VICTAS

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ヤマト卓球株式会社
YAMATO TAKKYU co.,LTD.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
556-0011
大阪府大阪市浪速区難波中3丁目6番3号
設立 1931年昭和6年)5月
法人番号 1120001022666 ウィキデータを編集
事業内容 T.S.P.、VICTAS及びアスト-ル商標の卓球用品国際卓球連盟公認
日本卓球協会指定球TSPアスト-ル卓球ボール
その他の日本卓球協会公認の卓球ラケット、ラバ-、卓球台
その他卓球及び卓球 用具及び卓球用服装の製造販売。
代表者 松下浩二代表取締役社長
資本金 90,000,000円
従業員数 60名
決算期 毎年 3月
関係する人物 鈴木 教之(創業者)
外部リンク http://www.tsp-yamato.com/ (日本語)
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ヤマト卓球株式会社は、日本大手の卓球用品総合メーカー。愛称・ブランド名はTSP(ティーエスピー)とVICTAS(ビクタス)。 本社は大阪府大阪市浪速区難波中3-6-3。2015年現在の社長は松下浩二


沿革

  • 1931年5月 - 東京府北豊島郡王子町(現・東京都北区王子)に「鈴木セルロイド工業所」を鈴木教之が個人創業する。
    • 主に卓球ボールの製造販売をしていた。
  • 1938年4月 - 大阪府大阪市東成区腹見町に工業所を移転。
  • 1947年7月 - 販売部門の強化のため、大阪府大阪市北区永楽町に「株式会社ヤマト商会」を設立。
  • 1950年4月 - 製造部門の強化のため、大阪府大阪市東区(現・中央区)黒門町に「ティエス工業株式会社」を設立。
  • 1951年11月 - 大阪府大阪市天王寺区上本町5丁目に「大阪卓球センター」を竣工。
    • 卓球台14台を設置。当時は、アジア一の規模を誇る卓球場だった。
  • 1952年5月 - 「株式会社ヤマト商会」を「ティエス工業株式会社」に吸収合併。
    • 製造販売への業務拡張となる。
  • 1956年10月 - 製造していた卓球ボールが、ITTFに公認された。これは日本のメーカー初の快挙だった。
  • 1959年4月 - 「ヤマト工業株式会社」を設立。本店を大阪市天王寺区上本町5丁目とした。鈴木教之が社長就任。「ティエス工業株式会社」を敬称。
  • 1966年10月 - 社名を「ヤマト工業株式会社」から「ヤマト卓球株式会社」に改称。
  • 1970年8月 - ITTF公認ワ-ルドカップ卓球大会に参加。
  • 1970年9月 - 大阪市浪速区難波中3丁目にヤマト卓球ビルを新築。
    • 実質上の本社機能を持っている。
  • 1984年
    • 4月 - 社長の鈴木教之が死去。
    • 5月 - 前社長の鈴木教之の妻、鈴木サザ子が社長就任。
  • 1990年5月 - ITTF公認、「TSPワ-ルドチ-ムカップ卓球大会」を日本で開催した。
  • 2010年1月 - 鈴木英幾が代表取締役社長を退任。松下浩二代表取締役社長に就任。[1]

事業所

かつての事業所

ブランドの特徴

TSP(ティーエスピー)
従来からのブランドで、VICTASブランドを立ち上げて以降は一般消費者向けをターゲットにした商品ラインナップとなっている。
VICTAS(ビクタス)
高品質、プロ仕様を謳っており、同社ではフラッグシップモデルに位置づけられている。

その他、韓国のブランドであるXIOMを取り扱っている。

脚注

関連項目

外部リンク