スコット・ファーディー
生年月日 | 1984年7月5日(39歳) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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出身地 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
身長 | 1.98 m (6 ft 6 in) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
体重 | 116 kg (18 st 4 lb) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ラグビーユニオンでの経歴 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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スコット・ファーディー(SCOTT FARDY、1984年7月5日 - )は、オーストラリア出身[1]のラグビー選手。2015年度現在、スーパーラグビーのブランビーズに所属する。ポジションはロック。かつてはフランカーをやっていた。
略歴
バーレンジョイ高校卒業後、2008年、スーパーラグビーのフォース(豪州パース)に加入。1シーズンプレーした。
2009年(平成21年)、トップイーストリーグ1部の釜石シーウェイブス(岩手県釜石市)に加入[2]。同年9月13日に行われた同リーグ第1節のセコムラガッツ戦に先発出場し、日本での公式戦初出場を果たした[3]。同リーグでは3シーズンプレーした。
2012年、スーパーラグビーのブランビーズ(豪州キャンベラ)に加入。
2013年、オーストラリア代表(愛称:ワラビーズ)に初選出された[4]。
2015年、ラグビーワールドカップ2015のオーストラリア代表に選出された[5]。
人物・エピソード
2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)において、所属する釜石シーウェイブスの本拠地・釜石市が壊滅的被害を受けた。東京電力福島第一原子力発電所事故[注 1]の発生を受け、3月16日にはアメリカ合衆国政府が同原発から半径50マイル(約80km)の範囲からの退避を勧告し[6][7]、オーストラリアも同様の勧告をした[8]。またオーストラリアは、岩手県を含む被災地等[注 2]への旅行自粛を促し[9]、さらに東京および以北にいる自国民に退避の検討を呼びかけた[10]。プロ野球やJリーグなどに所属する外国人選手が一時帰国する中、オーストラリア大使館員が避難するかどうか訊きにわざわざ同市まで来たが、同チームに所属するピタ・アラティニ(ニュージーランド出身)らと共に日本に残ると決め、同市等でのボランティア活動などを積極的におこなった[11][12][13]。
脚注
注釈
出典
- ^ 選手情報(日本ラグビーフットボール協会)
- ^ 2009年度選手名鑑(釜石シーウェイブス)
- ^ ジャパンラグビートップイーストリーグ 第1節(関東ラグビーフットボール協会)
- ^ ファーディ選手がオールブラックス戦先発に!
- ^ <RWC2015> "被災地代表" スコットファーディー選手、ワールドカップイングランド大会へ挑む!
- ^ 米政府、自国民に原発半径80キロ圏内からの退避勧告(ロイター 2011年3月17日)
- ^ 特集 福島原発事故をめぐる動向 【アメリカ】 福島原発事故を巡る公聴会 (PDF) (国立国会図書館調査及び立法考査局「外国の立法」 2011年5月)
- ^ 外国なぜ続々避難? 福島3号機は猛毒プルサーマル(J-CAST 2011年3月18日)
- ^ Safety Information of Japan Update As of 26 April 2011 (PDF) (厚生労働省)
- ^ 東北地方太平洋沖地震について(その 11) (PDF) (東京海上日動リスクコンサルティング 2011年3月27日)
- ^ 「仲間のために」釜石に残った外国人ラガーメン2人 豪大使館が称賛(産経新聞 2011年5月17日)
- ^ 釜石で被災した豪代表ファーディー、人生を変えた体験を語る(フランス通信社 2015年10月14日)
- ^ 特集 震災復興 被災地で活躍する外国人(仮訳)(政府広報「Highlighting JAPAN」May 2011)