた当地・備後地方に伝わる後鳥羽天皇に纏わる伝承を素に創作したのが、商業デビュー作『後鳥羽伝説殺人事件』である。この作品は浅見光彦が初登場する内田の出世作としても知られる。浦上はこの前作である『本因坊殺人事件』の主人公の名前に使われている[1]。
TV番組での紹介
脚注・出典
- ^ 『後鳥羽伝説殺人事件』p300 1996年2月(角川春樹事務所)
- ^ TBS がっちりマンデー
関連項目
- 東京軽合金製作所 - リョービのグループ企業。
- 上州屋 - リョービブランドの釣具の製造・販売を行っている会社。
- MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 - 旧広島市民球場時代からバックネット裏のスポンサーを継続中。
- 読売新聞グループ本社 - 東京ドームを本拠地にしている巨人の親会社にあたる。
- 星野仙一物語 〜亡き妻へ贈る言葉 - ドラマの中でリョービの広告が登場する。なお、星野仙一は広島県の隣県の岡山県の出身である。