クイーンズゲイト

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クイーンズゲイトは、(2006年現在)アメリカフライング・バッファロー社が版権を持つ対戦型ゲームブックロストワールド』の日本展開版書籍である。

出版元はホビージャパン社であり、同時に他のさまざまな別組織・ブランドとのコラボレーション作品でもある。

ストーリー

(ホビージャパン社の公式ページから抜粋引用)

トレジャーハンターである少女アリスが開いてしまった禁断の秘法"クイーンズゲイト" 門の中から現れたのはいろんな世界の女戦士たちだった…!!

概要

『クイーンズゲイト』は、アメリカで発売されている『ロストワールド』シリーズのバリエーションとなるゲームブック作品のブランド名。

基本的にはホビージャパン社から発表されている『クイーンズブレイド』と同じ体裁・システムを持ったゲームブックである。登場キャラクター達がホビージャパン社以外のさまざまな別組織・ブランドによるものであるのが大きな特徴。複数の組織によるコラボレーション作品と言える。

ストーリーも上述のコラボレーションを生かすように「異世界への門であるクイーンズゲイトによって、異世界に存在するキャラクターがこの世界に現れた」という形をとっており、時代や世界観にとらわれない自由なキャラクター達が共存できる設定となっている。

本としての体裁は、『クイーンズブレイド』とほぼ同様となっているが、ここでも「それぞれ異世界の人物」であることを随所で表現している。例えば現代社会の住人であるアリスの本においては、ページ内の枠線やフォントがコンピュータを連想させるようなデザインとなっている。別の例では、江戸時代が舞台の『サムライスピリッツ』の登場人物であるいろはにおいては、巻物や毛筆風の表現が含まれる。

刊行データ

第1シリーズ(2007年11月30日刊行)
Nitroplusとのコラボレーション作品。
ぱすてるインク応援団とのコラボレーション作品。
第2シリーズ(2008年4月18日刊行)
SNKプレイモアとのコラボレーション作品。
第3シリーズ(2008年10月31日刊行)
SNKプレイモアとのコラボレーション作品。
第4シリーズ(2009年4月30日刊行)
アークシステムワークスとのコラボレーション作品。
第5シリーズ(2009年11月28日刊行)
SNKプレイモアとのコラボレーション作品。
第6シリーズ(2010年2月27日刊行)
テクモとのコラボレーション作品。
SNKプレイモアとのコラボレーション作品。
第7シリーズ(2010年4月30日刊行)
バンダイナムコゲームスとのコラボレーション作品。
第8シリーズ(2010年6月25日刊行)
吉野弘幸佐藤健悦チャンピオンREDと、聖痕のクェイサー製作委員会とのコラボレーション作品。
水城正太郎と、ホビージャパンコンスタン魔術学院とのコラボレーション作品。
第9シリーズ(2010年9月30日刊行)
すずきあきらNiθホビージャパンと、百花繚乱パートナーズとのコラボレーション作品。
第10シリーズ(2011年3月25日刊行)
NBGIとのコラボレーション作品。
第11シリーズ(2011年4月28日刊行)
すずきあきらNiθホビージャパンと、百花繚乱パートナーズとのコラボレーション作品。
第12シリーズ(2011年8月11日刊行)
アークシステムワークスとのコラボレーション作品。
第13シリーズ(2011年9月10日刊行)
NBGIとのコラボレーション作品。
第14シリーズ(2012年1月20日刊行)
BaseSonとのコラボレーション作品。
第15シリーズ(2012年3月17日刊行)
NBGIとのコラボレーション作品。
第15シリーズ(2016年6月刊行予定)
  • 美少女雀士 スーチーパイ ISBN
ジャレコとのコラボレーション作品。

登場人物

門を開く者 アリス
世界をまたいで活躍するトレジャーハンター。少女だが、頭脳明晰で博士級の古代文明の知識を持っており、グリップ部分がダガーと一体化した二挺拳銃と、尻と一体化しているムチを操るほか、遺跡から持ち帰ったアイテムを使って大人(ブーストVer.)に変身することもできる。
「クイーンズゲイト」を求めて行方不明になった、同じく冒険家であった母親を探しにクイーンズゲイトを探し当て、ゲイトの向こう側の世界へと旅立った。
- 植田佳奈
魔法少女 虹原いんく
萌える英単語 〜もえたん〜』のヒロイン。本作においても英語のレッスンを行っている。各ページのイラストには英単語とその単語を使用した例文が付記されているが、例文のいくつかはクイーンズブレイドのキャラクターをネタにしたものである。
なお、あくまでいんくは英会話のレッスンとして来ているため、相手の攻撃をかいくぐりながらレッスンを行なっている(いんく同士の対戦を除く)。
声 - 田村ゆかり
恩を返すもの いろは
サムライスピリッツシリーズ』からの登場人物。詳細はいろはを参照。
声 - 新堂真弓
紅の忍 不知火舞
餓狼伝説シリーズ』及び『ザ・キング・オブ・ファイターズシリーズ』からの登場人物。詳細は不知火舞を参照。
イラストの一つである「花魁変化」は、後にフィギュア化している。また、後に2PカラーVer.も発売された。
声 - 小清水亜美
運命の子 ディズィー
GUILTY GEARシリーズ』からの登場人物。詳細はディズィーを参照。
声 - 藤田佳寿恵
聖弓の射手 真鏡名ミナ
サムライスピリッツシリーズ』からの登場人物。詳細は真鏡名ミナを参照。
声 - 田中理恵
運命のくノ一 かすみ
デッドオアアライブシリーズ』からの登場人物。
密林の守護者 チャムチャム
サムライスピリッツシリーズ』からの登場人物。詳細はチャムチャムを参照。
声 - 喜多村英梨
格闘令嬢 リリ
鉄拳シリーズ』からの登場人物。詳細は鉄拳の登場人物を参照
声 - 佐藤利奈
赤銅の人形遣い カーチャ
聖痕のクェイサー』からの登場人物。
声 - 平野綾
一年A組委員長 服部絢子
いちばんうしろの大魔王』からの登場人物。
声 - 日笠陽子
覚醒せし剣姫 柳生十兵衛
百花繚乱 SAMURAI GIRLS』からの登場人物。
声 - 悠木碧
絡みつく孤高の刃 アイヴィー
ソウルキャリバー』シリーズからの登場人物。詳細はソウルキャリバーの登場人物を参照
声 - 冬馬由美
剣姫軍師 真田幸村
百花繚乱 SAMURAI GIRLS』からの登場人物。
蒼の継承者 ノエル=ヴァーミリオン
BLAZBLUE』シリーズからの登場人物。
声 - 近藤佳奈子
神速の封刃 タキ
ソウルキャリバー』シリーズからの登場人物。詳細はソウルキャリバーの登場人物を参照
 蜀の武神 関羽
 『恋姫無双』シリーズからの登場人物。詳細は
運命に翻弄される娘 ピュラ
ソウルキャリバー』シリーズからの登場人物。詳細はソウルキャリバーの登場人物を参照
 美少女雀士 スーチーパイ
 『アイドル雀士スーチーパイ』シリーズからの登場人物。

小説化作品

2009年3月よりメガミ文庫でアリスを主人公にした小説化作品が刊行されている。著者は沖田英次

ゲーム

クイーンズゲイト
スパイラルカオス
ジャンル シミュレーションRPG
対応機種 PSP
発売元 バンダイナムコゲームス
人数 1人
メディア UMD
発売日 2011年7月28日
対象年齢 CEROD(17才以上対象)
テンプレートを表示

クイーンズゲイト スパイラルカオス』は、2011年7月28日にバンダイナムコゲームスより発売されたシミュレーションRPG。

ゲームゲスト出演キャラクター

ペインキラー 琴音ちゃん
ペインキラー 琴音ちゃん』からの登場人物。イラストは井上純弌
声 - 小島めぐみ
愛の戦士 ワンダーモモ
ワンダーモモ』からの登場人物。イラストはぽよよん♥ろっく。
声 - 桃井はるこ
クイーンズブレイドシリーズ
前作『クイーンズブレイド スパイラルカオス』のキャラクターも登場。

ゲームオリジナルキャラクター

メインキャラクター
マジカルパティシエ まろん=まかろん
キャラクターデザイン - ぽよよん♥ろっく
声 - 中原麻衣
敵キャラクター
うさぎんアイドル ルーナ
キャラクターデザイン - 石田敦子
声 - 藤田咲
グラビティガンナー アイネ
キャラクターデザイン - 後藤圭二
声 - 金元寿子
戦場の死神 ヒュミナ
キャラクターデザイン - 古賀誠
声 - 水原薫
ニャンダフルパティシエ アリュッタ=カトゥス
キャラクターデザイン - ぽよよん♥ろっく
声 - 下田麻美
ギャル型モンスター
オードリィ プラム
キャラクターデザイン - Y人
声 - 松嵜麗
ラブリラ アニー
キャラクターデザイン - 大塚真一郎
声 - 山本彩乃
九尾の狐 天狐
キャラクターデザイン - 古賀誠
声 - たなか久美
剣竜鬼 ステラ
キャラクターデザイン - ムラナコ
声 - 阿久津加菜
照竜鬼 ティノ
キャラクターデザイン - ムラナコ
声 - 青木紀子
フェアリー シャルロット
キャラクターデザイン - 後藤圭二
声 - 五十嵐裕美

主題歌

オープニングテーマ「Mischievous of Alice
作詞 - YUI / 作曲・編曲 - 橘尭葉/ 歌 - 妖精帝國
エンディングテーマ「emergence」
作詞 - YUI / 作曲・編曲 - 橘尭葉/ 歌 - 妖精帝國

脚注

外部リンク