ケイティ・ペリー

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ケイティ・ペリー
基本情報
出生名 Katheryn Elizabeth Hudson
別名 Katy Hudson
生誕 (1984-10-25) 1984年10月25日(39歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタバーバラ
ジャンル ポップポップ・ロックエレクトロ・ポップダンス・ポップ
職業 歌手ソングライター
担当楽器 ボーカルギター
活動期間 2000年 - 現在
レーベル Red Hill, Island, Columbia, Virgin
Capitol (現在)
事務所 Direct Management Group, Inc.
公式サイト KatyPerry.com

キャサリン・エリザベス・ハドソン(Katheryn Elizabeth Hudson、1984年10月25日 - )は、ケイティー・ペリーKaty Perry)の芸名で知られるアメリカ合衆国歌手ソングライターである。

生い立ち

カリフォルニア州サンタバーバラでキャサリン・エリザベス・ハドソンとして生まれた[1]。両親はペンテコステ派の牧師であり、2番目の子供として生まれ、姉と弟がいる[2]。子供の頃はサンタバーバラのレクリエーションホールでダンスを学び、プロのダンサーに指導を受けスウィング、リンディーホップ、ジルバを学ぶ[3]。15歳の時にロックバンドクイーンの名曲「キラー・クイーン」を聴き、音楽の道へ進むことを決意した。

子供時代に教会で歌い、10代でゴスペル音楽のキャリアへ進んだ。レッドヒル・レコード英語版契約し、2001年に、本名ケイティ・ハドソン名義でデビュースタジオ・アルバムケイティ・ハドソン英語版」を発売したが、商業的には成功しなかった。彼女は翌年、ロサンゼルスに移り、レッドヒルが事業を辞めた後、世俗音楽英語版に挑戦した。その後、音楽プロデューサーグレン・バラード英語版ドクター・ルーク英語版マックス・マーティンと仕事を始め、芸名をケイティ・ペリーとして、2007年4月キャピトル・レコードレコード契約英語版を結んだ。

2008年にシングル「キス・ア・ガール」(サッポー風なテーマで論争を巻き起こした曲)と「ホット & コールド」を含むポップ・ロック要素を持つ2枚目のアルバム「ワン・オブ・ザ・ボーイズ英語版」を発売し知名度が上がる。3枚目のアルバム「ティーンエイジ・ドリーム」(2010年)はディスコの要素を持ち、Billboard Hot 100で首位を獲得した「カリフォルニア・ガールズ」、「ティーンエイジ・ドリーム英語版」、「ファイアーワーク」、「E.T.英語版」、「ラスト・フライデイ・ナイト (T.G.I.F.)英語版」、最高3位を記録した「ワン・ザット・ゴット・アウェイ英語版」を含む。このアルバムは、マイケル・ジャクソンが「バッド」で達成した同一アルバムからの全米チャート1位獲得5曲の記録に並び、女性アーティストとして初の快挙となった。2012年3月、再発盤「ティーンエイジ・ドリーム〜コンプリート・コンフェクション〜英語版」を発売し、「パート・オブ・ミー英語版」と「ワイド・アウェイク英語版」の2曲を発表。2013年にポップとダンスに影響を受けた4枚目のアルバム「プリズム」を発売。彼女をVEVOで10億回の再生回数を達成した最初のアーティストに押し上げた曲「ロアー〜最強ガール宣言!英語版」と「ダーク・ホース英語版feat.ジューシー・J」を含んでいる。2017年に5枚目のアルバム「ウィットネス」を発売。

私生活

2006年にアメリカのバンド「ジム・クラス・ヒーローズ」の楽曲「Cupid's Chokehold」のミュージック・ビデオに出演した事がきっかけとなり、翌年より同バンドのヴォーカリスト、トラヴィー・マッコイ英語版と交際を開始する[4]。二人はかなり親密な関係にまで発展したが、2008年12月に破局した[5]。 2009年よりイギリスのコメディアンラッセル・ブランドと交際[6]FENDIのショーにツーショットで現れるなどし、MTVヨーロッパ・ビデオ・ミュージックアワードの司会を務めた際には、ラッセルが大ファンであるウェストハム・ユナイテッドFCのチームカラーに「RUSTY」とラッセルの名前の入った衣装を披露。2010年1月に婚約を発表し[7]、同年10月23日にインドで結婚した[8]。夫のラッセル・ブランドが英国人であることから、イギリス国籍も取得するつもりだったという[9]。 2011年12月裁判所に離婚調停を申し込み2012年2月正式に離婚。その後ジョン・メイヤーとの交際を経て、2016年ゴールデン・グローブ賞授賞式の関連パーティーをきっかけにオーランド・ブルームと交際を開始するも、2017年3月に双方の代理人より破局が発表された[10]が、 2018年9月にモナコで開催された「グローバルオーシャン」にオーランドと共にチャリティガラとして出席した。2人で仲良くレッドカーペットを歩き、公共の場で復縁した事を公表した[11]

2019年2月15日に自身のインスタグラムに花をかたどった婚約指輪とオーランドの写真をアップし、婚約を公表した[12]

Twitterフォロワー数は1.1億人を超えており、バラク・オバマ、ジャスティン・ビーバーに次ぎ3位である。

3月5日に最新曲「Never Worn White」をリリースし、同時に公開したミュージックビデオの中で妊娠を発表した[13]

2020年8月26日、女の子を出産、名前は デイジー・ダヴ・ブルーム (Daisy Dove Bloom)である[14]

パブリックイメージ

ペリーはセックスシンボルと見なされている。「GQ」は彼女を「完全に男性のファンタジー」[15]と書いているのに対し、「ELLE」は彼女の体を「まるで10代の少年が描くような」[16]と表現している。「ヴァイス英語版」は「まじめなポップスター/女性/セックスシンボル」と表現した[17]。彼女は、2010年に「マクシム」のホット100の1位に「世界で最も美しい女性」として選ばれた[18]。「メンズ・ヘルス英語版」は彼女を「2013年の最もセクシーな女性」に選んだ[19]。2010年11月、ペリーは、「ハーパーズ バザー」に対して、彼女が彼女の姿を誇り思い、満足していると話した[20]

ペリーのファッションには、ユーモア、鮮やかな色、食品関連のテーマ[21]、例えばペインティング・スパーティング・ドレスなどが組み込まれている[22]。「ヴォーグ」は彼女を「どんな分野でも凶悪なものや極端なものから恥ずかしがるようなことは決してない」[23]と書く一方で、「グラマー」は彼女を「クアークの女王(queen of quirk)」と名付けた[24]。2009年2月、ペリーは「Seventeen」に、自分のスタイルを「色々なものを組み合わせたもの」であると語り、彼女が彼女の服にユーモアを盛り込んだと述べた[25]。彼女はファッションのために自分自身を「多重人格」と表現している[20]。ペリーは、グウェン・ステファニーシャーリー・マンソンクロエ・セヴィニーダフネ・ギネスナタリー・ポートマン、架空の人物ロリータをスタイル・アイコンとして挙げている[26][27]

ソーシャルメディアでは、2013年11月にペリーはジャスティン・ビーバーTwitterフォロワー数を上回った[28]。2015年には、Twitterフォロワー数が最も多い人物としてギネス世界記録に認定された[29]。2017年6月にフォロワー数が1億人を突破した[30] 。「フォーブス」の著述家ドロシー・ポメランツは、ペリーのソーシャルメディアの使用法を称賛し、「ペリーはTwitterをうまく使い、ファンと話したり、面白い写真やビデオをペリーが最高の友達だと感じるように共有している」とコメントした[31]Billboardのキース ・ コーフィールドは、彼女が「彼女の魅力的なケイティキャッツ(ファンダムの名前)との間で絶大な人気を誇っているが、同じ目線でのやり取りをする稀な有名人」と述べている[32]

2011年、4,400万ドルの収益を上げ、経済誌「フォーブス」による「最も稼いでいる音楽界の女性」リストの3位[33]、2012年は4,500万ドルで5位に入った[34]。2013年に3,900万ドルで7位[35]、2014年は2,500万ドルで5位[36]。2015年は1億3500万ドルで、「最も稼いでいる音楽界の女性」リストと「世界で最も稼いでいるミュージシャン」ランキングの1位になり、2015年で最も有名な女性有名人として「フォーブス・セレブリティ100」の3位に入った[37]。この雑誌は、2016年に純資産が1億2500万ドルであると推定し[38] 、収入が4,100万ドルで「音楽界で最も高収入な女性」リストの6位に選んでいる.[39]

またケイティは4つのギネス世界記録の他に多くの賞を獲得しており、ブリット・アワードジュノー賞を受賞している。そして、経済誌「フォーブス」による「最も稼ぐ音楽界の女性」リストに含まれている。2016年の推定純資産は1億2500万ドル。彼女は世界で最も商業的に成功している音楽アーティストの1人である。映画では、2012年自叙伝ドキュメンタリーケイティ・ペリーのパート・オブ・ミー英語版」、2011年スマーフェット英語版役で「スマーフ」、2013年にその続編「スマーフ2 アイドル救出大作戦!」に声優として出演している。

ディスコグラフィ

2012年

受賞

出演

テレビ

映画

CM

来日公演

  • California Dreams TOUR 2011
  • U-EXPRESS 2014
    • 2014年3月2日、さいたまスーパーアリーナ
  • THE PRISMATIC WORLD TOUR 2015
  • WITNESS THE TOUR 2018
    • 2018年3月27日、さいたまスーパーアリーナ
    • 2018年3月28日、さいたまスーパーアリーナ

脚注

  1. ^ Duerden, Nick (2004年10月). “The Next Big Thing! Katy Perry”. Blender. 2008年6月19日閲覧。
  2. ^ Interview: Katy Perry - Hot N Bold - The Scotsman”. web.archive.org (2009年3月7日). 2022年2月28日閲覧。
  3. ^ Find Out What Influences Katy Perry's Cute Style!”. Seventeen (2009年2月5日). 2009年2月28日閲覧。
  4. ^ “Katy Perry's Boyfriend Timeline: 9 Relationships & Songs Inspired By Romance”. billboard. (2014年4月24日). https://www.billboard.com/photos/6069761/katy-perrys-boyfriend-timeline-9-relationships-songs-inspired-by-romance 2018年2月14日閲覧。 
  5. ^ “トラヴィス・マッコイとケイティ・ペリーが破局。”. bmr. (2009年1月14日). http://bmr.jp/news/54141 2018年2月14日閲覧。 
  6. ^ http://www.thesun.co.uk/sol/homepage/showbiz/bizarre/2666479/Lovebirds-Russell-Brand-and-Katy-Perry-pictured-for-first-time-on-date.html
  7. ^ “Russell Brand proposes to his American girlfriend Katy Perry”. Hello Magazine. (2010年1月6日). http://www.hellomagazine.com/celebrities/201001062689/russell-brand/katy-perry/engaged-wed/1/ 2010年1月6日閲覧。 
  8. ^ http://www.usmagazine.com/celebritynews/news/katy-perry-russell-brand-tie-the-knot-20102310
  9. ^ “Katy Perry looks plastic fantastic in latex as Teenage Dream tops album chart | Mail Online”. London: Dailymail.co.uk. (2010年9月7日). http://www.dailymail.co.uk/tvshowbiz/article-1309398/Katy-Perry-looks-plastic-fantastic-latex-Teenage-Dream-tops-album-chart.html 2010年9月14日閲覧。 
  10. ^ http://www.elle.co.jp/culture/celebgossip/katy-perry-orlando-bloom-split17_0301
  11. ^ https://www.elle.com/jp/culture/celebgossip/amp23481061/katy-perry-180927/
  12. ^ 【速報】ケイティ・ペリーとオーランド・ブルームが婚約! ELLE JAPAN(2019年2月15日)
  13. ^ “母親の勘は強し!ケイティ・ペリー、妊娠は「母にはわかっていた」”. http://www.mtvjapan.com/news/u3zm1q/200306-08 2020年3月8日閲覧。 
  14. ^ ケイティ・ペリー第1子出産!婚約者オーランド・ブルームと声明発表”. ライブドアニュース. 2022年3月5日閲覧。
  15. ^ Wallace, Amy (January 19, 2014). “Katy Perry's GQ Cover Story”. GQ. オリジナルのFebruary 7, 2014時点におけるアーカイブ。. http://www.gq.com/women/photos/201402/katy-perry-cover-story-february-2014 2014年2月6日閲覧。. 
  16. ^ Hudson, Kathryn (August 29, 2013). “Katy Perry: Elle Canada Interview”. Elle. オリジナルのFebruary 23, 2014時点におけるアーカイブ。. http://www.ellecanada.com/celebrity/celebrity-spotlight/katy-perry-elle-canada-interview/a/77774 2014年2月6日閲覧。. 
  17. ^ George, Kat (May 24, 2014). “Does Madonna Need Katy Perry More Than Katy Perry Needs Madonna?”. Vice. オリジナルのMay 27, 2014時点におけるアーカイブ。. http://noisey.vice.com/blog/does-madonna-need-katy-perry-more-than-katy-perry-needs-madonna 2014年5月29日閲覧。. 
  18. ^ “Katy Perry tops Maxim's Hot 100 list”. CNN. (2010年5月10日). オリジナルの2014年10月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20141022071906/http://marquee.blogs.cnn.com/2010/05/10/katy-perry-tops-maxims-hot-100-list/ 2014年10月21日閲覧。 
  19. ^ “The Hottest Women of 2013”. Men's Health. (January 2013). オリジナルのJune 22, 2017時点におけるアーカイブ。. http://www.menshealth.com/sex-women/hottest-women-2013 2014年4月29日閲覧。. 
  20. ^ a b Apodaca, Rose. “Katy Perry's Interview – Quotes from Katy Perry”. Harper's Bazaar. オリジナルのJanuary 10, 2014時点におけるアーカイブ。. http://www.harpersbazaar.com/fashion/fashion-photography/katy-perry-interview-1210 2014年2月6日閲覧。. 
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  22. ^ Menyes, Carolyn (July 12, 2012). “Katy Perry Asked to Ditch Hazardous Peppermint Bra”. Billboard. オリジナルのMay 29, 2013時点におけるアーカイブ。. http://www.billboard.com/articles/news/481674/katy-perry-asked-to-ditch-hazardous-peppermint-bra 2013年6月19日閲覧。. 
  23. ^ “Fashion Fireworks: Katy Perry's Best Performance Looks”. Vogue. オリジナルのDecember 21, 2013時点におけるアーカイブ。. http://www.vogue.com/vogue-daily/article/fashion-fireworks-katy-perrys-best-performance-looks/#1 2014年2月6日閲覧。. 
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  30. ^ Cirisano, Tatiana (June 16, 2017). “Katy Perry Becomes First to Hit 100 Million Twitter Followers”. The Hollywood Reporter. オリジナルのJune 16, 2017時点におけるアーカイブ。. http://www.hollywoodreporter.com/amp/news/katy-perry-becomes-first-hit-100-million-twitter-followers-1014285 2017年6月16日閲覧。. 
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  34. ^ Greenburg, Zack O'Malley (December 12, 2012). “The Top-Earning Women In Music 2012”. Forbes. オリジナルのDecember 12, 2012時点におけるアーカイブ。. http://www.forbes.com/sites/zackomalleygreenburg/2012/12/12/the-top-earning-women-in-music-2012/ 2012年12月12日閲覧。. 
  35. ^ Greenburg, Zack O'Malley (December 11, 2013). “The Top-Earning Women In Music 2013”. Forbes. オリジナルのDecember 14, 2013時点におけるアーカイブ。. http://www.forbes.com/sites/zackomalleygreenburg/2013/12/11/the-top-earning-women-in-music-2013/ 2013年12月11日閲覧。. 
  36. ^ Greenburg, Zack O'Malley (November 4, 2014). “The Top-Earning Women In Music 2014”. Forbes. オリジナルのNovember 27, 2014時点におけるアーカイブ。. http://www.forbes.com/sites/zackomalleygreenburg/2014/11/04/the-top-earning-women-in-music-2014/ 2014年11月27日閲覧。. 
  37. ^ 2015 Forbes rankings:
  38. ^ Greenburg, Zack O'Malley (June 2, 2016). “Katy Perry's Net Worth: $125 Million In 2016”. Forbes. オリジナルのJune 2, 2016時点におけるアーカイブ。. http://www.forbes.com/sites/zackomalleygreenburg/2016/06/02/katy-perrys-net-worth-125-million-in-2016/ 2016年6月2日閲覧。. 
  39. ^ Greenburg, Zack O'Malley (November 2, 2016). “The World's Highest-Paid Women In Music 2016”. Forbes. オリジナルのNovember 4, 2016時点におけるアーカイブ。. http://www.forbes.com/pictures/eeel45fhghh/6-katy-perry-41-milli/#5dbe81824789 2016年11月4日閲覧。. 

外部リンク


先代
スヌープ・ドッグ
MTVヨーロッパ・ミュージック・アワード 司会者
2008、2009年
次代
エヴァ・ロンゴリア