ノルウェージャンフォレストキャット
ノルウェージャンフォレストキャット | |
---|---|
ノルウェージャンフォレストキャット | |
原産国 | ノルウェー |
別名 |
スコッグキャッター(Skogkatter) スコウキャッター(Skaukatter) ノースク・スコッグキャット(Norsk Skogkatt) ノースク・スコウキャット(Norsk Skaukatt) |
愛称 | ウェジー(Weegie) |
各団体による猫種のスタンダード | |
CFA | スタンダード |
TICA | スタンダード |
FIFe | スタンダード |
AACE | スタンダード |
ACFA | スタンダード |
ACF | スタンダード |
CCA | スタンダード |
ノルウェージャンフォレストキャットはネコの品種のひとつである。長毛種。原産はノルウェー、スカンジナビア半島を中心とした北ヨーロッパで、非常に寒冷な気候でも適応している。ノルウェーでは、このネコはよく知られた存在で、スコッグキャッター“Skogkatter”もしくはスコウキャッター“Skaukatter”と呼ばれている。(“skog”と“skau”はどちらも「森」に対する言葉で、ノルウェーの方言によって語の形が異なる) また、このネコについてよく知る人は特性からノースク・スコッグキャット“Norsk Skogkatt”(文字通り、ノルウェーの森林ネコ)と呼ぶ。
概要
ノルウェージャンフォレストキャットは原産地域の寒冷気候への自然適合として起こった非常に古い種類の猫である。1930年代までは、普通の飼い猫以外の何ものとも考えられていなかった。少数のスコウキャッターは、ドイツのショーで観覧された。その後訪れた第二次世界大戦は、ノルウェーの未熟な猫のショー産業に突如としての終焉をもたらした。そして、この種類の存在は1970年まで忘れ去られていた。現在、アメリカ合衆国を含む数カ国でショーキャットとして飼育されている。1977年の最初の国際協会と国際猫連合ではじめて品種を受け入れる採択がなされた。
なお、彼らはメインクーンと長毛種のマン島の猫の先祖であるとか、人間がトルコから運んできたアンゴラと地元のショートヘアーの交配により誕生した等の説がある。
体格
ノルウェージャンフォレストキャットの毛皮は、寒さから保護するために厚手でふわふわとした二層状になっており、ふさのある耳と長いふさふさした尾を持っている。彼らのトータルシェル・キャリコなどの毛色の毛皮は、その外層が粗く内層の密度が高いために基本的に水を通さない仕組みである。体重は、成猫のオスは4.5~7.0kgほどで、メスがそのおよそ半分くらいの3.5~5.5kgで比較的大きめである。後脚は、前足より長い。 彼らは人間との交流を楽しむ、非常に知的で遊び好きな猫である。彼らの愛称の「ウェジー」“Wegie”は、ノルウェー語の言葉を短縮された言葉で、アメリカで呼ばれたことが発祥である。
特性
ノルウェージャンフォレストキャットは、メインクーンの様に、知的で強く、お茶目な品種である。 寒冷な環境によく適し、高貴なハンターの面を持つ。 また、屋外を非常に好み、人とじゃれあうことをとても楽しむ。 他の飼い猫と交流を持つと、ときどきそこへ行く。とても忍耐強く、簡単な圧迫に屈さない。屋外の彼らは木によじ登ぼることで高い視点から周囲を理解するが、木に登ること自体も楽しむ。また、屋内においては、本棚や家電製品などの高いところに上ることを好み、こうした屋内での行為は、野性の名残であり、また、家の中での自身の地位をアピールするためのものと考えられる。
成長過程
1日目 | 1週 | 3ヶ月 | 8ヶ月 | 1年弱 | 1年半 |