ジャパン・フィギュア団体戦

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ジャパン・フィギュア団体戦
Japan Super Challenge
イベントの種類 スポーツイベント
正式名称 ION Kesho ジャパン・フィギュア団体戦
旧イベント名 nikko am New Year Figure Japan Super Challenge
開催時期 毎年1月
初回開催 2007年1月4日
会場 ビッグハット(長野開催)
日本ガイシアリーナ(名古屋開催)
主催 東海テレビ放送
長野放送(長野開催時)
協賛 -現在-
トヨタ自動車(第1回~)
明電舎(第1回~)
オリンパスイメージング(第2回~)
イオン化粧品(第4回)(特別協賛)
-過去-
日興アセットマネジメント(第1回~第2回)(特別協賛)
日本メナード化粧品(第1回~第2回)
中央酪農会議(第1回~第2回)
企画制作 東海テレビ放送
公式サイト
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Japan Super Challenge

ジャパン・フィギュア団体戦
ジャンル スポーツ
製作
制作 東海テレビ放送
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2007年1月4日
公式サイト

特記事項:
2013年
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ジャパン・フィギュア団体戦」(ジャパン・フィギュアだんたいせん)は、フィギュアスケートエキシビションマッチ東海テレビ放送が企画・制作し、毎年1月に開催する。

概要

2006年まで、東海テレビナゴヤドームにおいてプロ野球選手がゲームで競い合う「プロ野球オールスタースーパーバトル」を放送していた。しかし、プロ野球中継の視聴率が低迷したことと、フィギュアスケート人気が高まったことを受け、本大会を設置した[要出典]

2007年に「nikko am New Year Figure Japan Super Challenge」(ニッコウ・アセットマネジメント・ジャパン・スーパー・チャレンジ)のタイトルでスタート。以来毎年東海テレビ放送が主催して1月初旬に開催されている(長野での開催時には長野放送も主催に加わった)。大会は二部構成で行われ、第一部は主催者に招待された日本選手がエントリーしてエキシビションプログラムにより順位を競うエキシビションマッチを行い、第二部では海外選手がゲストとして順位や採点の対象外でエキシビションプログラムを披露する。ISU公式競技会ではなく、競技内容や採点方法も独自の形態であり、競技会というよりも勝敗のあるアイスショーである。実際、競技と同じプログラムを滑った選手もいる一方で、審査員にスケートで削れた氷を固めて作ったミニ雪ダルマをプレゼントしたり、さまざまな小道具で演出を試みたり、ペットを連れて登場するなど、思い思いに趣向を凝らしてアピールする選手も見られる。

2010年バンクーバーオリンピックの開催直前時期に当たることから日本スケート協会の判断で開催を見送ったが、2011年は2年ぶりに開催された。

なお、第1回からスポンサー協賛していた日興アセットマネジメントが2008年でスポンサーを撤退したため、2009年はスポンサー冠なしの「Japan Super Challenge」(ジャパン・スーパー・チャレンジ)にタイトルが変更された。2011年よりイオン化粧品が特別協賛となり、タイトルも「ION Kesho ジャパン・フィギュア団体戦」と改めて開催されている(英文表記は引き続き「Japan Super Challenge」を使用)。

競技内容

第1回(2007年)

2007年1月4日、長野市ビッグハットで開催。

男女別の個人戦で行われた。 出場選手はエキシビションプログラムを行う(競技用プログラムでも可)。各選手の演技が終わるごとにただちに審査を行い、順位は5人の審査員のつけた点数の合計(100点満点)で決定される。審査員はフィギュアスケート経験者3名と非経験者2名がおり、それぞれ持ち点は20点で、経験者は「表現力」「アグレッシブ性」の2項目(各項目10点)、非経験者は「演出効果」「会場との一体感」の2項目(各項目10点)を審査する。

第2回(2008年)

2008年1月11日、名古屋市日本ガイシアリーナで開催。

2チームによる団体戦で行われ、演技中でない選手もリンク脇の特別席でチームメイトを応援するスタイルをとった。 出場選手はエキシビションプログラムを行う(競技用プログラムでも可)。審査員の採点と観客の投票の合計点で勝利を争った。

  • 「チーム・ドリーム」 270点
浅田真央浅田舞鈴木明子押川ロアンナ紗瑠小塚崇彦南里康晴佐々木彰生
  • 「チーム・アーティスト」 230点
高橋大輔安藤美姫中野友加里武田奈也水津瑠美中庭健介羽生結弦

第3回(2009年)

2009年1月9日、名古屋市の日本ガイシアリーナで開催。

第2回同様、2チームによる団体戦で行われた。途中3回審査タイムがあり、毎回観客の押しボタン(200点)と審査員の採点(100点×3名)の計500点を各チームに振り分ける。3回の審査で計1500点を振り分け、得点の多いチームが勝利。

  • 「チーム・ブルー」 752点
織田信成、安藤美姫、鈴木明子、南里康晴、今井遥川原星
  • 「チーム・レッド」 748点
浅田真央、中野友加里、小塚崇彦、中庭健介、羽生結弦、佐藤未生

第4回(2011年)

  • 2011年1月7日、日本ガイシアリーナで開催。

第3回同様、2チームによる団体戦で行われた。途中3回審査タイムがあり、毎回観客の押しボタン(200点)と審査員の採点(50点×4名)の計400点を各チームに振り分ける。3回の審査で計1200点を振り分け、得点の多いチームが勝利。

  • 「チーム・レッド」 603点
安藤美姫、髙橋大輔、羽生結弦、鈴木明子庄司理紗宇野昌磨
  • 「チーム・ブルー」 597点
織田信成、浅田真央、村上佳菜子町田樹木原龍一加藤利緒菜

第5回(2012年)

  • 2012年1月6日、日本ガイシアリーナで開催。

第4回同様、2チームによる団体戦で行われた。途中3回審査タイムがあり、毎回観客の押しボタン(200点)と審査員の採点(50点×4名)の計400点を各チームに振り分ける。3回の審査で計1200点を振り分け、得点の多いチームが勝利。

  • 「チーム・レッド」 602点
浅田真央、小塚崇彦、村上佳菜子、町田樹、日野龍樹松野真矢子
  • 「チーム・ブルー」 598点
髙橋大輔、安藤美姫、羽生結弦、鈴木明子、宮原知子本田太一

第6回(2013年)

  • 2013年1月8日、日本ガイシアリーナで開催。

第5回同様、2チームによる団体戦で行われた。途中2回審査タイムがあり、毎回観客の押しボタン(200点)と審査員の採点(50点×4名)の計400点を各チームに振り分ける。2回の審査で計800点を振り分け、得点の多いチームが勝利。

  • 「チーム・ブルー」 409点
髙橋大輔、羽生結弦、無良崇人、鈴木明子、日野龍樹、坂本花織
  • 「チーム・レッド」 391点
浅田真央、織田信成、町田樹、村上佳菜子、宮原知子、山本草太

2014年・2015年の放送見送り

  • 2014年の当番組放送はソチ冬季オリンピック大会の兼ね合いで日本スケート協会が開催できないと判断し、見送られた。代替として東海テレビは単発のバラエティー特番を制作、日曜16:05-17:20枠で放送した。(2月2日に放送済)
  • 2015年は本来なら第7回の開催予定だったが、2014年12月開催の「全日本フィギュア選手権」で町田樹の現役引退や織田信成の現役卒業、浅田真央の休養(本人はまだ現役卒業と発言していない)などで次世代のフィギュア選手発掘が日本スケート協会の責務となりチーム分けするのに必要な選手の確保が難しいのと「四大陸フィギュア選手権」の日程との兼ね合いでこの年も見送られた。代替として東海テレビは「裸のお付き合いバラエティあぁしあわ銭湯[1]の単発バラエティー番組を制作、日曜16:05-17:20枠で放送した。(2月1日に放送済)

テレビ放送について

フジテレビ系列で全国放送される。2009年までは1983年開始の「プロ野球12球団対抗新春リレーマラソン」以来続いた新春のスポーツ中継を引き継ぐ形で放送されてきたが、大会が再開された2011年以降は2月に放送されている。

2010年以降の東海テレビ制作全国ネット新春特番

2010年以降、東海テレビ制作の全国ネット新春特番は本番組に代わり、以下の番組が放送されている。いずれも1月4日に放送された。

関連項目

外部リンク

東海テレビ 新春スポーツイベント
前番組 番組名 次番組
nikko am New Year Figure Japan Super Challenge

Japan Super Challenge

ION Kesho ジャパン・フィギュア団体戦
-
東海テレビ・フジテレビ系 新春ネット特番
プロ野球オールスタースーパーバトル
(~2006年)
nikko am New Year Figure Japan Super Challenge

Japan Super Challenge
新春ドラマスペシャル
(2010年・2011年)
  1. ^ http://www.tokai-tv.com/shiawasentou/