ケンドリック・パーキンス

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ケンドリック・パーキンス
Kendrick Perkins
ニューオーリンズ・ペリカンズ  No.5
ポジション センター
基本情報
愛称 Perk
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1984-11-10) 1984年11月10日(39歳)
出身地 テキサス州ネーダーランド
身長 208cm (6 ft 10 in)
体重 127kg (280 lb)
キャリア情報
出身 クリフトン・J・オゼン高校
(テキサス州)
ドラフト 2003年 27位
選手経歴
2003-2011
2011-2015
2015
2015-
ボストン・セルティックス
オクラホマシティ・サンダー
クリーブランド・キャバリアーズ
ニューオーリンズ・ペリカンズ
受賞歴
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

ケンドリック・パーキンスKendrick La´Dale Perkins1984年11月10日 - )はアメリカ合衆国テキサス州ネーダーランド出身のバスケットボール選手。NBAニューオーリンズ・ペリカンズに所属している。身長208cm。体重120kg。ポジションはセンター

経歴

テキサス州ボーモントにある高校に進学、在学中に高校を郡のチャンピオン、州のチャンピオンに導いた。最終学年時には1試合平均27.5得点、16.4リバウンド、7.8ブロックをマーク、チームは33勝1敗だった。彼はファンやマスコミに「ベビー・シャック」と呼ばれた。マクドナルド・オールアメリカンにも選ばれた。メンフィス大学への進学が内定していたが2003年のNBAドラフトにアーリーエントリー。1順目27位指名をメンフィス・グリズリーズから受けたがすぐにマーカス・バンクスと共にトロイ・ベルダンテ・ジョーンズとのトレードでセルティックスに入団した。

ルーキーイヤーの出場は10試合のみで1試合平均3.5分の出場という苦いものとなった。2年目の2004-05シーズンは60試合に出場、平均出場時間は9.1分であったがセルティックスの中でもタフなディフェンスをする選手として知られるようになった。2005年のインディアナ・ペイサーズとのプレーオフ第6戦でポール・ピアースが退場となる直前に得たフリースローを相手ヘッドコーチのリック・カーライルから指名され[1]2投したがいずれも失敗、試合はオーバータイムにもつれるといったことがあった[2]。サマーキャンプでの努力によって3年目の2005-06シーズンから当時主力選手だったアントワン・ウォーカーの移籍などもありヘッドコーチのドック・リバースよりプレイタイムを多くもらえるようになりローテーション入りした。出場した68試合中40試合では先発出場を果たし、平均19.6分出場、5.2得点、5.9リバウンド、1.5ブロックの成績を残す。マーク・ブラウントミネソタ・ティンバーウルブズに移籍すると先発のセンターとしてプレイした。4年目の2006-07シーズンには平均出場時間を21.9分まで伸ばすが、1年後輩のアル・ジェファーソンの成長もあり個人成績は下降した。

2007-08シーズン開幕前、セルティックスは大型補強でシアトル・スーパーソニックスレイ・アレンミネソタ・ティンバーウルブズケビン・ガーネットを獲得。この二人とエースのポール・ピアースのビッグ3を支え、シーズンを通してスターターの座をキープ。プレーオフでも自分の仕事を着実にこなし、ファイナル制覇に貢献した。

08-09シーズンもインサイドの要として目立たないながらもチームを支え続け、1試合平均8.5得点、8.1リバウンド、2.0ブロックという成績を残した。終盤にガーネットが故障で離脱し、パーキンスへの負担はさらに増したが、プレーオフでは1試合平均11.9得点、11.6リバウンド、2.6ブロックとシーズン中よりもさらに成績を伸ばし、オーランド・マジックとのカンファレンスセミファイナルでは、マッチアップしたドワイト・ハワードを平均16.4得点に抑えディフェンス力を示した(ハワードのシーズン平均は20.6得点)。

2011年2月24日、ネイト・ロビンソンと共に、ジェフ・グリーンネナド・クリスティッチとの交換トレードにより、オクラホマシティ・サンダーへ移籍した。

2015年2月19日、NBA内で一斉に行われた大型トレードでユタ・ジャズに放出された後、バイアウトで解雇され、2月24日にクリーブランド・キャバリアーズと契約。7月21日にニューオーリンズ・ペリカンズと1年契約を結んだ。

プレースタイル

オフェンスではゴール下を仕事場とし、外角からのシュートや大量得点は計算できないが、頑丈な体でのポジション取りやディフェンスなど、数字には残らないプレーを得意としている。ファウルが多いのが玉に瑕である。

脚注

  1. ^ その瞬間までパーキンスはその試合に出場していなかった。
  2. ^ この試合は最終的にセルティックスが制した。

外部リンク